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図のない図鑑 ―ジョニー杉本キャラクターファイル―  作者: ジョニー杉本
異世界キャラクターシート 魔王編
395/554

【魔王エンヴィー(嫉妬)】ジェレミア・ジェームズ・モリアーティ

挿絵(By みてみん)

【基本設定】

ダイヤモンド型の大地に人間とエルフを初めとする亜人種、竜や妖精等の魔物達が暮らしている地球とは似て非なる異世界『アルカディア大陸』。

遥か昔に『光の神ルクス・ソーリ』と『混沌の神アザリマラス』によって造り出されたとされるこの大陸は、千年に一度、『光の神』に選ばれた『勇者』と『混沌の神』に選ばれた『魔王』が出現し、大陸の支配者の地位をかけて戦い合う………というサイクルを繰り返していた。

そして一年程前………突如として大陸各地に49体の『魔王』が出現する『異変』が発生。アルカディア大陸の住民達を恐怖のどん底へと叩き込んだ。

異世界より勇者達が召喚され始めた時には、正気を失い人を襲う現地の人間や魔獣に変貌した現地生物が獲物を求めて徘徊し、『魔王』による大殺戮と大暴虐が罷り通る魔境と化してしまっていた。

※文化や世界観などの骨組みはオーソドックスな剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーを想定。


・『魔王』

一年前の『異変』と同時に現れた人類の敵対者。

・魔王『プライド』(傲慢)

・魔王『ラスト』(色欲)

・魔王『スロウス』(怠惰)

・魔王『グリード』(強欲)

・魔王『エンヴィー』(嫉妬)

・魔王『グラトニー』(暴食)

・魔王『ラース』(憤怒)

上記の7×7=49体が存在し、それぞれ『七つの大罪』に即した『権能(※勇者にとっての加護に相当するチート能力)』を行使する。

魔王は『混沌の神』と称される超越存在の使徒であり、目的は必要となる『贄』の確保。

魔王たちはそれぞれ無数の魔物や配下たちを率いて、たった一年足らずでアルカディア大陸全土を地獄に変えてしまった。

本編開始時には大陸住民の殆どが犠牲になっており、それを阻止する勢力である勇者の抹殺を全員が命じられている。

魔王たちの過去や原点は、『勇者のように別世界から召喚もしくは転生された者』、『混沌の神に目をつけられた現地の存在』『そもそも人じゃない者』等々……まさに多種多様。

共通して体のどこかに『魔王』の証にして『混沌の神』のシンボルでもある『魔王紋|(サタン・スティグマ。『Ω』の中心部の空白に十字架が描かれているようなマーク)』が刻まれ、権能発動時に赤紫に輝く。

(『傲慢』=顎、『色欲』=胸元、『怠惰』=尻、『強欲』=左頬、『嫉妬』=右頬、『暴食』=腹部のへその真上付近、『憤怒』=背中)


【名前】ジェレミア・ジェームズ・モリアーティ

【所属】魔王エンヴィー(嫉妬)

【種族】人間/イギリス人

【性別】女

【出身世界】アースH(ヒーロー):平行世界の地球の一つ。超人的な特殊能力や武装を有する『ヒーロー』と『スーパーヴィラン』が世界各地で日夜戦っている『特撮ヒーロー番組』や『アメコミ』を彷彿とさせる世界

【外見】

紫色の髪を腰まで伸ばし、黒い軍用コート風の服を着用し、大型の電動車いすに乗っている小柄な体型の少女。

顔の左半分に包帯を巻き付けており、包帯の下には重度の火傷の痕と白濁した左目が隠されている。

胸のサイズは大中小で言えば『小』

【職業】学生兼犯罪組織首領

【年齢】15

【趣味】読書、ストリーミングサービスで映画を見る事、ジグソーパズル、午後のティータイム

【好きなもの】ミステリー小説、映画、犯罪行為、チョコケーキ、初代モリアーティ

【嫌いなもの】正義を騙るヒーロー達や探偵、ホームズ一族(特にシャーロット)、ブラックコーヒー、知性の欠片も無い人間

【性格】

見た目は幼い少女ながら、学者や大学教授の如く幅広い知識を持つ博識さと敵対する者は容赦なく抹殺する冷徹な一面を併せ持つ。

自身が犯罪者である自覚はあるが、同時に『人間の本質とは悪であり、自分は人々が本当の気持ちに目覚める手助けをしているだけ』という風に考えており、ヒーロー達やシャーロット・ホームズを初めとする探偵を『人間の本質を上辺でしか見ていない偽善者の集まり』と考えて忌み嫌っている。

出不精であり、外出はおろか旅行に行く事も希。

基本的にはいつも自室に引きこもっており、読書しているかアマ○ンプ○イム等のストリーミングサービスで映画を見ているかのどちらか。

イメージCV:上坂すみれ

一人称・『私』

【権能&能力】

『悪意の天才』

かつて『犯罪界のナポレオン』と恐れられた先祖から受け継ぎし、犯罪者としての天賦の才能。

どうすれば人間を即死させる事なく、心身共に苦しめる事ができるか。

どうすれば人間に『死んだ方がマシ』と思えるような恥辱を与えられるか。

そして……どうすれば自分の犯行だと他者に悟らせる事なく、それら犯罪行為を実行できるか。

それらを半ば本能に近いレベルで感じとり、思案し、そして躊躇なく実現できる。

幼少期からの『英才教育』(『洗脳』とも言う)により、普通の人間のような『良心の呵責』や『罪悪感』を全く感じない為、どのような悪逆無道も幼い子供が虫を潰すように平然と行える。


