# 100. Ghosts of the Heavy sand
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引き続き、一生懸命執筆していきますので、もしよろしければ、ブックマーク・★★★★★・リアクション・評価などをいただけますと嬉しいです。
少しずつ面白くなっていく…と思います!(精進します)
日が傾き、重砂に長い影が落ち始める。
いつの間にか全員が飲食スペースに集まっていた。
トランスポーターのジェネレータが一瞬不安定になる。
それを察知したエヴィがクルーに聞く。
「何かあったのか?」
「問題ございません。航行は順調です」
しかし、エヴィは何かを感じる。
メカニックとしての彼の直感は鋭く、繊細な違和感を察知できる。
「なにか変だと思わないか?」
エヴィはベルダに問いかける。
「き…気の所為だろう」
夜になり、船内のライトが点灯する。
しかし、端の方での照明がちらつき始める。
「メンテナンス不足かな?」
とエヴィがそれに気づく。
「あーいうのが一番気になるんだぜ!」
やがて、誰もいないはずの通路から足音が響くようになる。
「クルーか?」
とネイトが通路の方に目をやるが、誰もいない。
その時、ベルダがふと立ち上がる。
彼女の背後に…影が動いた。
「……ッ!」
普段冷静な彼女が、思わず身を引く。
アサシンである彼女の感がそうさせたのだ。
それを見てエヴィが言う。
「おい、ベルダ?
もしかしてビビってるのか?」
「バカ言うな。…ただの影だ」
深夜になり、日付が変わろうとしているところだった。
最初は気の所為だと思っていた異変がはっきりとしてくる。
船内ラジオからはノイズ混じりのうめき声が聞こえてきたり、船内モニターには時折何かしらの影が映る。
「こんなデジタルの時代に幽霊とは笑えるわね」
ドクターが皮肉っぽく笑いながら、モニターを指差す。
「クソ、こんなもの、信じるわけが…」
ベルダは額に汗を滲ませながら言うが、明らかに動揺している。
エヴィが軽く肩を叩く。
ひぃと小さく驚きながら、
「怖いなら怖いっていうんだぜ!」
「うるさい……!」
ネイトは異変を調べるため、いつもは入れない操縦デッキに来ていた。
ロックが掛かっていないのも不思議だし、デッキには誰もいないのも異常だ。
コンピューターを操作し、調査を進めると、トランスポーターの航行データに奇妙な点が見つかる。
「この船…、数年前に一度事故を起こしている。
その時に失踪した乗客が数名いるようだ…。
つまり、この騒ぎの正体は…?」
ネイトは偶然、古い制御プログラムを見つけた。
「ERROR! ERROR! ERROR!」
とコンソールに赤い文字で表示されていて、明らかに動作異常を起こしているようだった。
ネイトはそのプログラムをリセットした。
すると、奇怪な現象は次第に収まる。
エンジン音が正常に戻り、足音も影も、もう現れない。
「ただのシステムのバグで、ホログラムが投影されていたのか…?」
ネイトは皆に、
「もう大丈夫だ。心配いらない」
「も…もう大丈夫なんだな?」
ベルダはビビりまくっている。
こういう異常現象にはめっぽう弱いのだろう。
「ポーン!
ご搭乗の皆様。まもなくエコー・ベイに到着します。
お忘れ物、お間違いのないようにご利用くださいませ。ポーン!」
気がつけば朝になっていたようだ。
「やれやれ…」
とネイトはため息を付いて、ビークルに乗り込んだ。
それに続く感じで、皆もビークルに乗り込む。
読んでいただき、ありがとうございます!
拙い文章ですが、一生懸命考えて書いたつもりです。
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