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脳移植したら世界が変わっただと?!  作者: 猫夏れい
第一章「脳移植と変化」
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月に望むもの

またまた遅刻です。

ごめんなさい。

ともあれ更新9日目、だったっけ?

 あの後俺は泣き疲れたのか寝てしまったらしく、目が覚めた時には病室は真っ暗だった。



「くらい……」



 あぁ、家の抱き枕が恋しい……。

 俺はあれがないと夜も眠れ無いタチなのだ。



「母さん、なんで持って来てくれてないんだよぉ……」



 我ながら乙女な奴だ。

 でももう十分寝たから日が出て来たら眠ろう。


 そう思い立った俺は早速院内を散策して見るコトにした。



「やっぱり、夜の病院って怖いんだな……」



 早速ではあるが足が震えているのが分かる。

 歩幅もいつの間にか俺の握りこぶし3こ分くらいになっている。

 参考程度に、俺の握りこぶしは野球ボールより少し大きいくらいだ。


 つまり、そういうコトだ。



 滅っっっっっ茶苦茶、怖い。


 ど、どうしよう、もう自分の病室にすら帰るコトができない……っ!



 もう俺は廊下で夜を明かすコトになるだろう。

 見回りの看護師さんが来てくれるコトを願うばかりだ。


 とはいえ俺は少しずつ前進している。

 いつの間にやら病院の屋上まで着いていた。


 その道中までは悪霊に襲われ無いか、異形の化け物に襲われないかなどとビビりまくっていて、進む方向すら考えるコトが出来なかった。



 俺は恐る恐るノブに手をかけてみる。


 扉は金属の重い音が鳴って開いた。

 金属製の見るからに重そうな見た目とは違い、俺の弱い力でも開くコトが出来たのは意外だった。



 屋上には人影があった。



望月(もちづき)、……先輩?」



 望月看実(みみ)

 元、中学校時代の弓道部の先輩。

 俺の初恋の相手。



「あら、迷い猫かしら」



 彼女は俺を軽く眺めていた。

 あの元気のあった先輩がなぜこんな場所に……?



「あらあら、私も人気になったものね。こんなにじっと目詰められるなんて」



 先輩は一人で身体をくねらせてキャーキャー言っている。

 外見の凛々しさはともかく中身は相変わらずの様だ。



「何か私に用かしら。まさか、同性からの告白なんて……!」



 ああ、こんな人に恋に落ちただなんて。

 昔の自分を存分に呪ってやりたい。

 こんな姿を見て思った俺であった。





今回は時間がなくて短くなってしまいました。

次回はもう少し長めにします。

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