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新・私のエッセイ~ 第272弾:【わんこら式数学学習法】も、実は強力な武器である!!

 ・・・前回のエッセイにて、ぼくは、


 「暗記よりも、『本質の理解』こそが大事なんだ!」


 と、声を大にして書きました。


 この考え自体は、


 いまも正しいと思っておりますし・・・その学習方針の骨子こっしそのものが、いささかもゆらぐことはありません。


 しかしながら、


 「暗記数学も、実は大切なんだ」・・・これもまた真実なんじゃないか、と。


 また、以前のエッセイにて、ぼくは、


 京都大学理学部数学科卒・・・畠田はたけだ先生の、


 いわゆる『わんこら式』と称する「解答書き写し学習法」について、


 「手間や時間がかかりすぎて、ぼく個人はおすすめできないな」ということも書きました。


 ・・・でもね。


 最近になって、また考えが変わりました。


 「これ・・・かなりの『王道の学習法』なんじゃね?」


 ・・・と。


 ぼくね、


 ここんとこ、あまりイイことなかったんですよ。


 かなりへこんで、落ち込んでしまってました。


 ちょっとした「スランプ」っていうのかな、


 軽い「うつ病」でしたね。


 (なんか、今日も勉強する気しねぇなぁ・・・。)


 (またサボって、布団に横になっちまうかぁ・・・。)


 そういった日が、しばらく続いてました。


 でもね・・・


 そんなみじめなぼくが思い出したのが、


 この『わんこら式』学習法だったんですよ。


 これらの文言が、


 ぼくを救ってくれました♪


 (※)以下、すべて、畠田先生ご本人のお言葉です。

 なお、文中の「」は、強調の意味をこめて、ぼく個人が独自につけました❤❤

 元の文章はそのままで、読みやすいよう、「しげちゃん流の文の書き方」にならって書きました。


 ①:『解く時はわかるまで考えないようにする。』

→ しげちゃんの解釈・見解:つまりね・・・いつまでも何時間も粘っていないで、いさぎよく「解答例や解説」を見なさい、って意味ですね。

 佐藤一行先生のご意見とは、まっこうから対立する考えです。でも、ぼくもここは、畠田先生のいうことが正しいと思います。


 ②:『解答を写して勉強するときはまず「書き写してから」考える。』

 → しげちゃんの考え:そうですね。まずは、ノートを開いて、ペンや鉛筆を持ち、実際にカラダを、手を動かしてカリカリと書き写してみて・・・「勉強のとっかかりを作る」・・・これも大切なことかと。

 『写経しゃきょう』に近い感覚ですよね、コレって♪

 なんにもしないで、行動を起こせないで寝てしまうくらいなら・・・ぼんやりとして一日を無駄に過ごして棒にふるくらいなら・・・「なにか」やったほうがいいにきまってます。

 そうして勉強して、きのうより「ひとつでも」「ふたつでも」身に着けることができれば、それだけでもその日は、「少しは意味のある一日」になってくれるんですから❤


 ③:『今度は解けそうにないものや、知らない定石じょうせきの問題の場合とか、難解な読解の問題の場合やな。

 Cレベルのものとか、まだ勉強出来てないようなレベルの問題をやるときとかになるやろな。

 それは「最初から」解答例とかを書き写します。

 まずは「書いてみてから」、どういうことなのか考えます。

 どういうことか理解してから書くんじゃなくて、書いてみてからどういうことなのか考えます。

 この順番が大切やねん。

 それで読解が難解な問題も解答を書き写してみてどういうことなんか読んでいるうちに「解答から問題文を理解する」ねん。

 そうすることで問題文のパターンの蓄積が出来るわけやな。』

 → しげちゃんの見解:これは、『英単語こうすれば速く覚えられる!』の著者、池田和弘先生と同じ考え方で・・・「答えから攻める」という発想になります。


 ⑤:『解く時はまずはペンを握って紙に問題の数式を書き写してみたり図を写してみたり書いたりしていきます。

 どういうことなのか「考える前に」書いてから、どういうことなのか考えます。

 そして問題を把握して、試行錯誤して5分とか10分かけてもダメな場合は解答をいきなり書き写していきます。

 解けた場合も解けたことを喜んだり、自分の実力に安心するんじゃなくて、解答を見て自分に「取り入れられるものがあるか」考えるわけやな。

 そして、このやり方の方がいいとか、お決まりのやり方で書けてなかったという感じであれば書き写していきます。』

 → しげちゃんも同感。とりあえず「書いてみて」、そこから「糸口をさぐる」・・・いいですね、コレ♪


 ⑤:『わからないところは飛ばして保留する。

 そしてわからないところがあったら、一旦保留して先に進めます。

 ここで考え続けて解決して伸びることもあるねんけど、全部そうやってたら勉強終わらんねん。

 前に進まんねん。

 そしたら、そこを保留して前にどんどん進めた人はどんどん経験値が積み重なって、後から見たら前見たところ当たり前のようにわかったわってなるねん。

 そういう前に進んでいく人にどんどん置いていかれるねん

 それとかわからないところって考えるほど視野が狭くなってわからなくなったりするからな。

 そこは保留して読み進めていくと全体が見えてきて、ああ、こういうことやったんかってわかったりもするしな。

 さらあきらめてお風呂とか入ったりしてる時にわかったりもするしな。』

 → しげちゃんもそう思います。強引に進めてみると、なんとなく見えてくるものがあるような気が・・・。


 ⑥:『他の教科も全部書き写すなんて、そんなに時間がない!

