仮タイトル アレ 赴任
「仮タイトル アレ」については、一昨年から作成していますが未だ未完成です。
投稿ペースが不規則となります。ご迷惑をおかけいたしますが一読いただければ幸いですです。
パタパタパタパタパタパタ
「そろそろ目的地に到着します・・・」
「・・・・ひでぇところだなぁ!まぁみんなヘタレな奴らばかりだから尻込みしていかねぇんだよ」
「・・・・」
「オイ、あっちの所長の名はなんて名だ」
「はい。山下所長様です」
「山下・・・あぁそうだった!山下って所長も体調崩してやめるんだったよな」
「はい。過去の所長様は皆体調を崩されてお辞めになって・・・」
「どいつもこいつも何やってやがるんだか。まぁオレ様はこの体力があるからなガハハハハハハ」
「・・・・・」
「オイなんか前方黄色くくすんでないか」
「はい。あと数十kmで目的エリアです。あそこは何故か黄色くくすんでます」
「・・・まぁどって事ないだろ」
「・・・・」
彼らが向かうエリアは特別区に指定された立入禁止となっている。ただ誰も入ろうとは思わないところ。
「・・・ところでカナヤマ所長殿。一つお聞きしてもよろしいでしょうか・・」
「オウ聞いていいぞ」
カナヤマは所長殿という問いかけに内心大喜びでいた。
「どうしてこちらに赴任されるようになったのですか」
「それはキミ!オレ様が志願したからだよ!誰もかれもあそこに行きたがらないんだぜ!馬鹿な奴らだよ。何せそこでの労働者を厳しく管理するだけのことだぜ・・・寝ていてもできるってもんだ。ガハハハハハハ」
「あっあの・・・所長殿あそこの話は聞いていらっしゃいますよね・・」
「おう聞いている。それがどうした。オレは奴らとは違う」
カナヤマは太く鍛え上げられた腕をパイロットに見せつけた。
「・・・」