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図のない図鑑 ―ジョニー杉本キャラクターファイル―  作者: ジョニー杉本
異世界キャラクターシート 現地人編(第1部)
481/554

『太古より生きる樹木の王』デンドロン

挿絵(By みてみん)

【基本設定】

ダイヤモンド型の大地に人間とエルフを初めとする亜人種、竜や妖精等の魔物達が暮らしている地球とは似て非なる異世界『アルカディア大陸』。

遥か昔に『光の神ルクス・ソーリ』と『混沌の神アザリマラス』によって造り出されたとされるこの大陸は、千年に一度、『光の神』に選ばれた『勇者』と『混沌の神』に選ばれた『魔王』が出現し、大陸の支配者の地位をかけて戦い合う………というサイクルを繰り返していた。

そして一年程前………突如として大陸各地に49体の『魔王』が出現する『異変』が発生。アルカディア大陸の住民達を恐怖のどん底へと叩き込んだ。

異世界より勇者達が召喚され始めた時には、正気を失い人を襲う現地の人間や魔獣に変貌した現地生物が獲物を求めて徘徊し、『魔王』による大殺戮と大暴虐が罷り通る魔境と化してしまっていた。

※文化や世界観などの骨組みはオーソドックスな剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーを想定。


・『現地人』

異世界アルカディア大陸に暮らす住民達。種族は人間に限定されない。

『別の世界で一度死亡し、前世の記憶を保持したまま改めてアルカディア大陸に生まれてきた転生者』や『偶発的事故により異世界から転移してしまった者』も存在しているが、勇者や魔王のような加護や権能の類は授かっておらず、所持並びに使用可能な技能と武器は今世で獲得したものに限られる。


【名前】デンドロン

【所属】現地人

【種族】植物巨人

【年齢】約数百~数千歳

【職業】無し/木々の主、もしくは樹木の王(※第三者からの認識)

【性別】?

【外見】

人間のような形をした巨木が動き出したかのような植物モンスター。

身長35m・体重266t。

体のあちこちに苔が生えている。

【趣味】日光浴、綺麗な水を飲む事

【好きなもの】同族以外の大きな樹木(食料的な意味で)、日光、綺麗で美味しい水

【嫌いなもの】日照り、乾燥、火、虫やリスに体の葉っぱを齧られる事、油や廃液などで汚れてしまった水

【性格】

恐ろしげな見た目に反して心優しく、無駄な争いを避けて森の中で静かに日光浴する事を好む。

また、基本的に『同族ではない樹木』は『食べ物』だと認識している。

人間の言葉を流暢に喋る事ができる………が、喉や声帯の『構造上の問題』により、何をどう言っても他の種族には『私の名前はデンドロン』と言っているようにしか聞こえない。

一人称・『私』

イメージCV:楠大典

【能力】

『デンドロン』

ヒト型の植物モンスターとしての特性。

自分と同じ大きさの樹木を容易く引き抜ける程の怪力を持ち、両腕を触手のように自在に伸ばし、振るう事ができる。

『植物』でありながら『自種族以外の樹木』を主食としており、森に生える木々を美味そうに食べる。


『子供達』

同じくエチーピア・ジャングルに住む彼の子孫に当たるデンドロン達。

『子供達』と称しているが、孫やひ孫、玄孫に当たる個体も存在する。

体格は始祖に当たるデンドロンの半分~7分の1程で、体に苔は生えていない。

ちなみに、彼らも何をどう言っても他の種族からは『私の名前はデンドロン』と言っているようにしか聞こえないのだが、同族同士ならば特に不自由無くコミュニケーションが可能。


【詳細】

アルカディア大陸南部に位置するエチーピア・ジャングルに住むヒト型の植物系モンスター。

エチーピア・ジャングルがまだ『森林』や『密林』ではなく『まばらに木々が生えている草原』だった頃から生きており、エチーピア・ジャングルに住む知能の高いモンスター達(種族・個体問わず)の中でも一番の古株。

植物でありながら『同族以外の樹木』を捕食する生態を持つが、定期的にエチーピア・ジャングルに生える木々を食べる事で森に生える樹木の本数を適度に揃え、『他の草木が生える余地』を与えると同時に『ジャングルの過剰な範囲拡大』を抑制している。

700歳の古薩摩(エンシェント・)芋土竜(サツマイモグラ)であるイモドラシルからは『デンドロンさん』、自他共に認める『エチーピアの王者』であるカイザーゴングからは『デンドロンのじいちゃん』、大地の精霊であるガルディアン・ソルからは『デンドロン殿』と呼ばれて慕われており、周辺地域に住むエルフ達からは『樹木の王』『木々の主』と呼ばれ、一部からは崇拝対象として見られている。

しかし、当の本人(本木(ほんぼく)?)はそのような周囲からの評価を意にも介さず、毎日ただ森の中でのんびりと過ごしている。

『異変』発生後も『魔王』の起こす殺戮や破壊をどこ吹く風に感じていたが、『嫉妬の魔王(エンヴィー)』の一体・パリディー・ブリムがエチーピアを自身の『苗床』にしゆうと侵食し始めると『縄張り』と『自身の群れ』を守る為についに重い腰を上げ、イモドラシルやカイザーゴングと共にエチーピア・ジャングルを荒らすパリディーの眷族達と戦っている。

異界から召喚された『勇者』達の中では、似たような立場にある『信仰』の勇者・天空の怪獣女神 ファルラや、『博愛』の勇者の中でも特に心が純粋な水篠 由亜、女王シルフィード、バタール、アリシア・T・ラオンハウの4名と仲が良い。

【備考】

彼とその同族達の発する言葉は、何をどう言っても他の種族からは『私の名前はデンドロン』としか聞こえないのだが、イモドラシル曰く『一緒に過ごしていたら、その内なんとなく何を言いたいか分かるようになる』らしく、実際イモドラシルやカイザーゴングはデンドロンの言葉を理解し、当たり前のようにコミュニケーションが取れる。

なお、元々アルカディア大陸では『彼とその子孫に当たる個体群以外のデンドロン達』が各地の森林地帯に生息していたのだが………『異変』発生からの一年間で大半のデンドロン達が『魔王』によって『倒される』or『捕獲されて実験台にされる』という事態に陥り、エチーピア・ジャングルに住む彼とその子孫に当たる個体群が『ほぼ唯一の生き残り』と化しつつある。


感想よろしくお願いいたします。

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