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図のない図鑑 ―ジョニー杉本キャラクターファイル―  作者: ジョニー杉本
異世界キャラクターシート 現地人編(第1部)
497/554

『魔界の皇子が現地調達した使い魔・その1』バハムート

挿絵(By みてみん)

【基本設定】

ダイヤモンド型の大地に人間とエルフを初めとする亜人種、竜や妖精等の魔物達が暮らしている地球とは似て非なる異世界『アルカディア大陸』。

遥か昔に『光の神ルクス・ソーリ』と『混沌の神アザリマラス』によって造り出されたとされるこの大陸は、千年に一度、『光の神』に選ばれた『勇者』と『混沌の神』に選ばれた『魔王』が出現し、大陸の支配者の地位をかけて戦い合う………というサイクルを繰り返していた。

そして一年程前………突如として大陸各地に49体の『魔王』が出現する『異変』が発生。アルカディア大陸の住民達を恐怖のどん底へと叩き込んだ。

異世界より勇者達が召喚され始めた時には、正気を失い人を襲う現地の人間や魔獣に変貌した現地生物が獲物を求めて徘徊し、『魔王』による大殺戮と大暴虐が罷り通る魔境と化してしまっていた。

※文化や世界観などの骨組みはオーソドックスな剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーを想定。


・『現地人』

異世界アルカディア大陸に暮らす住民達。種族は人間に限定されない。

『別の世界で一度死亡し、前世の記憶を保持したまま改めてアルカディア大陸に生まれてきた転生者』や『偶発的事故により異世界から転移してしまった者』も存在しているが、勇者や魔王のような加護や権能の類は授かっておらず、所持並びに使用可能な技能と武器は今世で獲得したものに限られる。


【名前】バハムート

【所属】現地人

【種族】ナマズドン

【年齢】80(人間換算で30代後半~40代初頭くらい)

【職業】ベルゼビュート・ディアボルスの使い魔

【性別】雌

【外見】

ヒレの代わりに手足を持ち、直立二足歩行を行う身長50m程の怪獣のような巨大ナマズ。

全体的な体色は黒く、赤い唇と舌、黒く長いヒゲを持ち、腹部は白い。

ベルゼビュートの使い魔となった事で、『褐色肌に金色の長髪を持つ少しぽっちゃりとした体型のかわいらしい10代の人間の少女』の姿に任意で変身できるようになった。

人間態時の胸のサイズは大中小で言えば『大』。

本来の姿/人間態を問わず、額部にはベルゼビュートの刻印である『BD』の文字が刻まれている。

【趣味】天然砂風呂、食事

【好きなもの】サンドワームと砂漠を渡るキャラバン(食料的な意味で)、砂中に埋まる事、砂中の涼しさ

【嫌いなもの】グラウンドドラゴン(※『土』属性の竜の一種)、食事の際に砂が口の中に入る事、日中の暑さ

【性格】

元々の種族的特性もあって非常に『のんびり屋』かつ『忍耐強い』。

本来の姿の時は『ブバァァァ!』という鳴き声しか発声できないが、人間の姿になると人間の言葉を流暢に喋れるようになる。

一人称・『私』

人間態時のイメージCV・橘田いずみ

ベルゼビュートの呼称・『ビュート様』

【能力】

『ナマズドン』

モンスターとしての特性。

普段は砂漠の地中に体を埋まって口部のヒゲだけを地上に出して身動き一つせずにジッとしているが、ヒゲに生き物が触れると地中から飛び出して自身のヒゲに触れた生き物を丸飲みにして食べてしまう。

口部のヒゲはまるで鞭のように長く、触手のように自由に操れる。

主食は砂漠地帯に生息する巨大ミミズ『サンドワーム』。

天敵は『土』属性の(ドラゴン)の一種『グラウンドドラゴン』。

幼体はヒレの代わりに四肢を持つ以外は『一般的なナマズ』と同じ姿をしており、砂漠に点在するオアシスで育つ。

その肉は美味で、ステーキや揚げ物に料理するのがベスト。


『悪魔の使い魔』

ベルゼビュート・ディアボルスの使い魔としての能力。

ベルゼビュートは『異界の高位悪魔』である為『アルカディア大陸の魔法使いが使役する使い魔達』とは違い、彼女の魂や生命はベルゼビュートと完全にシンクロしており、ベルゼビュートが死亡すれば同時に彼女も死亡する。

ベルゼビュートの意思一つで操り人形のように体を遠隔操作され、生殺与奪の権利すら完全に握られている。

その代わり、ベルゼビュートの持つ魔力を借り受けて自由に行使する事が可能。


『人間態』

ベルゼビュートの使い魔となった事で獲得した能力。

ベルゼビュートから魔力の一部を借り受ける事で、CV:橘田いずみのような声で喋る少しぽっちゃりとした体型をした10代の人間の少女の姿に変身する。


【詳細】

砂漠地帯に生息する巨大な陸棲ナマズ『ナマズドン』の一匹で、『堅固』の勇者の一人・ベルゼビュート・ディアボルスの使い魔。

ベルゼビュートがアルカディア大陸南部・サウディーヤ王国の砂漠に立ち寄った際に襲いかかるも、逆にベルゼビュートに返り討ちにされてしまい、命を見逃す代わりに『アルカディア大陸におけるベルゼビュートの使い魔』にされてしまったのだ。

もちろん当初は嫌がったのだが、生殺与奪が完全に握られている為に無理に逆らう事もできず………仕方なく『ベルゼビュートの使い魔』となる事を受け入れた。

しかし、ベルゼビュートと過ごす内にその『心意気』というか『悪魔らしかぬ本質』にほだされていき、現在ではベルゼビュートに心からの忠誠を誓っている。

また、ユリアン・アナスタシア・スニエーグの使い魔であるウインガーのウィルや『知恵』の勇者の一人・森近 魔霖の使い魔・エレファントータスのババール等とは『同じ使い魔同士』という事で仲の良い友達となっており、時折他の『勇者』or『勇者』関係者の使い魔達と集まって愚痴をこぼしあっている。

【備考】

その名前は地球の世界三大宗教の1つ・イスラム教の伝承に伝わる『全世界を支える竜にも似た巨大な魚』が由来で、ナマズドンが『砂漠に住む陸棲の巨大魚』である事からベルゼビュートによって命名された。


感想よろしくお願いいたします。

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