『犬と馬との合体生物』ポチ太郎
【基本設定】
ダイヤモンド型の大地に人間とエルフを初めとする亜人種、竜や妖精等の魔物達が暮らしている地球とは似て非なる異世界『アルカディア大陸』。
遥か昔に『光の神ルクス・ソーリ』と『混沌の神アザリマラス』によって造り出されたとされるこの大陸は、千年に一度、『光の神』に選ばれた『勇者』と『混沌の神』に選ばれた『魔王』が出現し、大陸の支配者の地位をかけて戦い合う………というサイクルを繰り返していた。
そして一年程前………突如として大陸各地に49体の『魔王』が出現する『異変』が発生。アルカディア大陸の住民達を恐怖のどん底へと叩き込んだ。
異世界より勇者達が召喚され始めた時には、正気を失い人を襲う現地の人間や魔獣に変貌した現地生物が獲物を求めて徘徊し、『魔王』による大殺戮と大暴虐が罷り通る魔境と化してしまっていた。
※文化や世界観などの骨組みはオーソドックスな剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーを想定。
・『現地人』
異世界アルカディア大陸に暮らす住民達。種族は人間に限定されない。
『別の世界で一度死亡し、前世の記憶を保持したまま改めてアルカディア大陸に生まれてきた転生者』や『偶発的事故により異世界から転移してしまった者』も存在しているが、勇者や魔王のような加護や権能の類は授かっておらず、所持並びに使用可能な技能と武器は今世で獲得したものに限られる。
【名前】ポチ太郎
【所属】現地人
【種族】イヌウマ
【年齢】人間換算で16~17歳くらい
【職業】坂本 竜也の相棒
【性別】雄
【外見】
犬のような頭部と体毛と尻尾、馬のような体格と蹄状の四肢を併せ持った生き物。
頭部と体毛は秋田犬、体格と体長はサラブレッドに似ている。
背中に鞍と鐙、口に頭絡と手綱を装着している。
【趣味】ボール遊び、草原でのかけっこと狩りごっこ
【好きなもの】ボール遊びとかけっこ、肉類(特にソーセージ)、竜也、昼寝
【嫌いなもの】臭いのきつい物、自分の名前、雨の日(外に出れないから)
【性格】
遊びたい盛りの甘えん坊で、一度懐いた相手には地の果てまでも着いていく忠犬馬。
人間の言葉を『喋る』事はできないが、『理解する』事は可能。
鳴き声・『ワヒィン!』
【能力】
『イヌウマ』
イヌとウマが合体したような生き物。
イヌの持つ『人間への懐きやすさ』『高い知能』『忠誠心の高さ』と、ウマの持つ『身体能力』『スタミナ』『走行速度』を併せ持ち、一部では『馬に代わる騎乗用動物』として少しずつ一般普及しつつある。
食性は『雑食』で、ほとんど人間と同じ物を食べられるが、普通の犬と同様にネギ類やチョコレートを食べると食中毒を起こす。
亜種として
・ダルメシアンのような白黒ブチ模様とユニコーンのような一本角を持つ『ユニメシアン』
・ブルドッグのようなずんぐりむっくり体型&大きな頭とスレイプニルのような8本脚を持つ『スレイブルニール』
・ダックスフントのような細長い胴長短足体型にペガサスのような翼を持つ『ペガダックス』
等がいる。
【詳細】
犬と馬の合体生物『イヌウマ』の一匹で、アルカディア大陸における『希望』の勇者・坂本 竜也の相棒=騎馬代わり。
元々はアヴァロン王国辺境に位置するとある小さな牧場で飼育されていたのだが、その牧場が『魔王』の軍勢に襲撃された際、竜也のパーティによって『魔王』の軍勢が撃退され、牧場主から『助けてもらったお礼』として竜也に譲渡されたのだ。
竜也とそのパーティメンバー達によく懐いており、移動時には(基本的に)竜也とフレデリカ・エレーヌ・フランソワーズを自身の背中に乗せている。
体は大きいがまだまだ遊びたい盛りの子供で、平時にはオガリ・カプゥとかけっこ競争をしたり、アリシア・T・ラオンハウ&ゴードンや望月 星夜、バーニィ&キューたん達と一緒にボール遊びをしたりしている。
【備考】
『ポチ太郎』という名前は竜也が命名した物。
由来は『犬の名前といえばポチだから』&『雄だから』………というかなり安直な理由で、彼自身も内心では他者から『ポチ太郎』と呼ばれる事をあまり好んではおらず、フレデリカ以下竜也のパーティメンバー達ですら、最初に聞いた時は『ネーミングセンス無さすぎでしょ………( ̄~ ̄;)』とドン引きしていた。
ただし、竜也も竜也で『シュテラやサクラのネーミングセンスだって似たり寄ったりじゃねぇか!?』と思っている(※前者は眷族に『満月と星が輝く夜に出会ったから』という理由で『望月 星夜』と名付け、後者は使い魔であるキューカッパーを『キューたん』と名付けている)。
感想よろしくお願いいたします。




