表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
仮タイトル  アレ  作者: 八味とうがらし
2/28

仮タイトル アレ カナヤマ 1

コンコン

「山下所長お加減はいかがですか・・・」

「ああ今日はだいぶいいよ」

「それは良かったです・・・そろそろ新所長が到着されます」

「ああもうそんな時間か・・・私はここに居させてもらうよ・・・なのでキミ・・・丁重にお出迎えしてください・・・」

「はい。承知しました」

所長室を後にした。職員は完全防備。まるで宇宙服でも着ているかのような出立だ。

「可哀想に・・・山下所長も長くはないな・・・でも1年半は最長だな」

所長室は特に念入りに防御がなされており何物も絶対に外部からの浸入はないとされている。それでも歴代の所長は皆体調を崩していた。


「ヘリポートが見えてきました。着陸します。」

ヘリポートは立入禁止エリアよりかなり離れた場所に設置されていた。

上空から見下ろすと大砂漠の中に丸にHの着陸マークが浮かんでいるように見える。

「オイ。こんなところに降りるのか?」

「はいヘリポートはセンターより十数キロ離れた場所に設置されています。カナヤマ所長殿を迎えにセンターのものが来ていると思われます。私は所長殿を送りとでけた後、退所された山下様を本部に送り届けます」

(ふん。山下・・・バカが体調を崩すなんて・・間抜けめ)

「まぁオレが着任したらオマエの輸送の仕事がなくなるな。ガハハハハハハ」

「・・・・」

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