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図のない図鑑 ―ジョニー杉本キャラクターファイル―  作者: ジョニー杉本
異世界キャラクターシート 現地人編(第1部)
426/554

『異世界転生九尾の狐』タマ

挿絵(By みてみん)

【基本設定】

ダイヤモンド型の大地に人間とエルフを初めとする亜人種、竜や妖精等の魔物達が暮らしている地球とは似て非なる異世界『アルカディア大陸』。

遥か昔に『光の神ルクス・ソーリ』と『混沌の神アザリマラス』によって造り出されたとされるこの大陸は、千年に一度、『光の神』に選ばれた『勇者』と『混沌の神』に選ばれた『魔王』が出現し、大陸の支配者の地位をかけて戦い合う………というサイクルを繰り返していた。

そして一年程前………突如として大陸各地に49体の『魔王』が出現する『異変』が発生。アルカディア大陸の住民達を恐怖のどん底へと叩き込んだ。

異世界より勇者達が召喚され始めた時には、正気を失い人を襲う現地の人間や魔獣に変貌した現地生物が獲物を求めて徘徊し、『魔王』による大殺戮と大暴虐が罷り通る魔境と化してしまっていた。

※文化や世界観などの骨組みはオーソドックスな剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーを想定。


・『現地人』

異世界アルカディア大陸に暮らす住民達。種族は人間に限定されない。

『別の世界で一度死亡し、前世の記憶を保持したまま改めてアルカディア大陸に生まれてきた転生者』や『偶発的事故により異世界から転移してしまった者』も存在しているが、勇者や魔王のような加護や権能の類は授かっておらず、所持並びに使用可能な技能と武器は今世で獲得したものに限られる。


【名前】タマ

【所属】現地人

【種族】妖狐

【年齢】数千歳

【職業】アイラクス姉弟の仲間

【性別】女

【外見】

黄土色の髪、狐のような耳に2本の尻尾を持つ優しいお姉さん的な雰囲気の女性。

アルカディア大陸の平均的町娘風の服装をしている。

胸のサイズは大中小で言えば『大』

【趣味】子供達の遊びに付き合う事、油揚げを使った料理を食べる事及び油揚げ料理を自作する事

【好きなもの】いなり寿司やきつねうどん等の油揚げを使用した料理、ユーナとユータ

【嫌いなもの】イヌ、タヌキ、直接的な暴力、自身の半身たるキュウコの残虐非道な行い、ユーナやユータを傷つける者

【性格】

悪の心を持たない純粋な善の心の持ち主。

その言動や行動には一切悪気や悪意は存在しない………が、悪気や悪意を持たない為に善悪の線引きがとても曖昧であり、『良かれと思って行う事』が他者からはやり過ぎているようにしか見えない。

ユーナ&ユータのアイラクス姉弟を自身の妹弟のように大切に思っている。

イメージCV:斎藤千和

一人称・『私』

二人称・『あなた』

ユーナへの呼称・『ユーナ様』

ユータへの呼称・『ユータ様』

その他の『勇者』や『勇者』の仲間達の呼称・『~~さん』or『~~君』or『~~ちゃん』

【能力】

『傾国の妖狐』

齢数千歳を数える化け狐としての特性と技能。

白金キュウコとほぼ同等の妖術を使用可能。

しかし、現在の彼女は『純粋善』の存在なので『食う以外の理由で無抵抗な他者を傷つけ、命を奪う』為に力を使う事を嫌っており、もっぱら自衛目的にしか力を行使しない。


『狐火』

妖怪狐として一般的な能力。

火の気が存在しない場所に青白い火を出現させ、口や掌から青白い火炎を放つ等、青白い火炎を自由に操れる。


『白面金毛二尾』

妖怪狐としての本来の姿である『トラックと同サイズで複数の尻尾を持つ金色の狐』の姿になる……いや、『戻る』能力。

ただし、現在の彼女はいわば『不完全な状態』の為、よく知られた『九尾の狐』ではなく『ニ尾の狐』の姿になってしまう。


【詳細】

色欲の魔王(ラスト)』の一人・白金(しろがね) キュウコの半身である『白面金毛九尾の狐』の『善』の側面が異世界転生した存在。

九尾の狐の『悪』の魂が『魔王』として異世界転生した際、ちょうど磁石のS極とN極が引き付け合うように2つに別れた『善』の魂が共にアルカディア大陸に流れ着き、現地におけるキツネ獣人によく似た姿で異世界転生した。

右も左も分からない中世ヨーロッパ風のファンタジーな異世界へと転生した当初はかなり困惑していたが、自前の妖術等を駆使して現地人達の中に紛れ込む事に成功し、アルカディア大陸各地を宛もなくさ迷う日々を過ごしてきた。

『タマ』という名前はかつての名前『玉藻前(「たま」ものまえ)』にちなんで自分で付けたもの。

そしてちょうど1年前、自身の『悪』の半身でもある白金キュウコを初めとする『魔王』達がアルカディア大陸各地で破壊&殺戮活動を開始。

自身の半身が行う悪事に心を痛めながらも、自分を捕らえようとするキュウコの配下=『子供』達から逃げ隠れするようになった。

その途中で遂に追い詰められて捕らえられようとした時、『希望』の勇者・ユーナ・T・アイラクスと『知恵』の勇者・ユータ・T・アイラクスの姉弟によって助けられた。

ユーナとユータの二人は、彼女が『魔王の分身的存在』だという事を知っても『タマさんはタマさんだよ』と受け入れ、そんな優しい二人の力になりたいと考えてアルカディア大陸におけるユーナ&ユータ姉弟の最初の仲間となった。

ユーナとユータの事を実の妹や弟のように大切に思っており、二人を傷つける者は誰であろうと許さない。

【備考】

先述の通り、現在の彼女は『悪』の部分が一切無い『純粋善』の存在なのだが、逆に言えば全ての行動は『悪気が無い良かれと思っての行動』である為に、下手に悪気があるよりも質が悪い結果となってしまう事が多い。

『悪』の側面である白金キュウコと融合する事で、善と悪が一つとなった完璧な九尾の狐となるのだが、キュウコはともかく彼女本人はキュウコと一体に戻る事に対して否定的。


感想よろしくお願いいたします。

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