『嫉妬の怨嗟の解放』

魔王としての権能。

自身の周囲半径5km圏内にいる人間や亜人種が心の奥底に秘める『他者への嫉妬や羨望』、『自分自身が抱えるコンプレックス』等の他者に知られたくない気持ちを、本人の意思を無視して大声で叫ばせる。

一見大した事がないように思えるが………心の奥底の本音を『人前』で、かつ『大声』で叫べば最後、周りからは奇異の視線を向けられて良くて『村八分』か『社会的な死』、場合によっては嫉妬の対象となっている者を怒らせて『本気の殺し合い』にすら発展させてしまう恐ろしい権能。


『勇者の天敵』

魔王としての権能。

自身の周囲にいる『勇者』達の持つ加護、並びに『勇者』の仲間達の能力を発動不可&無効化する。

いわば、ライトノベル『とある魔術の禁書目録』に登場する能力『幻想殺し(イマジンブレイカー)』のような権能で、同作品の主人公・上条さんこと『上条当麻』と違い、自分の意思で発動のON/OFFがコントロール可能。

権能名は『勇者の天敵』だが、『勇者』の加護のみならず他の『魔王』の持つ権能も無効化できる為、実質的には『勇者と魔王の天敵』と言える。

ただし、無効化できるのは『加護or権能』と魔術を初めとする『特殊能力』だけで、『身体能力そのもの』や『武術や武器の扱い等の技能類』は無効化できない。


『思念による腕力』

魔王としての権能。

ただ念じるだけで物体を動かす………いわゆる『サイコキネシス』や『テレキネシス』等と呼ばれている力を実際に使用する権能。

自身よりも遥かに巨大な岩山を宙に浮かばせる事も、手も触れずに竜を一撃で倒す事も、思うがままに実行できる。


『質量のある幻影』

魔王としての権能。

実体と見分けがつかず、『触った感触』や『臭い』『音』まで忠実に再現された幻覚を作り出す。

この権能により作り出された幻覚は、人間よりも感覚の鋭い獣人系亜人種や動物/魔物すらも惑わせる程精巧なのだが………

・そもそも『ジェレミアの脳内イメージ』を具現化した物なので、ジェレミアの『記憶』や『知識』に存在しないものは作り出せない事

・幻覚=視覚に訴える物なので『目が見えない盲目の者』及び『視覚を封じた相手』には効果が無い事

の2つが弱点となっている。


【詳細】

かのイギリスを代表する名探偵『シャーロック・ホームズ』の宿敵にして、『犯罪界のナポレオン』と呼ばれた希代の天才犯罪者『ジェームズ・モリアーティ教授』の末裔にして、モリアーティ教授が創設した国際犯罪組織『クライム・ファウンデーション』の首領を務める少女。

戸籍上の本名は『ジェレミア・モリアーティ』であり、ミドルネームの『ジェームズ』はモリアーティ一族の当主の家系に代々受け継がれる隠し名。

表向きはロンドン郊外の名門私立校に通う学生だが、その傍らでイギリス政府転覆レベルのテロ事件や時にはスーパーヴィラン絡みの事件にも関与している裏社会の重鎮の一人。

ただし、テロへの関与に関する確実な証拠が一つも無い為、長年警察の手をのらりくらりとすり抜けている。

シャーロック・ホームズの末裔にして、現代のイギリスを代表する女性探偵であるシャーロット・ホームズとは幾度も対決している『一族にとっての怨敵』と言える人物で、数年前にシャーロットと対決した際に左顔面に重傷を負い、同時に下半身不随となってしまっている。

その『犯罪者としての天才的才能』を『混沌の神』に認められ、『嫉妬の魔王(エンヴィー)』の一人としてアルカディア大陸に召喚された。

『魔王』となってからも、基本的には自分から破壊活動や殺戮行為を行う事はほとんど無く、与えられた権能によって人々の本音を無理矢理叫ばせて、村八分や争いに発展していく様子を安全な場所から眺める毎日を送っている。

【備考】

ライバルであるシャーロットを初め、アメリカのカーネルUSAとドクタージェネシス、日本のジャッジメンツ・ブレイブ所属のヒーロー達にも名前と顔を知られているが、『犯罪への関与』を示す物的証拠が何一つ見つからない為、ヒーローであっても手出しする事ができない。

自らを『頭脳労働者』『カタツムリ以下の体力』と嘯いており、直接的な戦闘行為は苦手。

傲慢の魔王(プライド)』の一人・ギルフィクレスの事を敬意を込めて『ギルフィ卿』と呼んでいる『魔王』の一人で、異世界で『英雄王』と呼ばれていたというギルフィクレスが『魔王』となった事実から、『人間の本質は悪』という自身の持論が真実であると確信するようになった。

感想よろしくお願いいたします。

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