然らば
喉に何か詰まってて
吐き出すとクラスの人から避けられた
放課後に1人、モップで床を綺麗にして
ワックスの磨きに映った己の醜さに
死にたくなったものです
喉からは虹が出ますー
色とりどりの夢や希望になって
教室のちゃらんぽん共に与えるのです
それらに塗れたあいつらは
美しくて殺したくなります
もう戻れないよ
執着だけで生きてきました
絶望の沼に全身浸かって
重い足取りが努力の証でした
その重みも今は
痛覚も麻痺して
どこが目的地でしょうか
誰かのナイフになりたい
誰かの言葉になりたい
誰かの光になりたい
誰かの感性を壊したい
正しさを求められた瞬間に、全て死にました
然らば