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図のない図鑑 ―ジョニー杉本キャラクターファイル―  作者: ジョニー杉本
異世界キャラクターシート 現地人編(第1部)
487/554

『異世界中学生テニスプレーヤー(※テニヌにあらず)』豊州 イツキ

挿絵(By みてみん)

【基本設定】

ダイヤモンド型の大地に人間とエルフを初めとする亜人種、竜や妖精等の魔物達が暮らしている地球とは似て非なる異世界『アルカディア大陸』。

遥か昔に『光の神ルクス・ソーリ』と『混沌の神アザリマラス』によって造り出されたとされるこの大陸は、千年に一度、『光の神』に選ばれた『勇者』と『混沌の神』に選ばれた『魔王』が出現し、大陸の支配者の地位をかけて戦い合う………というサイクルを繰り返していた。

そして一年程前………突如として大陸各地に49体の『魔王』が出現する『異変』が発生。アルカディア大陸の住民達を恐怖のどん底へと叩き込んだ。

異世界より勇者達が召喚され始めた時には、正気を失い人を襲う現地の人間や魔獣に変貌した現地生物が獲物を求めて徘徊し、『魔王』による大殺戮と大暴虐が罷り通る魔境と化してしまっていた。

※文化や世界観などの骨組みはオーソドックスな剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーを想定。


・『現地人』

異世界アルカディア大陸に暮らす住民達。種族は人間に限定されない。

『別の世界で一度死亡し、前世の記憶を保持したまま改めてアルカディア大陸に生まれてきた転生者』や『偶発的事故により異世界から転移してしまった者』も存在しているが、勇者や魔王のような加護や権能の類は授かっておらず、所持並びに使用可能な技能と武器は今世で獲得したものに限られる。


【名前】豊州(ほうしゅう) イツキ

【所属】現地人

【種族】異世界転移者/人間/日本人

【年齢】16

【職業】中学生兼テニスプレーヤー/冒険者

【性別】男

【外見】

茶色と黒のテニスウェア+ジャージを着用し、頭に白いキャップ帽を被った黒髪黒目の少年。

テニス用ラケットと複数のテニスボール、それらを収納&携帯する大型サイズのバッグを所持。

【趣味】テニスの試合と練習、ラケットの素振り

【好きなもの】テニス、自分と同レベルor自分よりテニスが上手い相手との試合、グレープフルーツジュース

【嫌いなもの】スポーツマンシップの無い奴、自分よりテニスが下手な相手、ワイン(以前、グレープフルーツジュースと間違って飲んでしまい、気絶したから)

【性格】

テニスに青春をかけている少年。

普段は常に気だるげな態度をしたダウナー系だが、テニスが絡むと目がイキイキと輝き、『自分よりもテニスが上手い相手との試合』を好む。

その一方、良くも悪くもテニス一筋である為に『女性からの好意』や『他者からの気持ち』には疎い面もある。

口癖は『中々やるじゃん』。

グレープフルーツジュースが好物なのだが、異世界転移後は一滴も飲んでいない………というか、そもそも『異世界には存在しない飲み物』ので、飲む事ができない。

一人称・『俺』

イメージCV:皆川純子

【能力】

『テニス』

幼い頃から日常的に鍛えたテニスの技術とテニスを行う為の高い運動能力。

そのラケットから放たれた弾丸ライナーは自在に弾道を描き、下手な弾丸や弓矢よりも正確に狙った的に命中する。

ただし『超能力』や『魔法』の類いではなく、あくまでも『技能』の一種なので、物理法則を超越してボールが命中する事は無い。


『ラケット』

常に所持しているテニス用のラケット。

アルカディア大陸への異世界転移後は本体部を金属で補強しており、『ゴブリンレベルの攻撃』程度なら余裕で受け止められる程度の防御力を持ち、接近戦では『棍棒の代わり』となる。


『テニスボール』

ラケットと共に所持・携帯しているテニス用の黄色いボール。

普段からバッグ内に20個程度のボールを収納しており、ラケットと共に彼のメイン武器となっている。

一部のボールにはグラナーティア・ガラールの協力で『特殊な加工』が施されており………

・火薬入りの『爆弾ボール』

・中に鉛等の金属を入れて重量を増した『打撃ボール』

・ボール側面からカミソリ状の刃が飛び出す『切断ボール』

・着弾と同時に黒い煙幕を発生させる『逃走ボール』

・男性用『ゴールデンボール』

などの隠し球を場に応じて使用している。


『B級冒険者』

冒険者としての能力。

主に『街や人里に近づいてきた小型モンスターの駆除』等の中級ランクの依頼(クエスト)をメインに活動している。

上記のテニスプレーヤーとしての技術を組み合わせる事で、ナマズネコや豚鳥(ピッガード)程度ならばテニスボールを用いた遠距離攻撃で楽勝に倒せる。

ただし、元々『中学生』かつ『スポーツ選手』なので、ゴブリンやオーガ、トロール等の『人型をした魔物』に対してボールを放つ事には抵抗感と拒否感を抱いてしまう。


【詳細】

現代日本(※アースR)から異世界転移してきた男子中学生。

全国大会での優勝経験を持つ中学生テニスプレーヤーで、日本に居た時は数多くのスポーツ校からのスカウトを受けていた。

2年ほど前に試合会場に向かう途中、踏切で足をくじいて動けなくなった少女を助けようとして電車に撥ね飛ばされてしまい……………気がつくと、アルカディア大陸に異世界転移していたのだ。

『突然、ファンタジーな異世界に転移してしまう』というアニメやマンガのような事態に当初は呆然となるも、すぐに『元の世界に帰る方法が分かるまでは、この世界で暮らすしかない』と気持ちを切り替え、異世界作品のセオリーに則って冒険者ギルドに登録。

現代日本で鍛えたテニスの腕を(文字通りの)武器にして『小型モンスター駆除』の依頼(クエスト)で生活費を稼ぎながら、元の世界に帰る方法を探す日々を送っていた。

『異変』の発生後は『異世界人の自分には関係無い』と考えて反『魔王』の義勇軍やレジスタンス等には参加せず、各地の避難所を渡り歩いて過ごしていた。

そんなある日、元の世界(アースR)で彼のテニス大会における活躍を見た事がある『信仰』の勇者・山本 死織が噂を聞き付けて舎弟に勧誘し、しぶしぶではあるが承諾。

以後は死織が率いる『死織軍団』に所属して『魔王』の軍勢と戦っており、『死織が元の世界(アースR)に帰る時には便乗させてもらおう』と思っている。

【備考】

同じく死織軍団に所属しているサッカーの伝道師・ウイング・ビッグスカイから『競技/種目は違えども、同じ地球出身のスポーツマン』という事で親近感を持たれており、度々友好アプローチをかけられている。

しかし、彼自身はウイングからのアプローチを『………暑苦しくてウザイ(--;)』と思っている。


感想よろしくお願いいたします。

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