乙女ゲームの舞台へ
君影草「更新が進まずスミマセン。そして会話が少ないです(|||´Д`)」
転生して色々ありましたが、ティアラローズ・アリウム!無事(?)12才になり学園に今日入学します。今は学園に向かう馬車の中、クロードと共にいます。
寮での生活になるので、生活をサポートしてくれる従者や執事、メイドのうち1名を付けることができるのでクロードに付いてきてもらうことになりました。
小説とは違い、婚約者はエドお兄様とクロード。婚約者候補にアルフレッド、オリーブ、レオナルド、ルーファスとなり、性格も皆違っていて小説とは変わってきています。
そもそも小説では、クロードはお兄様付きだったしね!ティアラローズには誰が付いてきていたのかは記憶をみる限りわからないの。
学園は平等と言われているけど貴族と平民が一緒になるわけで…社交界での練習も意味するので完全に平等とはいかず、マナーとかもキチンとしなくてはいけないの。あ、それでね?私も、お嬢様言葉を使わなくては行けなくてここ一年かなり頑張りましたわ。…うん。お母様が特にスパルタでしたわ。
入学は前世と同じで春の入学。制服のドレスはワンピースドレスで色は紺のチューブトップ型、丈は短くて膝がギリギリみえる丈までのが制服のベース。長いのはありだが指定より短いのは校則違反。このデザインに襟や袖を付ける。だだし、紺以外で他に色を入れるなら白。これがベースでアレンジはしても良くて貴族令嬢は思い思いのデザインにアレンジする。ついでに学園には女性の平民は居らず、大体は養子になり貴族令嬢として入学する。平民は特待生の男性。ついでに男性の制服は前世でのブレザーのような紺の制服で、ズボンはグレー。シャツは白だがデザインは自由。タイや刺繍などのデザインも自由。装飾品は学園に許可を得た小さめなモノなら良し。
私の制服はレオナルドがデザインしてくれてAラインのワンピースドレス。ハイネックだが胸元は開いてて、袖や肩はレースで透け透け。ウエストきゅっとしまっていてスカートはきれいなラインで膝が隠れるぐらいの丈。朝はまだ肌寒ので薄手のショートケープの着ていて胸元は隠れているの。ショートケープがなくても胸元の開きはチューブトップ型のドレスにハイネックのレース部分の谷間が開いてるぐらいなので恥ずかしくはない。靴は紺の色指定だけなので自由なので、私のはやはりレオナルドがデザインしてくれたハイヒールでくるぶしまでレースメッシュがあるタイプ。貴族は基本ハイヒールなの。でも、ピンヒールの様に細いのはずっとは疲かれるのでヒールは太め。ブーツの様には蒸れない様にと、レースにしてくれたの。なので大分歩きやすいかな♪
え?スカートの長さ?貴族だと足を見せてはダメだと思っていたけどこの世界そんなのはないのよ。平民だとショートパンツもありなぐらいで、冒険者とかすごい格好の方もいるわ。貴族もドレスでミニはないけど膝上少し見えるまではあり。ただ、そんなドレスだと踊るときに足が見えるからかなり上手くないと恥をかくの。膝上までのスリットドレスも大丈夫。ただ、これ以上見せるのは伴侶だけ♪ってのが暗黙のルールみたいになってるからそれ以上見せる方は下品と言われる。足見せOKなのは元が18禁の乙女ゲームだからかしら?
ショートケープを脱がなかったら清楚な感じで、脱ぐとセクシー。胸元が開いてるのにも理由があってね…私の胸が成長しすぎたのよ。12才にしてEカップ。しかも成長中なのです。驚きの成長で、身長も165㎝になりましたわ。
どうやらこの世界では基本皆身長が高いみたいです。これには驚きましたわ。私の身長で平均らしいの。女性でも卒業時には170㎝越える方もいるのよ?何より驚いたのが男性よ。小さい時は周りの大人がおっきいな~。なんて思っていたら、大人は190㎝位は普通にあるの!ルーファスなんてぐんぐん伸びて普通の大人と変わらないぐらいあるわ。何を目指してるの?ってぐらい伸びてるの。小説では卒業時にはアルフレッド殿下よりかなり高かったから200㎝越えるのかもしれない。その辺は小説には詳しく書かれていないから変わらないわ。
でも、話を聞くにこの辺りからは成長がゆっくりになるらしい。前世と違うのは魔力の関係とかもあるのかもしれないけど、全体的に高いから違和感はなかったんだよ?寧ろ、制服作るときに身長も測って頂いて驚いたぐらいだわ。
ついでにゆっくりにはなるがまだ身長は伸びるらしい。制服も毎年サイズが変わるのでこまめにかい直し。特待生である平民の方は指定の基本の制服は支給されるらしく、デザインを変えたりしたいなら追加で払うシステムらしい。
あと、必ず学園では魅了魔法対策の魔道具を身に付けなくてはならない。建前として学園の学生である証明書替わりに使われるらしく透明の魔石が付けられた装飾品で身に付ける時に自動でサイズが変わるためにブレスレットやアンクレットとして使用可能。魅了魔法を浴びれば魔石の色が変わっていくらしい。かかればかかる程黒くなっていく。色が変われば教会に行き魅了魔法を解除してもらう。解除してもらえば透明になる。
ついでにティアラローズとアルフレッド、エドワード、オリーブ、レオナルド、ルーファス、そしてクロードの分までの魅了魔法を防止する魔道具の指輪が準備出来た。こちらは魅了魔法を防げる魔石がなかなか手に入らなかったのをリリア王妃とティアラローズのアイデアからセシルの手により魔石を溶かし銀に混ぜてピンキーリングにされた。ピンキーリングのサイズにしたことでなんとか人数分用意することが出来て、魅了魔法が防止できるかも検証済みである。
「お嬢様。そろそろ着きます。」
「あら?分かりましたわ。」
クロードの声でハッとする。いけないわ。考え事をしてボーとしてました。馬車の外を見ると学園の建物がかなり近くに見えた。学園の建物はお城みたいでかなり立派な建物で、練習場や学生用研究所などもあるらしくかなり広いつくりとなっている。向かい側に座っているクロードが着ているのは学園指定の執事服。学園に連れてくる者にも指定の執事服とメイド服がある。こちらはアレンジなどはダメ。
「ふふふ。屋敷のとはデザインが違いますが似合ってますね。」
「ありがとうございます。お嬢様も…凄くお似合いです。」
「え?ほんと?やった♪…あ。」
「…学園では気をつけてくださいね。」
「はーい♪」
「(時間の問題だな…はぁ、素のティアは可愛すぎるからこれ以上変な虫がつかないといいが…無理だろうな。俺たちが気を付けるしかないな。)」
いけない、いけない。ついお嬢様言葉がくずれてしまいましたわ。
馬車が停止し、クロードが先に降りて手を差し出してくれて、そちらを持ちゆっくりと馬車を降りる。よし!転けずに降りれたわ!!!
