表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
(完結済)異世界に転生したら俺が二人になってた。  作者: 鳩夜(HATOYA)
第2章 旅立ち編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

68/356

67話 vs獣人 決着!

「さて、隙が無いな」

「ですね……」


 さっきの2人とは思えない程の隙の無さだ。もっともこちらも隙を作っているつもりは無い。故に膠着状態となってしまった。起点はやはりネビアの魔法だが……どうするか。


「にゃ……! ユニオン状態で攻めきれないとはなんという事にゃ! 時間がにゃい……!」


 一方、リッタ、オリア2人(合体名:オリッタ)も驚いていた。普段ならこの状態になれば、最初の2撃で大体決まっていた。時間制限があるから速攻で片をつけなければならないのに、決めきる事ができなかった。そして今、攻めきる事もできていない。


~~閃光脚! 


 動きだしたのは時間制限のある、オリッタだった。


(フィアン)――ソード・カルテット! 

(ネビア)――アースウォール! 


 動き始めたと同時にソードカルテットを展開、真っ直ぐ突っ込んでくるオリッタに対してはアースウォールで迎え撃った。

 しかしアースウォールは粉砕され、そのまま突っ込んできた……が! 


(ネビア)――サンドバレット x3


 そのまま突っ込んできたオリッタにサンドバレットをぶち込み、目潰しをした。


「にゃ!」


(フィアン)――ブレードブラスト! 


 一瞬怯んだ隙に俺はブレードブラストを放ち、4本の剣を突き刺した。


「かはっ……!」


 4本が完全に突き刺さっているのが視認出来たところで、結界内は光り輝いた。


「負けたにゃ……」

「良い勝負だったよ」

「にゃ……!」


 オリッタはそのまま倒れこみ合体が解けて二人に戻ったが、そのままピクリとも動かない。


「おい! 大丈夫か?」


 ツンツン触っても反応がない。どうやら、気絶してしまったようだ……。


「気絶しちゃったな……」

「このままにしとくわけにも行けないし、一度宿に連れて帰るか……」


 ざわつく観戦者はスルーし、2人をそれぞれ抱きかかえ、一旦宿に戻ることにした。


・・・


 宿に戻ると、とりあえずそれぞれのベッドに寝かす事にした。


「結局もうお昼くらいになっちゃいましたね……」

「そうだな……。いつ目を覚ますんだろうな」

「にしても、まさか合体するとは思いませんでしたよ。これ……僕らの合体のヒントになりそうじゃないですか?」

「それ思ってた! とりあえず従者にするとか色々脅かしたけど、合体について教えてもらうって事で対価としようか」

「そうですね! それで僕らも出来る様になるのであれば、かなり大きな収穫ですよ!」

「とりあえず飯……食うか。部屋にも運んでもらえるらしいから今日は運んでもらおうか」


 獣人2人だけで部屋に置いとくのも色々怖いので、御飯を部屋まで持ってきてもらい、食べる事にした。


「おお……。良い匂いだな……!」

「ですね! では頂きましょう!」


 そういった瞬間寝ている部屋からガタガタと音がして2人が飛びついてきた。


「飯にゃーーー!」

「は?!」


 飛んできた二人の頭を抑えて止めると、そのまま床に転げ落ちた。


「やっと起きたか2人とも」

「あれ……ここはどこかにゃ……?」

「俺達の宿屋だよ。気絶してるままで放置も何か後味悪かったからね」

「それは、ありがとうございます……にゃ」


 そんな会話中もずーっとお腹の音がして、飯を見つめている。


「……はぁ、2食追加しましょうか」

「そうだな。2人とも、これ食っていいよ!」

「にゃ! 神様! 神様にゃ!」


 そういうと一心不乱に目の前の飯にがっつき始めた。


「フィアンさん! 甘やかしてはダメですよ!」

「ルーネ……!」

「にゃんだこのちんちくりんは」

「ちんちくりんじゃないです! まったく……フィアンさん早くこの猫捨ててきましょう!」

「にゃ!? じ……冗談だにゃ……!」

「ルーネ、このにゃんこ達には合体の事を聞かないと……だから、まだ居てもらわないとね?」

「……分かってますよっ」


 ルーネが少し不機嫌だ。何故だろうか……乙女心はよく分からん! 


「まぁと言う訳でざっくり用件を言うね」

「にゃ、従者になるんだにゃ……痛くしないで欲しいにゃ……」

「いや、痛くって何の話だよ……。とりあえず従者ってのは無しでいいよ! 代わりに君達の使っていた、合体技について詳しく教えて欲しい。これが従者の代わりの条件だよ。どうだい?」

「それだけでいいのかにゃ……?」

「うん。代わりにちゃーんと詳しく教えてね?」

「わかったにゃ! そういう説明はオリアが得意にゃ」

「了解。とりあえず御飯を食べてしまおうか。俺らのも来たみたいだし」


 そうして昼食を取り、机を片付けたところでまずは話を聞くことにした。


「こほん。では説明致しますにゃ」

「初めに言っておきますけど、この合体……[ユニオン・ビースト]は、獣人族しか使えない技です。ですので、人族の貴方達に何か参考になるとは思えないです……にゃ」

「そうなんですね……。でも聞いておきたいんですよ。実は僕達、一度合体したことがあって、出来たのはその一度だけ……。方法は手探りで探してたんだけど、全く見当もつかなくてね。それで少しでも近い技があれば聞いておきたいんですよ」

「にゃ! 人族で合体が出来るなんて聞いた事もないですにゃ……。凄い人たちですにゃぁ……」


 オリアは驚きつつも、説明を始めてくれた。


「では、改めてご説明いたしますにゃ」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