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図のない図鑑 ―ジョニー杉本キャラクターファイル―  作者: ジョニー杉本
異世界キャラクターシート 現地人編(第1部)
520/554

『草木の精霊にして勇者の武器の守護者』ジャングルシング

挿絵(By みてみん)

【基本設定】

ダイヤモンド型の大地に人間とエルフを初めとする亜人種、竜や妖精等の魔物達が暮らしている地球とは似て非なる異世界『アルカディア大陸』。

遥か昔に『光の神ルクス・ソーリ』と『混沌の神アザリマラス』によって造り出されたとされるこの大陸は、千年に一度、『光の神』に選ばれた『勇者』と『混沌の神』に選ばれた『魔王』が出現し、大陸の支配者の地位をかけて戦い合う………というサイクルを繰り返していた。

そして一年程前………突如として大陸各地に49体の『魔王』が出現する『異変』が発生。アルカディア大陸の住民達を恐怖のどん底へと叩き込んだ。

異世界より勇者達が召喚され始めた時には、正気を失い人を襲う現地の人間や魔獣に変貌した現地生物が獲物を求めて徘徊し、『魔王』による大殺戮と大暴虐が罷り通る魔境と化してしまっていた。

※文化や世界観などの骨組みはオーソドックスな剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーを想定。


・『現地人』

異世界アルカディア大陸に暮らす住民達。種族は人間に限定されない。

『別の世界で一度死亡し、前世の記憶を保持したまま改めてアルカディア大陸に生まれてきた転生者』や『偶発的事故により異世界から転移してしまった者』も存在しているが、勇者や魔王のような加護や権能の類は授かっておらず、所持並びに使用可能な技能と武器は今世で獲得したものに限られる。


【名前】ジャングルシング

【所属】現地人

【種族】草木の精霊

【年齢】数千万歳

【職業】エチーピア・ジャングルとブレイブイージスの守護者

【性別】男性人格

【外見】

全身が蔦と木の葉と苔で構成されている身長2m近い人間の形をした植物。

【趣味】日光浴、綺麗な水を飲む事、植物達と語り合う事

【好きなもの】植物、日光、真水、エチーピアに住む全ての生き物達

【嫌いなもの】無益な殺生、エチーピアに住む生き物を傷つける者、火、塩(かけられると枯れるから)

【性格】

外見は恐ろしいが実際はとても心優しく穏やかな性格をしており、自分から進んで他者を傷つける事はしない。

同時に、エチーピア・ジャングルに住む全ての生き物を愛し、慈しんでおり、それを傷つける者は決して許さない。

他者とはテレパシーで意志疎通を行うが、その思念の声はまるで悟りを開いた賢者か仙人のような、あらゆる苦悩から解放されたような穏やかな口調に感じられる。

一人称・『私』

イメージCV・金尾哲夫

【能力】

『草木の精霊』

その肉体は『植物の塊』の為、手足を本来よりも伸長させ、肉体をほどいて形状を変える事が自由にできる。

また、その本質は『エチーピア・ジャングルに生い茂る全ての植物の集合意識』であり、例え体をバラバラにされたとしてもエチーピア・ジャングルが存在する限り、いくらでも再生/復活が可能。

植物及び植物系モンスターとはテレパシーで意志疎通が可能で、水と日光さえあれば何千万年でも生き続ける事ができる。


『堅固の盾・ブレイブイージス』

『光の神』が作った『勇者』専用武器『ブレイブ・アームズ』の一つ。

表面に大きく『勇者紋(ブレイブ・クレスト)』が描かれた円形の盾。

精霊として自意識が確立した時に『光の神』から守護と管理を依頼され、以来数千年もの間『異界の勇者以外の者』から守り続けている品。

特に彼自身の能力とは関係無いが、便宜的に記載する。

『最強種』とされる竜やフェンリル狼による攻撃すら完全に防ぎ、同じブレイブ・アームズである『希望の剣・ブレイブカリバー』や『正義の槍・ブレイブグニル』以外の物体/物質では、かすり傷をつける事も不可能な防御力を誇る。

この盾を中心に一度に50万人を包み込める魔力のバリアを展開する事ができ、盾本体と裏の持ち手部を分離させれば『モーニングスター』や『ヨーヨー』のような遠距離攻撃武器として使用する事も可能(盾本体と持ち手部は、魔力のビームがロープや鎖のようになって繋がっており、回収や再合体が容易)。

通常時はエチーピア・ジャングルの最奥に隠されており、森に住む獣や魔物でもおいそれと見つける事はできない。


【詳細】

アルカディア大陸南部に広がるエチーピア・ジャングルに住む草木の精霊。

正確には『エチーピア・ジャングルに生い茂る全ての植物の集合意識が実体化した存在』であり、エチーピア・ジャングルそのものの化身と言える存在。

自他共に認める『エチーピア・ジャングルの主』である巨大ゴリラ・カイザーゴングが頭の上がらない数少ない存在で、動物も植物(系モンスター)も関係無く、エチーピア・ジャングルに住むあらゆる生き物達を自身の子供のように思っており、エチーピアの生き物を傷つける者は決して許さない。

『異変』の発生後はカイザーゴング、イモドラシル、デンドロン達と共に『魔王』の被害を受けて難民となった人々をエチーピアに避難させており、同時にエチーピアを侵食しつつある『嫉妬の魔王(エンヴィー)』の一人・パリディー・ブリムと攻防を繰り広げている。

精霊として自立した遥か昔から『光の神』より『異界の勇者』専用武器『ブレイブ・アームズ』の一つ『堅固の盾・ブレイブイージス』の守護を任されており、自身の体内とも言えるエチーピア・ジャングルの最奥部に隠している。

【備考】

本質的には対立相手であるパリディー・ブリムとよく似た………というか、ほとんど同質の存在だが『自種族以外の生物は全て繁殖の為の苗床』と考えているパリディーと『動物も植物も、全ての生き物は助け合う事で生きていける』と考えている彼とでは、根本的な部分で決して共存共栄ができない関係にある。


感想よろしくお願いいたします。

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