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図のない図鑑 ―ジョニー杉本キャラクターファイル―  作者: ジョニー杉本
異世界キャラクターシート 現地人編(第1部)
521/554

『真紅の死刑執行人』レッドケープ

挿絵(By みてみん)

【基本設定】

ダイヤモンド型の大地に人間とエルフを初めとする亜人種、竜や妖精等の魔物達が暮らしている地球とは似て非なる異世界『アルカディア大陸』。

遥か昔に『光の神ルクス・ソーリ』と『混沌の神アザリマラス』によって造り出されたとされるこの大陸は、千年に一度、『光の神』に選ばれた『勇者』と『混沌の神』に選ばれた『魔王』が出現し、大陸の支配者の地位をかけて戦い合う………というサイクルを繰り返していた。

そして一年程前………突如として大陸各地に49体の『魔王』が出現する『異変』が発生。アルカディア大陸の住民達を恐怖のどん底へと叩き込んだ。

異世界より勇者達が召喚され始めた時には、正気を失い人を襲う現地の人間や魔獣に変貌した現地生物が獲物を求めて徘徊し、『魔王』による大殺戮と大暴虐が罷り通る魔境と化してしまっていた。

※文化や世界観などの骨組みはオーソドックスな剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーを想定。


・『現地人』

異世界アルカディア大陸に暮らす住民達。種族は人間に限定されない。

『別の世界で一度死亡し、前世の記憶を保持したまま改めてアルカディア大陸に生まれてきた転生者』や『偶発的事故により異世界から転移してしまった者』も存在しているが、勇者や魔王のような加護や権能の類は授かっておらず、所持並びに使用可能な技能と武器は今世で獲得したものに限られる。


【名前】レッドケープ

【所属】現地人

【種族】異世界転移者/人間

【年齢】20代半ば~後半(推定)

【職業】死刑執行人(自称)/市役所職員(世を忍ぶ仮の姿)

【性別】男

【外見】

真紅の山高帽、真紅のウィッグ(かつら)、真紅のマスク、真紅のゴーグル、真紅の詰襟服、真紅のスラックス……そして名前の由来でもある真紅のマントを身に着けた全身真っ赤な人物。

柄部が赤い2本のサバイバルナイフを所持。

『世を忍ぶ仮の姿』の時は、瓶の底のような眼鏡をかけた冴えない雰囲気を漂わせた黒髪の青年。

【趣味】悪人への死刑執行、肉体トレーニング

【好きなもの】正義、悪人のいない世界、コンビニやデパ地下で購入した弁当

【嫌いなもの】悪、犯罪者、無能な警察、法律に縛られて甘さが抜けないヒーロー達

【性格】

『犯罪者は死んだ方が世の中の為になる豚』だと考えており、自身が『悪人』だと認識した者は躊躇無く、冷酷に、かつ手際よく抹殺する。

プラチナイトこと城金・ゲオルグ・丈児と違い、『レッドケープとしての衣装を着用していない時』は、ごく普通の一般市民として社会生活を送れる程度の理性と協調性を持つ。

一人称・『俺』or『僕』

イメージCV・福山潤

【能力】

『真紅の死刑執行人』

日頃から鍛練を行っており、プロのスポーツ選手レベルの身体能力を持つ。

ただし、肉体自体の『耐久力』や『防御力』は鍛えた人間レベル。


『サバイバルナイフ』

愛用武器である2本1対の大振りナイフ。

衣装と同じく、柄部が赤く塗装されている。

特に『名工の作』や『特注品』という訳ではないが、人間の体を屠殺された牛や豚のように解体できる切れ味と強度を持つ。


『影への潜行』

生まれつき備えた影の中に潜り込み、影を媒介にテレポートを行う能力。

『現場からの逃走』の他、『神出鬼没な戦闘を行って十数人以上をあっという間に殺傷する』といった応用も可能。

『節制』の勇者・怪盗ダークバットの持つ『勇者』の加護・『闇夜の影に潜む蝙蝠シャドウ・ザ・ダークバット』に似ているが、『闇夜の影に潜む蝙蝠シャドウ・ザ・ダークバット』と違って『自分以外の生き物を影の中に連れ込む』事はできない。

実は影の中に入り込むには『彼のDNA情報』が必須であり、彼の身に付けている衣装や武器が『真紅』なのは『彼自身の血液を混ぜた特殊塗料』で塗装されているから。


【詳細】

アースH(ヒーロー)世界の日本で活動している無認可自警団員(ビジランテ)の一人。

厳密に言えば『アルカディア大陸の住民』では無いが、かといって『勇者』や『魔王』でもないので、便宜上『現地人』として紹介する。

自身が『悪人』だと判断/認識した者を2本のサバイバルナイフで処刑………というか、殺害しており、その被害人数は推定50000人は超えていると言われている。

被害者が全員凶悪犯罪者ばかりとは言え、殺人には代わりない為に『大量連続殺人』の容疑で警察はもちろん、ジャッジメンツ・ブレイブを初めとするヒーロー達からも追われている危険人物なのだが、一部ネット上の掲示板やSNS民からは『悪を決して許さない姿勢がカッコいい♪』と捉えられ、ダークヒーローとして持て囃されている。

しかし、当の本人は世間からの評価や扱い等には一切興味が無く、ただ淡々と悪人狩りを続けている。

そんなある日、いつものように悪人狩りを行った帰り道、城金・ゲオルグ・丈児/プラチナイトが『勇者』召喚される場面に遭遇。『異星人殺し』であるプラチナイトを『悪人』と判断して襲いかかった際に丈児の『勇者』召喚に巻き込まれ、アルカディア大陸に転移してしまったのだ。

『突然ファンタジーな異世界に転移してしまう』というアニメやマンガのような事態に当初は戸惑うも『地球だろうが異世界だろうが、自分のやる事は変わらない』と考え直し、アルカディア大陸でも自身が『悪人』だと判断/認識した者(※主に『魔王』の配下やその協力者)を死刑執行(殺害)する日々を送っている。

【備考】

そもそもが『全くの偶発的事故』によって異世界転移したので『勇者』側からも『魔王』側からも、更には『光と混沌の神々』からもその存在を認知されていない。

『魔王』側は『勇者にも気取られずに進めていた筈の悪事が、突然何者かに妨害された』と頭を悩ませ、

『勇者』側は『魔王の拠点に攻め込んだら、すでに全員倒されていた』と首をかしげている事態が度々起きている。

元の世界では普段、東京都・国立市役所に勤める冴えない市役所員『赤星(あかぼし) 陽太(ようた)』として生活しており、異世界転移後も日中は赤星 陽太として大陸各地の避難キャンプを渡り歩く日々を送っている。


感想よろしくお願いいたします。

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