第四話 ドラゴンの剣と鎧
朝目覚めると目の前には二人がいたヒカリとファイだ。
「なんだ?」
よく無事だったわねと言わんばかりの二人
「今日はあんたの武器と防具をそろえましょう!」
「そうするかーなにもないとちょっとここともとないしな」
「ドラゴンの部位があるしそれを鍛冶屋に持っていってみましょうか」
「ああそうだな」
3人で朝食を済まし街の鍛冶屋へと向かった。
俺は店のご主人にドラゴンの部位を見せたがかなり驚いていた。
とりあえず長くも太くも無い太刀に近い剣を作ってもらった。
要望は鋭く魔法をまとわせても丈夫な剣だ。
数時間待たせれているうちに3人は眠り外は夜になろうとしていた。
完成した剣を片手にご主人は満足げな顔で俺たちを起こした
「これでいいかい?相当な出来栄えだよ!代金はいいよ作る側も楽しかったしな」
「ありがとうおっちゃんー」
「いまさら遅いかもだけど残りのドラゴンの部位渡すからさ完璧な鎧作ってくれない?動きやすいやつよろしくーいつでもいいからさー」
「あいよーでも全部いいのかい?ドラゴンの部位なんて」
「いいよいいよー」
「じゃあありがたくもらっておくよ」
眠たい目をこすりながら3人は宿へ戻った。
ファイと喋るとかなり二人は仲良くなったようだ。
ファイが寝た後俺はこそこそと作ってもらった剣を見つめいろいろ思案した。
「空間、補助以外の魔法を練ってみるかー」
そうして俺は剣に9種類の魔法を練りこんだ。
「完成だ!こいつの名前は今日から≪九魔≫だ」
見てのとおり9種類の魔法だから九魔・・・
さまざまな色に変わり綺麗で鋭そうだ。
まぁ試し切りは今度でいいかー
そのまま俺は眠りについた・・・
次の朝、鍛冶屋のおっちゃんはこれまたすばらしい鎧を朝から届けにきていた。満足そうな顔だった。
「なんか目標立てようかな」
「これからどうする?」
話しかけてきたのはヒカリだ。
「もっと大きな街とかないのか?」
「そうねーこの国の中心のグランテスタなんてどうかしら?それに城もあるしね」
「場所はどこだ地図で教えてくれそうしたら転移しー「だめよ、歩いていくのよ!」なんでだy『グフッ』は・・・い歩きます・・・」
「あはははーおにいちゃんたちおもしろーい」
「ファイ笑うなよ・・・」
俺はひじうちをみぞに入れられて苦しそうな顔をしている。鎧はまだ着てなく闇の空間に入れてあるんだ。
「ファイはいいのか?俺たちに付いてきても」
「うんいいの記憶もまだ戻らないし」
「そうか大きな街らしいから何か記憶を取り戻すかもしれないしな」
「二人ともはやくいくわよー」
俺たちは3人ならんで街を出た。
ファイにひさしぶりに喋ってもらいました。
誰か俺にネーミングセンスおぉぉぉーorz