→ どの教科も全部書き写せば勉強になるにはなるかもしれん。

 ところが全く時間が足りなくて終わらない。

 そこで、「これで終わるわけがない」って書き写すのと、読むだけにするのを分けるねん。

 わんこら式には書き写すように書いてるけど、それは一番わかりやすくて習得をしやすいからであって別に書かなくてもええねん。

 「読むだけ」でもええねん。

 このペースで終わるわけがないとか、体力が続くわけがないと感じたら読むだけにするのを増やしていってください。

 机がなかったりとか書き写せない状況もあるしな。』


 ⑦:『こんな感じで、「これは続かないな」って感じたら頑張ろうと自分の精神力に頼るんじゃなくて、「出来るようにどんどんやり方を変えていって欲しい」ねん。

 わんこら式はそういうことをやって欲しいと言うことを書いてるねん。

 「これを意識するだけで」ほぼわんこら式と言えて他のことにも応用させやすいと思う。

 わんこら率の意味も、この続かないような状態がわんこら率が下がってる状態で自然と続けられて調子よくなってくる状態がわんこら率が高い状態と言うわけやねんな。』

 → しげちゃんもそうしていきますよ。うまくいかなかったら、さらに試行錯誤して、どんどん「しげちゃん流」にアレンジして、ぼく独自の「自分に一番しっくりくるやり方」を見つけていきまっせ❤❤


 ⑧:『覚えることが大切って言うのも、暗記教育がうんぬんとか、右脳で驚異的な記憶力をつけるとか言うような話ではありません。

 これは、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と言う意味に近くて、「大学での数学でさえ」オリジナリティーを求めて自分で考えた解答を考えたところで、ことごとくそんなものは発見されてて、もっと全然高い次元で勝負しないと全く話になっていないことになります。

 昔は三平方の定理を発見するだけで天才なわけで、今の時代にそんなことやってたら世捨て人です。

 文明も発展しないしな。

 だから、どんどん今までの人が発見してきた概念や定理や解法などを「覚えていかないと」、とてもじゃないけど時間が足りなくて、高みに達しません。

 繰り返すことも、これは最近繰り返しが大切ってよく言われてる勉強法とは関係がありません。

 わんこら式は、「繰り返す」と「強制的に前に進める」の一見矛盾した二つをやることが大切と書いてます。

 これは、「ある程度は繰り返さないと」、覚えた実感がないから続かない。「強制的に前に進めないと」、飽きてきて嫌になる。

 って言うことを言ってます。』


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 ・・・ぼくね、


 畠田先生の『わんこら式』・・・今後、


 積極的に、自学に取り入れますわ。


 もちろんぼくには、泣く子も黙る・・・


 ぼく固有の『レイアウト記憶法』がありますので、


 「読む学習法」が、メインにはなりますけどね♪


 「どんなカタチでもいい。前日よりも、1mmでもいいから前に進むこと!」


 これが大事ですからね❤❤


 m(_ _)m


 追伸:


 ぼくね・・・


 『写経しゃきょうノート』なるものを、


 最近になって作りました。


 実際に、


 そのノートのおもて表紙びょうしに、黒くてぶっといマジックでもって、


 でかでかと『写経しゃきょうノート』って書きました♪


 数学などの計算練習と、


 解答例を書き写すのを、同時にやるためのノートでやんすよ。


 コレを今度は、図書館に持ち込んで、


 受験生たちにまじって、


 鉛筆でガリガリと「写経」していくんス❤❤


 手回しの、昔ながらの『鉛筆削り器』もかつぎ込んでさぁ(笑)。


 中3のときは、毎週、そうしてたよ。


 鉛筆、だぁいすき❤❤


 ・・・ぼくね、中でも、


 株式会社トンボ鉛筆の『トンボ鉛筆(= もちろん、HB)』が、中学時代から、いっちゃん好きなんよ♪


 ちなみに、


 『シャープペンシル』は、大嫌いなのぢゃ❤


 カチカチカチカチうるせぇし、


 よく折れるし、


 ノートに穴あけるし。


 ・・・やっぱ、鉛筆っスよ。


 「書いてるッ!」って感じがするもんね❤


 ☆  ☆  ☆  ☆  ☆


 ウィキペディアよりの参考資料:


 【トンボ鉛筆】


 株式会社トンボ鉛筆は、鉛筆、消しゴムなどの文房具を製造、販売する日本の企業である。


 日本の鉛筆製造元としては三菱鉛筆と共に大手として知られる。鉛筆をはじめとした文房具の「MONOモノ」ブランドで知られ、2007年には消しゴム、修正テープ、スティックのり、テープのりの国内シェアは1位となっている。


 「トンボ」を社名にしたのは、昆虫の「トンボ」は昔「あきず/あきつ=秋津、蜻蛉」と呼ばれ、日本も「秋津島あきずしま」の古称があることから、日本を代表する鉛筆でありたい、という思いを込めたものである。


 トンボの商標は1927年(昭和2年)から使用された。英字ロゴは「Tombo」ではなく、末尾にwを付した「Tombow」が使用されている。これは墓を意味する英単語「TOMB」と間違われないようにしたものとされる。以前は「お客様に深く頭を垂れる商の姿勢」を示すために、トンボの頭が下を向いていたが、2011年の新ロゴマーク導入時に、トップを目指す意味で、トンボの頭が上向きに変更された。


 なお、岡山市北区に本社を置く学生服メーカー大手・トンボ(旧社名:テイコク)や、富山県富山市にある清涼飲料メーカー・トンボ飲料も英字表記を「TOMBOW」としているが、トンボ鉛筆を含めた各社の間に資本・提携関係はない。

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