『風見純子の養父にして、昭和40年代から活躍する伝説的ヒーロー』風見 洋/仮面ホッパーヴィクトリー3rd
【基本設定】
ダイヤモンド型の大地に人間とエルフを初めとする亜人種、竜や妖精等の魔物達が暮らしている地球とは似て非なる異世界『アルカディア大陸』。
遥か昔に『光の神ルクス・ソーリ』と『混沌の神アザリマラス』によって造り出されたとされるこの大陸は、千年に一度、『光の神』に選ばれた『勇者』と『混沌の神』に選ばれた『魔王』が出現し、大陸の支配者の地位をかけて戦い合う………というサイクルを繰り返していた。
そして一年程前………突如として大陸各地に49体の『魔王』が出現する『異変』が発生。アルカディア大陸の住民達を恐怖のどん底へと叩き込んだ。
異世界より勇者達が召喚され始めた時には、正気を失い人を襲う現地の人間や魔獣に変貌した現地生物が獲物を求めて徘徊し、『魔王』による大殺戮と大暴虐が罷り通る魔境と化してしまっていた。
※文化や世界観などの骨組みはオーソドックスな剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーを想定。
・『現地人』
異世界アルカディア大陸に暮らす住民達。種族は人間に限定されない。
『別の世界で一度死亡し、前世の記憶を保持したまま改めてアルカディア大陸に生まれてきた転生者』や『偶発的事故により異世界から転移してしまった者』も存在しているが、勇者や魔王のような加護や権能の類は授かっておらず、所持並びに使用可能な技能と武器は今世で獲得したものに限られる。
【名前】風見 洋/仮面ホッパーヴィクトリー3rd
【所属】現地人
【種族】異世界転移者/改造人間/日本人
【年齢】実年齢は70代(推定)、外見年齢は40代前半程度
【職業】専業ヒーロー
【性別】男
【外見】
バッタをモチーフに赤・白・緑の3原色で彩られたコスチュームに純白のマフラーを装着したヒーロー。
素顔は赤みがかった黒髪を短く切り揃え、青いポロシャツに白いジャケット&ズボンを着たイケオジ。
【趣味】毎朝のトレーニング、若いヒーローに特訓や訓練をつける事、ギター片手にたそがれながら歌う事
【好きなもの】愛と正義、人々の自由と平和、ヒーロー、今は亡き両親と妹、純子
【嫌いなもの】悪、優れた能力を私利私欲の為に使うヴィラン、弱いものイジメ
【性格】
『ヒーローとは人々に愛と正義と勇気を与える存在』と考えており、いついかなる時でもヒーローとしての心構えを忘れる事は無く、どんな時でも正々堂々と戦う事を信条としている。
亡き両親や妹の事を今もなお大切に思っており、養女である純子の事も血の繋がりの有無に関係なく『自分の娘』として大切に思っている。
イメージCV・宮内洋
一人称・公的場面では『私』、家族や友人の前では『俺or僕』、純子と相対している時は『父さん』
二人称・『君、お前、あんた』
純子からの呼び方・『義父さん』
【能力】
『改造人間』
ヒーローとしての能力。
『ヴィクトリー・トランスフォーム』の叫びと共に仮面ホッパー一号の『技巧』と仮面ホッパー二号の『気力』を受け継いだ3人目の仮面ホッパー『仮面ホッパーヴィクトリー3rd』に変身する。
主な武器は同じく仮面ホッパー一号・二号から託された専用バイク『ドラゴンフライ』と腰に装着されている怪人追跡用小型人工衛星『ヴィクトリーサテライト』。
主な必殺技は空中高くジャンプ&バック転をして放つキック『ヴィクトリーブレイク』。『きりもみ反転ブレイク』や『回転三段ブレイク』等々………様々なバリエーションが存在している。
仮面ホッパー一号・二号によって改造されたその体には、『ヴィクトリー3rd・78の秘密』と『8つの死の弱点』が隠されており、その全貌は彼自身も把握しきれていない。
また、改造された副作用で肉体の老化スピードが生身の人間よりも緩やかになっており、実年齢はすでに『70歳』を越えていながら、外見的には『40歳前半』くらいにしか見えない。
『ドラゴンフライ』
専用バイク。
英語で『トンボ』を意味するその名の通り、トンボをモチーフにしたオフロードタイプの大型バイク。
車体後部に『外付け時空転移装置』が装着されている。
『外付け時空転移装置』
アルカディア大陸への異世界転移の際に上記ドラゴンフライに装着した装置。
