異世界バカせまい歴史~とあるRPGシリーズの『エルファイアー』という魔法の扱い
これは、ある架空の世界の、ある架空のRPGのシリーズの変遷の話である。
とあるRPGのシリーズ、それは
『ドラゴン・フォーチュン・クエスト』という。
※同名のゲームが実際に存在する可能性もありますが、同名のゲームとは無関係です。
異世界バカせまい歴史、とあるように、本当にバカせまい、限られた人たちしかその事を調べようとしない、
異世界ファンタジーには、かなり興味のある人でさえ、???と思うようなことを、わざわざ調査したりする。
今回は、『ドラゴン・フォーチュン・クエスト』シリーズの、エルファイアーという魔法の扱いについて調べる。
『ドラゴン・フォーチュン・クエスト』の第1作では、『エルファイアー』が最強の攻撃魔法だったという。
ちなみに、第1作で登場した魔法は、
『ヒーリング』『ハイヒーリング』『スリープ』『マフージ』『ファイアー』『エルファイアー』の、たった6種類だけだった。
攻撃魔法2つ、回復魔法2つ、あとは、敵を眠らせる魔法と、敵の魔法を封じる魔法と、わずか6種類だけだった。
主人公の勇者は伝説の剣で戦うのだから、魔法はこれだけで充分だったとか。
『ドラゴン・フォーチュン・クエスト2
邪教の野望』
第2作以降、魔法の種類も増えていく。
魔法を使うことがメインの仲間が加わったこともあり、格段に魔法が増えた。
毒消しの魔法、相手の守備力を下げる魔法、こちらの守備力を上げる魔法も加わったが、なんたって、攻撃魔法が増えた。
『サンダー』『ブリザー』は、『2』から登場。そして、『ボム』系統の魔法も。
※モンスターの系統、魔法の系統は、このゲームのオリジナルとなります。
一方で、敵のモンスターも、『炎をはく』『痛恨の一撃』などを使う者が現れた。
この時点で『エルファイアー』は、『ハイパワーボム』に次ぐ、2番目に強力な攻撃魔法だった。
『ドラゴン・フォーチュン・クエスト3
幻の大陸』
『3』以降は、魔法の系統なども、ほぼ整えられ、『エルファイアー』は、『ファイアー』系統の2番目の攻撃魔法で、中盤あたりにはよく使われるものの、その後はあまり使われないような、言い方を変えれば、中途半端な位置の攻撃魔法に成り下がってしまった。『4』以降も同様。
最近、『ドラゴン・フォーチュン・クエスト』のアニメ版の放送の企画が持ち上がっているが、その中で、仲間の魔法使いが、『エルファイアー』を5発連続で放つ技を使う、という話が持ち上がっている。
『ドラゴン・フォーチュン・クエスト』の世界は、まだまだ広がるそうだ。