表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
図のない図鑑 ―ジョニー杉本キャラクターファイル―  作者: ジョニー杉本
異世界キャラクターシート 魔王編
393/554

【魔王ラスト(色欲)】辺理 直郎

挿絵(By みてみん)

【基本設定】

ダイヤモンド型の大地に人間とエルフを初めとする亜人種、竜や妖精等の魔物達が暮らしている地球とは似て非なる異世界『アルカディア大陸』。

遥か昔に『光の神ルクス・ソーリ』と『混沌の神アザリマラス』によって造り出されたとされるこの大陸は、千年に一度、『光の神』に選ばれた『勇者』と『混沌の神』に選ばれた『魔王』が出現し、大陸の支配者の地位をかけて戦い合う………というサイクルを繰り返していた。

そして一年程前………突如として大陸各地に49体の『魔王』が出現する『異変』が発生。アルカディア大陸の住民達を恐怖のどん底へと叩き込んだ。

異世界より勇者達が召喚され始めた時には、正気を失い人を襲う現地の人間や魔獣に変貌した現地生物が獲物を求めて徘徊し、『魔王』による大殺戮と大暴虐が罷り通る魔境と化してしまっていた。

※文化や世界観などの骨組みはオーソドックスな剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーを想定。


・『魔王』

一年前の『異変』と同時に現れた人類の敵対者。

・魔王『プライド』(傲慢)

・魔王『ラスト』(色欲)

・魔王『スロウス』(怠惰)

・魔王『グリード』(強欲)

・魔王『エンヴィー』(嫉妬)

・魔王『グラトニー』(暴食)

・魔王『ラース』(憤怒)

上記の7×7=49体が存在し、それぞれ『七つの大罪』に即した『権能(※勇者にとっての加護に相当するチート能力)』を行使する。

魔王は『混沌の神』と称される超越存在の使徒であり、目的は必要となる『贄』の確保。

魔王たちはそれぞれ無数の魔物や配下たちを率いて、たった一年足らずでアルカディア大陸全土を地獄に変えてしまった。

本編開始時には大陸住民の殆どが犠牲になっており、それを阻止する勢力である勇者の抹殺を全員が命じられている。

魔王たちの過去や原点は、『勇者のように別世界から召喚もしくは転生された者』、『混沌の神に目をつけられた現地の存在』『そもそも人じゃない者』等々……まさに多種多様。

共通して体のどこかに『魔王』の証にして『混沌の神』のシンボルでもある『魔王紋|(サタン・スティグマ。『Ω』の中心部の空白に十字架が描かれているようなマーク)』が刻まれ、権能発動時に赤紫に輝く。

(『傲慢』=顎、『色欲』=胸元、『怠惰』=尻、『強欲』=左頬、『嫉妬』=右頬、『暴食』=腹部のへその真上付近、『憤怒』=背中)


【名前】辺理(あたり) 直郎(じきろう)

【所属】魔王ラスト(色欲)

【種族】人間/日本人

【性別】男

【出身世界】アースR(リアル):平行世界の地球の一つ。超常的またはオカルト的もしくは空想科学的な存在や生物や技術が実在しない『読者の皆さんが住んでいる地球』に一番近い世界

【外見】

身長150cmの小柄な背丈、『もやし』か『かいわれ大根』を連想させる色白の痩せこけた体、ほとんど頭蓋骨の形が浮き出たような顔……等のまるで幽霊か何かのような不気味な容貌の持ち主。

黒縁眼鏡と青いワイシャツとスラックスと白衣を着用。

【職業】生化学者兼製薬会社研究員

【年齢】36

【趣味】読書、薬品研究、流行のファッションのチェック、恋愛ドラマの視聴

【好きなもの】科学、女性、イケメン、リア充、恋愛もののドラマや漫画、おでん(特に餅巾着)

【嫌いなもの】自分の外見、運動、イケメン、リア充

【性格】

自分の不気味な外見に強いコンプレックスを抱いている。

真面目で誠実ながらも、口下手で間が悪い部分もあり、見た目と併せて周囲からあらぬ誤解を受ける事が多く、『イケメン』や『リア充』と呼ばれる人種に密かな憧れと嫉妬の念を持っている。

自宅では一人で恋愛ドラマを視聴しながら、イケメン的な仕草や言動を真似して悦に入っている。

イメージCV:小野大輔

一人称・『僕』

【権能&能力】

『生化学者』

生化学者としての専門的な知識。

様々な薬品や化学物質についての広範囲な知識を有しており、十分な設備と素材があれば権能に頼らずとも即座に薬品を調合/製作可能。


『己の理想たる美しき分身』

魔王としての権能。

普段の自分とは似ても似つかないハンサムなイケメンの姿……身長180cm、適度に筋肉がつき、健康的に日焼けした色黒の引き締まった体、ジャニーズ系アイドルも裸足で逃げ出すようなハンサムな容姿の持ち主……に変身する。