急ごしらえの為、行きと帰りの2回しか使用できない。
『日本一の技巧』
武芸百般を初め、ありとあらゆる武道・武術・技術・知識等に通じた、まさに『日本一』の腕前の数々。
ただし『歌唱力』だけは自他共に認める程に下手。
【詳細】
『怠惰の魔王』の一人・風見 純子の養父であり、日本を代表するヒーロー『仮面ホッパー一号』・『仮面ホッパー二号』に続く第3の男『仮面ホッパーヴィクトリー3rd』として昭和40年代から活躍している伝説的なヒーローの一人。
厳密に言えば『アルカディア大陸の住民』ではないのだが、かといって『勇者』や『魔王』でもないので、便宜的に『現地人』として紹介させていただく。
元々は仮面ホッパー一号こと藤岡 猛の大学の後輩で、昭和47年に悪の秘密結社『ディアボルス』に両親と妹を殺され、自身も瀕死の重傷を負わされてしまう。
そして仮面ホッパー一号・二号によって改造手術を施され、仮面ホッパー一号の『技巧』と仮面ホッパー二号の『気力』を受け継いだ3人目の仮面ホッパー『仮面ホッパーヴィクトリー3rd』として甦ったのだ。
以来、先輩である一号・二号のみならず、自身の『後輩』に当たる仮面ホッパー達と共に人類の自由と平和の為に戦い続けている。
また、『仮面ホッパーヴィクトリー3rd』としてだけではなく……
ある時は『防衛戦隊ゴファイター』の『アオファイター』として、
またある時は『ポーカー電撃隊』の行動隊長『ロイヤルストレート』として、
はたまたある時はさすらいのヒーロー『怪傑ヴァンデラー』として………
50年近くの間、様々なヒーロー名を使い分けて人々を蝕む『悪』と戦い続け、現在の日本を代表するヒーローチーム『ジャッジメンツ・ブレイブ』の創設にも携わった偉大な人物なのだ。
そんな戦いの日々の中で純子と出会い、かつての自分のように『悪』によって理不尽に家族を奪われてしまった純子を放っておけず………自身の養女として引き取った。
『いつか純子が、自分の助け無しに生きていけるように』と、自分の知っている限りのあらゆる武道の技や技術等を時に厳しく、時に優しく教え込み、純子がヒーロー養成学校に入学した際には自分の事のように喜んだ。
しかし、純子が『同級生からのイジメ』を受けていた事には乱闘騒ぎが起きるまで気づく事ができず、結果として純子の『退学』と『半永久的なヒーロー資格剥奪処分』を止める事ができなかった事には今もなお思い悩み続けている。
そんなある日………退学以来、部屋に引きこもっていたはずの純子が相棒兼専用マシンの『ウィード』と共に前触れもなく突然姿を消してしまう。
戦友にして仮面ホッパー仲間であるホッパーマン/山口 丈二に調査してもらった結果、『時空の壁を超えた別次元=異世界』に転移した事が判明。純子を連れ帰る為、専用バイク・ドラゴンフライに丈二謹製の『外付け時空転移装置』を装着して時空の壁を超え、アルカディア大陸へとやって来たのだ。
おりしも『魔王』とその配下&軍勢が暴れまわるアルカディア大陸を巡りながら純子を探しているが………純子がこの異世界で『魔王』となっている事はまだ知らない。
【備考】
アースH世界の地球において、仮面ホッパー一号/藤岡 猛、仮面ホッパー二号/佐々木 隼人と並び、『知らない者はほぼ居ない』と断言できる程の知名度を持つ超有名ヒーローで、他の作品で例えるならば『僕のヒーローアカデミア』における『オールマイト』的な存在。
坂亀 涼介/海中戦士ヴァッサーX、吉爾 朗/原子力英雄アトミックエース、セイヴァー・アポロ、城金・ゲオルグ・丈児/プラチナイトからは『幼少期からの憧れの存在』としてリスペクトされ、
ワスプ大司教からは『敬愛する首領とディアボルスを滅ぼした憎き怨敵』として憎まれ、
流車 武人/万能超人ガルディストからは『改造人間ヒーローの大先輩』として尊敬されている。
義娘である純子にとっては『憧れの存在』である共に『ヒーローとしての師匠』でもあり『(精神的に)頭が上がらない相手』でもある。
アースRを初めとする一部の平行世界の地球では『1973年2月~1974年2月にかけて放送された同名の特撮ヒーロー番組の主人公』として認知され、『昭和の仮面ホッパーシリーズ作品の中で、初代と並ぶ程の絶大な人気を誇る』とされている。
感想よろしくお願いいたします。




