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# 60. ダイナーにて

時間は大きく過ぎて4時間後、日は傾きかけていた。

皆はダイナーへと集まり、M.A.C.S.の改造話しやコロニーの探索の報告をしあった。


「……ってわけでよ、ストライカーの特殊砲を付け替えたんだ。

 これでモンスターにより強いデバフを与えられるぜ!」


「私の指輪見てみてー!

 感情で色が変わるの!

 今は黄色だから…」


「腹減ってるんだろう」


とネイト。


「えへ、そうだねー!」


「あたしは医療器具をいくつか買っておいたわ。これで怪我しても大丈夫って言うわけではないけど、備えあれば憂いなしってね!」


皆それぞれの時間を過ごせたようである。


「よし、注文しようか」


待ってましたとメニューを見る。


「オレはバイオビーフガーガー(Bio Beef Burger)、3個な!」


「私はバイオルーチェ・フルーツタルト(Bio Luce Fruit Tart)をお願い!」


「あたしはオートバランス・ビタミンサラダ(Auto-Balance Vitamin Salad)、ワインも付けてちょうだい」


「俺は…ゼログラビティ・タコス(Zero-Gravity Tacos)をいただこう」


ここのコロニーのダイナーは、人間が注文を取りに来るのではなく、席に用意してあるタブレットで注文をするようになっている。


入力を終え、暫く経つと配膳ロボットが料理を運んでくる。

エチャリーのときもそうだったが、上部に液晶パネルで顔のような表情が映し出されている。

必要なものなのだろうか…。


ダイナーなどのいわゆる「外食」の値段は、一般的に240~320ヴェルくらいになる。

一般的な1食が40ヴェルほどと考えると6~8倍くらいとなり、結構高い。

ちなみにレーションはその種類にもよるがひとつ20ヴェル前後で、美味しさを追求しなければこれで十分である。


料理を食べながらキャシーが聞いてくる。


「この後どうするのー?

 どこへ向かっているとか!」


「そうだな、昨日も言ったんだが、ヤマトに向かおうと思っている。イースタン・リージョン最東端に位置しているかつて島国だったところで、WUC-M(World Unification Conference-METALCELL)の拠点があるところだ。メタルセル出身ならぜひ行きたいところだと考えている」


「ふーん、なるほどねー!」


「ヤマトにはあたしの家があるんだ。そんなに広くはないが、4人くらいならゲストルームがあるよ。

 フードディスペンサーもあるから、好きなものを食べられるよ!」


「やったぜ!」


とガッツポーズをするエヴィ。

メカと食欲で彼に勝てるものはいないだろう。


「その前に船に乗るんだがな」


それを聞いて、ガッツポーズのまま肩を落とす。


「今日は泊まっていくの?」


「ああ、そのつもりだ。

 移動は明日朝からにする。

 皆それぞれ休息をとってほしい」


皆それぞれ、宿泊先に向かった。


ネイトは、窓の外を眺めながら、疲れた体をベッドに横たえる前に一息ついていた。

コロニーの静けさが、ネイトの心を落ち着かせてくれる。

長い一日が終わり、やっと安らげる時間が訪れた。

彼の部屋で、パーソナルハンドヘルドコンピューターに触れながら次の日の準備をしていたが、どこかで冒険心がまだ残っているのを感じていた。

コロニーの夜の風景を見ながら、「明日こそ、何か新しい発見をしたいな…」と心の中で思った。そして目を閉じて眠りについた。


キャシーは、寝る前にパーソナルハンドヘルドコンピューターにあった読み物を読むことにした。普段はそういう頭を使うことはしない彼女ではあるが、たまにはこういうのもいいかな、と思い読んでいたのであった。

今日の疲れを感じつつも、心のなかでは次の挑戦に向けて既に準備が整っている自分がいた。


エヴィは軽く伸びをしてから、ベッドに体を横たえた。

今日一日は疲れたが、それと同時に充実感も感じていた。彼は仲間の前では気丈に振る舞い、明る見せていた。だが、その明るい態度の裏に、誰にも見せないようなしっかりとした決意と責任感を持っていた。

明日の計画がどうなるかは分からないが、それでも気にしない。

どんな状況でも冷静に対処できる自信があった。笑顔を浮かべながら、今日はもう何も考えずにリラックスしようと決めた。

明日もまた、挑戦的な一日になるだろうが、それを楽しむ余裕は持っていた。ふぅと軽くため息をついて目を閉じ、すぐに眠りに落ちた。


ドクターは寝る前に自分の医療キットをチェックしていた。探索隊の任務は予測不可能で、体調を崩す者や怪我をする者が後を絶たない。

彼女の役割は、そんな人々を治療し、明日への希望を与えることだ。自分の手が疲れているのはわかっていたが、それでも誰かを救うために働くことは彼女にとってのホコリだった。

ベッドに横になり目を閉じる。「明日はまた忙しい一日になりそうね」とつぶやきながら、安らかな眠りへと落ちていった。


読んでいただき、ありがとうございます!


拙い文章ですが、一生懸命考えて書いたつもりです。

もしよろしければ、ブックマーク・★★★★★・リアクション・評価などをいただけますと嬉しいです。


みなさまからの応援が、私の何よりのモチベーション維持となります。

頑張って書きますのでよろしくお願いしますm(_ _)m

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