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図のない図鑑 ―ジョニー杉本キャラクターファイル―  作者: ジョニー杉本
異世界キャラクターシート 現地人編(第1部)
496/554

『魔王にうりふたつなハーフエルフの農夫。しかして、その正体は…………』ルグズア

挿絵(By みてみん)

【基本設定】

ダイヤモンド型の大地に人間とエルフを初めとする亜人種、竜や妖精等の魔物達が暮らしている地球とは似て非なる異世界『アルカディア大陸』。

遥か昔に『光の神ルクス・ソーリ』と『混沌の神アザリマラス』によって造り出されたとされるこの大陸は、千年に一度、『光の神』に選ばれた『勇者』と『混沌の神』に選ばれた『魔王』が出現し、大陸の支配者の地位をかけて戦い合う………というサイクルを繰り返していた。

そして一年程前………突如として大陸各地に49体の『魔王』が出現する『異変』が発生。アルカディア大陸の住民達を恐怖のどん底へと叩き込んだ。

異世界より勇者達が召喚され始めた時には、正気を失い人を襲う現地の人間や魔獣に変貌した現地生物が獲物を求めて徘徊し、『魔王』による大殺戮と大暴虐が罷り通る魔境と化してしまっていた。

※文化や世界観などの骨組みはオーソドックスな剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーを想定。


・『現地人』

異世界アルカディア大陸に暮らす住民達。種族は人間に限定されない。

『別の世界で一度死亡し、前世の記憶を保持したまま改めてアルカディア大陸に生まれてきた転生者』や『偶発的事故により異世界から転移してしまった者』も存在しているが、勇者や魔王のような加護や権能の類は授かっておらず、所持並びに使用可能な技能と武器は今世で獲得したものに限られる。



【名前】ルグズア

【所属】現地人

【種族】ハーフエルフ

【年齢】250

【職業】農家

【性別】男

【外見】

髪型が短髪(※地球風に言えば『スポーツ刈り』が一番近い)である以外、ヌアズとうりふたつの外見をしている。

しいて他に違いを挙げるなら、

『ほどよく日に焼けた健康的な肌』

『適度に筋肉がついており男性らしい体格』

『左腕が義手ではなく生身』

の3点くらい。

エルフの血を引いているので、普通の人間より耳が長く尖っている。

【趣味】リンゴを食べる事、畑仕事の合間の昼寝

【好きなもの】リンゴ、畑仕事、自分が育てた野菜達

【嫌いなもの】自分の野菜を安く買い叩こうとするあこぎな商人、汗水流して納めた税を無駄遣いするような貴族

【性格】

毎日毎日、汗水流して畑仕事に精を出している生真面目な青年。

自分や家族が生活していくだけでギリギリの金しか稼げないながら『真面目にがんばれば、きっと良い事がある』と信じて、毎日真面目に働き続けている誠実さの持ち主。

一人称・『俺』

イメージCV:朴璐美

【能力】

特になし。

しいて言えば、『畑仕事で鍛えた腕力と健康的な体』くらい。

村の寺子屋で文字の読み書きと簡単な計算を教わっている。

【詳細】

アヴァロン王国のとある農村で、農夫として生活しているハーフエルフの男性。

愛称・『ルー』。

毎日畑仕事に精を出し、自身が育てた野菜を街の市場や行商人等に卸売りして生活費を稼ぎ、慎ましくも穏やかに暮らしている。

ハーフエルフである事以外は特に大した特徴も無い平凡な農夫…………のはずだったのだが、その顔や容姿、更には声までもが『傲慢の魔王(プライド)』の一人・ヌアズとそっくりであり、髪型と肌色と体格以外は『生き写し』としか言えないレベルでよく似ている。

しかし、それもそのはず。

彼とヌアズは同じ母から生まれた『双子の兄弟』だったのだ。

しかし、『ハーフエルフの双子は凶兆の証』として忌み嫌われていた為、双子の片割れである彼は生まれてすぐに母方の遠い親類に養子に出され、『自身の出自』や『アヴァロン王家の血を引いている事』については全く知らず、『エルフと人間の血を引いているだけの平凡な農夫』として育てられた。

しかし、そのおかげでヌアズのような差別や迫害を受ける事は無く『生真面目で誠実な働き者』へと成長した。

『異変』発生後、『魔王』の中に自分と顔がそっくりなハーフエルフがいる事が分かると養父母から真実を明かされ、異界から召喚される『勇者』達に生き別れた兄弟による凶行を早く止めて欲しいと願っている。

【備考】

アヴァロン王国立騎士団長にしてヌアズの親類でもあるアレクサンダー・ヴィクトリウスとは、真実を知る前から『親戚』として付き合っており、『アレクおじちゃん』と呼んで慕っていた(※ただし、アレクサンダー自身は『おじちゃん』と呼ばれる事に抵抗を感じていたらしく、度々『おじちゃんって言うな』とツッコんでいた)。

また、彼の住んでいる村から歩いて2~3時間程の山中には、千年前の先代『勇者』の一人であるカツ・ラオが暮らしており、収穫した野菜を近くの街の市場に卸しに行く時に、たまに出会う程度の知り合いとなっている。


感想よろしくお願いいたします。

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