この姿の時は『エディ・ハイド』と名乗り、恋愛ドラマに出てくる『俺様系王子様』風の口調や言動を行う。

どんな女性も(時には同性愛者の男性すらも)、『壁ドン』や『撫でぽ』で魅了し、自身の虜に変えてしまう。

その上、身体能力やスタミナ、反射神経等も向上しており、超人兵士であるカーネルUSAと互角の肉弾戦を行う事も可能。

ただし、元々格闘技や武術の心得等は全く無い為、戦い方は『完全なる喧嘩殺法』で、ちゃんとした格闘技の心得がある者から見れば隙だらけ。

最近ではギルフィクレスに弟子入りして、剣術や格闘技等を教わっている。


『欲望を具現化する魔法薬』

魔王としての権能。

ただ念じるだけで服用者に魔法的効果や作用を与える薬……いわゆる『魔法薬(マジック・ポーション)』を作り出せる。

『飲んだ者にオーガやトロールと同等の怪力や防御力を与える』

『体が細切れにされようと絶対に死なない完全な不老不死の肉体に変える』

『阿片や覚醒剤以上の快楽を与えながら、後遺症や副作用は0な麻薬』

………等々、アルカディア大陸において一般的な魔法薬の範疇を逸脱したトンでもない作用をもたらす薬をいくらでも簡単に作り出せる。

作製した魔法薬は自分では使用せず、他の『魔王』達やその配下、もしくはアルカディア大陸の現地人達に向けて『一瓶:金貨50枚』等の法外な価格で販売している(※薬の効果自体は正真正銘本物なので、本人は『適正価格』だと考えており、実際、一度でも購入した者は必ずリピーターになっている)。


『股座に潜む巨象』

魔王としての権能。

『己の理想たる美しき分身』発動中(=エディ・ハイドの姿でいる時)にのみ発動可能。

早い話がマジカルチ○ポ。

サイズも自由に調整でき、凄まじい硬度と射精力を持つ最強の槍。

雄々しくいきり立つ様は、まさに太古のマンモスの如し。

人間の少女や女性(処女・非処女・百合問わず)だけでなく、エルフや獣人等の亜人種、サキュバスをはじめとする魔物娘すらも堕ちる絶世の快楽を与える。

悲しきかな……『最大の武器』であると同時に『最大の弱点』でもあり、ここを潰されると一撃死してしまう。


【詳細】

都内のとある製薬会社に勤務する男性生化学者。

生まれつき幽霊のような不気味な容姿をしており、周囲の同世代からはイジメられ、実の両親からは愛されてはいたが、同時に腫れ物を扱うように育てられた。

本人も自分の不気味な外見にコンプレックスを持ち、体を鍛えたりファッションセンスを磨いたりと努力を重ねるも全て裏目に出る結果となった為、『自分の努力で見た目を変えるのが無理なら、科学の力に頼るしかない』という考えに至り、必死に勉強を重ねて生化学者になった。

しかし、マンガやアニメに出てくるマッドサイエンティスト達とは違い、科学の力を用いても彼の不気味な容姿を変える事はできず、成人後は都内の中堅製薬会社で研究員として勤めながら燻った日々を過ごしていた。

しかし、その不気味な外見から来る『コンプレックスの強さ』と『世の中の自分よりも容姿が恵まれた人々への複雑な感情』を『混沌の神』に気に入られ、『魔王』の一人に選ばれた。

最初は白昼夢でも見ている気分だったが、『自分の努力でも、科学の力でも自分の見た目を良くできないのなら……もう魔法でも超能力でも何でも使ってやる!』と半ばヤケになって承諾し、『色欲の魔王(ラスト)』の一人としてアルカディア大陸へと召喚されたのだ。

与えられた権能によって、夢にまで見たイケメンの姿へと変身し、恋愛ドラマを視聴して覚えた俺様系男子的言動で現地人の女性達を次々に自分の虜にしていき、自分専用のハーレムを設立。

同時にハーレムメンバーに入った女性達に、自らの『元』恋人や『元』夫を殺害させて『混沌の神』への『贄』を集めていき……今では異世界での魔王ライフを心から満喫して過ごしている。

戦闘や武術の経験/技能は一切無い為、『勇者』との戦いに備えてギルフィクレスに弟子入りし、戦闘技能の修得&修行を行っている。

【備考】

基本的に人前に出る時は『エディ・ハイド』の姿と名前を使う為、アルカディア大陸において他の『魔王』達や自身のハーレムメンバー以外で『辺理 直郎』としての姿と名前を知っている者はほとんどいない。


感想よろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