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図のない図鑑 ―ジョニー杉本キャラクターファイル―  作者: ジョニー杉本
異世界キャラクターシート 勇者編
324/554

【『堅固』の勇者】高杉 明

挿絵(By みてみん)

【基本設定】

ダイヤモンド型の大地に人間とエルフを初めとする亜人種、竜や妖精等の魔物達が暮らしている地球とは似て非なる異世界『アルカディア大陸』。

遥か昔に『光の神ルクス・ソーリ』と『混沌の神アザリマラス』によって造り出されたとされるこの大陸は、千年に一度、『光の神』に選ばれた『勇者』と『混沌の神』に選ばれた『魔王』が出現し、大陸の支配者の地位をかけて戦い合う………というサイクルを繰り返していた。

そして一年程前………突如として大陸各地に49体の『魔王』が出現する『異変』が発生。アルカディア大陸の住民達を恐怖のどん底へと叩き込んだ。

異世界より勇者達が召喚され始めた時には、正気を失い人を襲う現地の人間や魔獣に変貌した現地生物が獲物を求めて徘徊し、『魔王』による大殺戮と大暴虐が罷り通る魔境と化してしまっていた。

※文化や世界観などの骨組みはオーソドックスな剣と魔法の中世ヨーロッパ風ファンタジーを想定。


・『勇者』

『光の神』によって別世界からこの地に召喚された者達。

召喚直前、チュートリアルで『光の神』並びのその眷属である『光の精霊』より異変の原因である『魔王』の討伐を命じられており、見事達成した暁には願いを何でも叶えると伝えられている。

勇者はそれぞれ最低一つ特異な『加護(※チート能力)』を授かっている。加護はそれぞれ『七つの元徳』に即したもので、

・『博愛』の勇者

・『希望』の勇者

・『信仰』の勇者

・『知恵』の勇者

・『正義』の勇者

・『堅固』の勇者

・『節制』の勇者

以上7×7=49名の勇者達が召喚されており、体のどこかに必ず『勇者』の証にして『光の神』のシンボルでもある『勇者紋|(ブレイブ・クレスト。○の中に『Y』が描かれ、左右上下の斜めに太陽の光を表す波線が2本ずつ描かれているマーク)』が浮かび上がっており、加護の発動時に青白く光り輝く。

(『博愛』=右掌、『希望』=右手甲、『信仰』=左手甲、『知恵』=額、『正義』=右上腕部、『堅固』=左上腕部、『節制』=左掌)


【名前】高杉(たかすぎ) (あきら)

【所属】『堅固』の勇者

【出身世界】アースM(モンスター):平行世界の地球の一つ。『怪獣』と呼ばれる巨大特殊生物が地球各地……どころか宇宙各地に生息し、地球人を初めとする知的種族と時に戦い、時に崇められ、時に恐れられている『怪獣映画』そのものな世界。

【職業】陸上自衛隊・巨特対隊員

【年齢】34

【性別】男

【外見】

天然パーマの黒髪に無精髭、アスリートのように引き締まった体を持つ男性。

迷彩柄のゴーグル付属ヘルメットと戦闘服を着用

【趣味】怪獣映画鑑賞、休日の射撃訓練、怪獣関連の資料収集

【好きなもの】怪獣映画、怪獣退治、コンビニのツナマヨおにぎり

【嫌いなもの】怪獣、理想しか口にしない怪獣愛護団体、人間同士の戦争、人間に銃を向ける事

【性格】

怪獣に対して激しい憎悪を燃やしており、『怪獣退治をするためだけに自衛隊に入った』と公言している。

基本的に『怪獣』関連以外の任務に対する態度は真面目とは言いがたいが、腐っても自衛隊員なので常に人命を最優先した行動を心がけている。

『勇者』召喚後も、竜やトロールを初めとする魔物or怪物に対しては情けも躊躇もなく攻撃を行える一方で、人間やエルフを初めとする亜人種に対しては銃口を向けたり攻撃を加えたりする行為に嫌悪感や拒否感を抱く。

イメージCV:杉田智和

一人称・プライベート時は『俺』、任務中及び上官に対する際は『自分』

【加護&能力】

『自衛隊員』

銃火器や爆発物の扱い、ナイフや格闘技を初めとする白兵戦闘技術、装甲車や戦車等の機動兵器類の運転・操縦技術等を高いレベルで習得している。

特に機動兵器類の操縦技術に関しては、自衛隊全体を見渡してもトップ3に入る実力を有する。


『23式対獣レーザー光線戦車』

対怪獣用に陸上自衛隊で新たに開発された特殊戦車。

富士演習場での試験運用中に一緒に召喚された。

全長10m・重量150t。

最大搭乗可能人数・5名。

装甲にはチタンとタングステンの合金を使用。

パラボラアンテナ型の砲塔と八輪タイヤを持ち、パラボラアンテナ型砲塔から最高温度3,500℃のレーザー光線を発射する。

車体側面には大きく『陸上自衛隊・巨特対』と白く書かれている。

召喚時の特典により、燃料補給やバッテリー充電が不要となっており、自我らしきものも宿っている。


無敵の戦車の騎手ライダー・オブ・マイティ・チャリオット

勇者としての加護。

上記レーザー光線戦車を含めたあらゆる『乗り物』に搭乗中に限り、外部からのあらゆる攻撃がシャットアウトされて、敵に対して一方的な攻撃を行える。

また、彼が操る『乗り物』に同乗している者にも同様の効果が付与される。


【詳細】

アースMの日本において、陸上自衛隊内に存在する『怪獣の撃退、または駆除』を専門とした特殊部隊『巨大特殊生物対策群』、通称『巨特対(きょとくたい)』の隊員。

階級は三等陸尉。

幼少期に怪獣によって故郷の街を破壊され、同時に両親や友人達の大半を失い、怪獣への復讐心から自衛隊に入隊した。

部隊内ではレーザー光線戦車を初めとする対怪獣用機動兵器の操縦士を担当しており、これまで何体もの怪獣を倒してきた。

その実績や経験、自衛隊である事から『堅固』の『勇者』として選ばれ、共に召喚されたレーザー光線戦車を武器兼相棒として『信仰』の勇者・山本 死織の率いる『死織軍団』に所属して『魔王』と戦っている。

【備考】

怪獣を憎んでいるにも関わらず、怪獣映画(※アースM世界では『実際の映像を交えた再現ドキュメンタリー』の一種)の鑑賞が趣味だが、本人曰く『怪獣の生態や習性を研究するため』らしい。

幼少期の経験から『怪獣との共存』を掲げながら、理想論しか口にしない怪獣愛護団体が嫌いだが、一方で自分でも『怪獣=絶対悪』と頭から決めつけている訳でもなく、ファルラのように『人類に友好的な怪獣』が存在している事も(渋々ではあるが)認めている。


感想よろしくお願いいたします。

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