第五話 城に行く道中
誤字とかあったりしたら知らせてくださいね><
自分では間違えてないつもりなんですけどねorz
3人は街を出て結構歩いた。
「空が青いなー」
「そうだねー」
返事をしたのはファイだ。
「あ!小さい龍がいる!」
「なんでこんなところにいるんだろ?」
ファイが幼い龍を見つけたようだ。めずらしい光景にヒカリは疑問を抱いていた。
その龍は虹色に輝きとても綺麗だった。
その幼い龍を眺めていると空の向こうから大群の白、黒、赤、青、緑様々な色の龍が飛んできて小さく幼い龍を囲んでいじめているようだ。
「ねえミラあの龍を助けてあげようよ」
「でも助けたら私たちがあの龍たちに襲われてしまうわ」
その二人の相談を無視し俺は真っ先に龍の大群に突っ込んで行った。
俺は龍衣を装備し九魔を片手に無詠唱で身体強化をおこない一番大きな龍に切りかかった。
「そこの小さな龍をはなしやがれっっ!」
後ろの二人は俺の戦いを初めて目にし驚いたように口をあけ眺めていた。
「この龍は穢れた龍だおぬしには関係の無いことじゃ早々に立ち去らなければ大変なことになるぞ」
龍は喋れるのかとはじめて知った。
そんなことを思っている場合ではないと思い俺は口を開いた。
「この龍が悪いことをしたのか?俺にはそうは見えないなどうせ色が虹色だからとかだろ?」
「そうじゃ、だからなんというのだ」
「俺はこの龍を守らせてもらう」
「いいだろうワシらを倒せばこの龍を襲わないと約束しよう」
いいだろうならば戦争だ!心の中で言ってみた。
『炎よ九魔の力になれ!』
そう叫ぶと九魔は真っ赤に燃え炎を纏っている。
俺は死なない程度に龍の胴を掻っ捌いた。
高温のこの九魔はすごい切れ味になっていた。
「「「これならどうじゃ」」」
数匹の龍がいっせいにブレス攻撃を仕掛けてきた。
しかし俺の龍衣はそんな攻撃をものともしないで綺麗に輝いている少々の衝撃は来たが。
「「「なんじゃと・・・」」」
俺は龍が数匹驚いていたがそのうちに龍に見えない速度で斬撃を放ち倒していったが・・・・。
「そこが隙じゃ!!!」
最初に話していた馬鹿でかい龍が俺の体をめがけて腕を振り下ろそうとしていた。
―――――――――あ、やばいもう間に合わない俺ここで死ぬのか―――――――――
目を瞑りもうだめだと思った瞬間―――――――――龍の叫び声が聞こえた
『ギェェェェェグアアアアア』
「ミラ!自分だけ活躍しようなんてずるいわよ!」
「そうですよ!お兄ちゃんは死んだらだめなんだから!」
二人が力をあわせて馬鹿でかい龍に魔法をはなったみたいだ。無詠唱で・・・この二人すごいんだな。
「ああ、ごめん助かった背中は二人に任せていいか?」
「もちろん!いくわよファイ!」
「はい!ヒカリさん!」
それから数分間3人で多くの龍を倒した。
「お前が最後だな」
長老ぽい一番歳をとった龍が残った。
「いや、完敗です若い衆が迷惑をかけましたそこの虹色の龍は突然変異で生まれたため差別を受けていたのです私からのお願いですその龍を育ててあげてくれませんか?」
「わかった大切に育てるさ」
「ありがとうございますお礼といってはなんですが困ったときはこの笛を吹いてくださいこれは竜笛といって我らを呼ぶことができます受け取ってください」
「ありがたく受け取らせてもらう」
「では我らは帰らせていただきます」
「じゃあなまた会うときはよろしくな」
龍の大群は空へ帰っていった。
「帰って行ったね」
「ああ」
「この子に名前つけなきゃ」
「ファイ~なんかいい名前ない?」
「う~ん・・・」
ファイは難しい顔をして真剣に考えていた。
「覇龍・・・」
「かっこいい名前だなそれにしよう!」
「二人のネーミングセンスを疑うわ・・・二人がそれならいいけどさ」
「覇龍よろしくな!」
「キュッ」
覇龍はうれしそうにこちらに顔を向けてはねていた。
覇龍は俺の頭、ヒカリとファイの肩を歩き回っていた。
よっぽど俺らは気に入られたようだ。
いろいろあったがもう少しでヒカリがつくみたいなことをいっていた。もう少しがどれくらいなのかを
小一時間問い詰めたいがそんなこともいえるわけではなく黙々と歩いている。
覇龍が戦闘中3人を輝いた目で見ていたのは内緒だ。
悩んだ結果がこれだよ!
もうどうしようもなくねorz