「ティアっ!!!」
「きゃ!」
ふぇ?!く…苦しいです。この匂いはお兄様ですね!!!
「ティア待ってたよ~♪今日からは一緒に学園に通えるね!」
「エドワード様。お嬢様が潰れてしまいますよ。」
「ん?あぁ、ごめんね。」
ぷはっ!私をぎゅうぎゅうと抱き締めていたのはやはりお兄様でした。
「ビックリしたけど大丈夫よ。」
「ティアが入学するのを楽しみにしていたんだ!今日は入学式だけだからお昼は一緒に食堂で食べよっ♪」
「まぁ!楽しみだわ!」
「私達も一緒にね。久しぶりだね。ティア。」
お兄様と話していたらお兄様の後ろから声が…この声はアルだわ!
アルフレッドはぐいぐいとエドワードからティアラローズを引き剥がしティアラローズの手をとりキスを落とす。それをみてエドワードは舌打ちをする。が、ティアラローズは気がついていない。
「お久しぶりですわ。殿下。」
「あぁ、アルでいいよ?ティアは私の唯一の婚約者候補だからね。公式の場ではないし、敬語もいらないよ。」
「えっと…いいのかな?」
こっそりと小声で確認すればアルフレッド笑顔で頷く。ん~…アルがいいならいいのかな?
「じゃぁ、アル。学園でもよろしくね♪」
「もちろんだよ。」
「お久しぶりです。ティア。私とも是非いつも通りでお願いします。」
「久しぶり。学園でもよろしくね。」
「よ!俺とは同じAクラスだよ。」
「オリー、レオもよろしく♪ルー同じクラスなの?やったね!」
「あぁ!勉強頑張ってよかったよ~。これでティアをずっと守れるからな!」
「ふふ。ありがとう。」
ルーファスはティアラローズと同じクラスになるためにかなり勉学を頑張りなんとかAクラスになりティアラローズと同じクラスになった。ティアラローズはAクラスの主席。ルーファスは真ん中あたりだ。学園は1学年、2学年、3学年、4学年、5学年とあり、ティアラローズとルーファスは1学年。レオナルドは3学年。アルフレッド、エドワード、オリーブは4学年となる。第一王子の試練は今まで特に何もなく平和であったが、ヒロインは今日入学する。その為、アルフレッドの試練はこれからだ。乙女ゲームの舞台は2年ありアルフレッドが卒業する時に舞台は終了する。
アルフレッドはサッとティアラローズの横をキープする。まだティアラローズを落とせていないアルフレッドにとってこの2年は貴重な2年なのである。
(卒業するまでにティアを落とさなくては結婚してもらえないからね。ティアの心がなくては、最悪結婚できても籍だけの関係になると母上から言われてるからな。それは避けたい。なんとか頑張らねば!)
キラキラとした王子様フェイスのアルフレッドだがその表情の奥ではかなり必死である。
皆で入学式が行われる講堂へ移動をはじめる。アルフレッドとは反対側にいたエドワードがさらりとティアラローズの手を繋ぎ歩き出したのを見てアルフレッドが一瞬唖然とした表情を見せたがすぐに隠しついていく。それを見たオリーブ達が笑いを堪えたのにはティアラローズは気がつかなかった。
そして、少し歩いたあとに後方で「きゃっ!」っと声がしたことにも…
学園の学生証としての装飾品魔道具は魅了魔法対策としての支給である。学園内の間はブレスレットとして使う様に言われているが、卒業後には夜会などでアンクレットとして使用する貴族男性が多い。女性もデザインを変えて使うものもいる。前回の第一王子の試練以降、魅了魔法にかかったかがわかる魔石は貴族社会では重要視するようになっている。
装飾品として支給された時に学生には直接魅了魔法対策とは説明されず、学生には色が変われば教会に行くようにとの指示のみである。教会に行くことで魅了魔法にかかっていると説明される。ただし、今回はヒロインがわかっているのでヒロインのカンナ・クローバーには学園の学生の証であるとしか説明されていない。これによりカンナ・クロードがどれだけ魅了魔法を使ったかが分かるようにとの陛下による指示である。魔石が黒くなればなるほどカンナ・クロードが魅了魔法を使った証拠にもなるからだ。もちろん、カンナ・クロードが魅了魔法にかかったように見られた場合には一度陛下に話が行き、教会に連れていくように話がつくようになっている。カンナ・クロードには引き続き監視が付く。




