表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

食べたくなるほど

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

ほんのりカニバリズムを連想させる描写があるので、年齢してさせて戴いてます。

俺は契約した女と美術館に来ていた。最初は宗教画。延々と連なる聖人を薄ぼんやりと見る。何も思わない。高潔な魂を口で穢すのはさぞかし楽しいだろうが、元々傷付いた者にあまり興味はない。穢すなら、傷を付けるなら、もっと柔らかく、跡が残りそうなものがいい。

「あんた、平気なの? こんな所に来て」

「別に。絵画自体に祝福がある訳じゃない。だからなにも思わん」

隣の女は死んだ目で俺を一瞥した。

呼び出した時から、気高くもなく、美しくもなく、大して壊しがいのない女だった。契約の歳に多少手荒に扱ったが、反応は希薄。ただ軽蔑した目で此方を見据えていた事を忘れない。その時の何とも言えない違和感が、今を繋ぎ止めている。

女が歩き出したので、俺も黙って傍を歩く。次に目を向けたのは、女の絵。ふくよかで、輪郭が柔らかい。女は勝ち誇った顔で、人の生首を抱き締めている。

この時代の絵画の女はどれも良い。輪郭が柔らかく、噛み付けば容易く食いちぎられそうな所が堪らない。あぁ、噛み付いたら、どんな反応を残すのだろうな。

「……相手があんただからこそ言えるんだけど、絵画の女性像って、全体的にふくよかなんだよね。私があんただったら、噛み付きたいとか、思ってたかも」

その言葉に思わず瞳孔が開くのを感じた。そのまま押し倒して、天を仰いでしまいたかった。あぁ、此奴は……。堕ちるまでもなく。

犬歯を剥き出しにして嗤う俺を見て、此奴は疑問符を浮かべて首を傾けた。

「悪いね。腹が減ってるんだ。さっき絵画に描かれていた扉は板チョコに見えた。あぁでも……。食うなら肉がいい。柔らかい肉がいい。木の味がする板なんか興味はないね」

そう言って舌なめずりをした。さながら獲物を見つけた狼の様に。

女の子

悪魔と契約した気だるい子。

淡々した、特に抜きん出た所がない子。

食には忠実。絵画見て無関係な食べ物が浮かぶ程。


裏設定

実は結構歪なものが好き。

天使の本来の姿を見て『美しい』とボヤく程。


女の子と契約した悪魔。

誰かの手違いで、この子と契約したのだと思う。

悪魔らしく、高潔なものを穢すことが好き。

本人は気が付いて居ないが、人間離れした思考、趣味の契約者に興味がある。


裏設定

悪魔らしく眉目秀麗。

誑し込むからね。当たり前だね。


ちょっと何言ってるか分からない作者の感想。


美術館に描かれていた絵画、綿菓子みたいでした。

ふわっ。って感じなんですよ。時代を感じます。

現代のイラストって皆、もちもちなんですよね。


それよりも私は扉が白い板チョコに見えました。

黒い板チョコが食べたいです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