その後のティア
君影草「お盆中地道に書いていたのがなくなってました(|||´Д`)」
リリア様との魔法を楽しんだ次の日から私はお兄様とお父様と王城に一緒に一緒に行くようになった。
魔法の訓練は毎日ではなく、マナーや勉強などと交互となった。魔法以外はリリア様が信頼の置ける方が教えてくれるようになった。正直…なんで魔法以外も?っと大分たって気がついたが…もしかしなくても、アルの婚約者候補になったから王妃教育も含まれているのでは?っと、最近気がついた。
これに気がついた時は小説のような強制力か?!っと焦りもしたが小説にあったようなティアラローズを人形にするような授業ではなかったので一安心した。リリア様にも確認したら「アルフレッドは王族なのよ?流石に候補であっても勉強はしてもらわなくっちゃ♪そうね~…いまは他に候補はいないけどいたらその方にもら受けてもらうわよ?その場合誰が王妃になるか分からないんですもの。大丈夫よ。見られたりしたらいけない書類や教えちゃいけないことは正式な婚約者になるまではないから安心してね♪でも、正式な婚約者になったら頑張って覚えてね♪」って、笑顔で言われた。
あと、授業後にはアル達とのお茶を一緒にすることも増えてきた。まぁ、園庭でゆっくり婚約者候補としての時間を過ごせる日もあれば、お兄様と帰る為にアルの執務室にお邪魔してソファーでゆっくりお茶を飲んでる日もある。邪魔になるからと初めは断ったよ?そしたら「会えない日があるのは困る。それに邪魔ではない。」「寧ろ殿下がはりきってくれますし、殿下も私も頑張れるのでいてもらえませんか?」っとしょんぼりしたアルとオリーに言われてからは居るようにしてる。
美少年達にあんな風に悲しそうな顔されたら断れないよ…。レオとルーもとりあえず頷いてたし、お兄様も苦笑いし「殿下があぁ言ってるし大丈夫だよ。実際邪魔はしてないし、良いところを見せようと頑張るので助かるかな?」っと最後には笑ってた。
そうそう、リリア様との授業でこの世界の魔法と魔術について習ったよ。前世では魔法なんてなかったから全くこの辺の知識はなかったんだよね。ただただファンタジー小説やゲームをしていた感じで知識としても私にはなかったよ。
この世界の魔法と言われているものは妖精や精霊が使う魔法と人の場合は魔力を使い発動したものを魔法とされており、魔術は人が学べば使える魔法の…技術らしい。
学園では魔法の学ぶ授業の事を魔術授業ってなってて、魔術は魔法の手順?を学び技術を使うことらしい。
で、私やリリア様が使うのはどちらかと言えば妖精や精霊と同じような魔法らしい。「転生者は学ばなくても大体はこの世界に産まれながらに使えるからね。普通は親や教師となる人から魔法とはなにか?から学んで使えるようになるらしいわ。」っとリリア様は笑ってた。
あと、大体の魔法はコントロールはまだまだだけど発動することは分かった。攻撃魔法よりも簡単な生活魔法はすぐに普通に使えるようになったし、結界に関しては攻撃魔法よりも簡単だった。魔力を硬い壁を作るだけだもん。私からすれば防御魔法よりも簡単なんだけどお兄様やアル達はかなりびっくりしてた。まぁ、初級防御魔法よりも上級魔法である結界のが原理は簡単なんだもん。
魔力を水や火に変換して壁紙を発動させるよりも、魔力はたくさん使うけど変換なしで、ぎゅっ!っと硬い壁を作る方が楽なのである。リリア様もそうらしいから転生者あるあるなのかもしれない。リリア様が「転生者は他よりも魔力量が多いからかしら?この世界の人よりも魔法が楽しくて魔力循環をできるようになったらついつい沢山しちゃうから魔力量が多くなるケースが多いみたいなのよね。…まさか…魔力を力任せに固めるって…転生者って脳筋思考なのかしら?」っと、少し青い顔をしてたのは見なかったことにした。それを認めたら私まで脳筋になってしまう…なんかショックです。あぅ。
そうそう、勉強があるからって毎日朝から夕方まで王城にいるわけではないよ?午前中で終わるときもあるの♪アル達もまだ学園前だからかフルで勉強や仕事をしてるわけではないみたい。12歳から学園で、それまでは王子としての仕事があるらしいけど本格的なのは10歳からで、ちょっとずつ増えていき、学園では寮か通いかを選べるけど王族は大体はどちらもって感じらしい。幸い、学園から王城までは馬車で15分程らしく、仕事によっては学園で済ませて終われば寮に泊まるし、学園まで持ち出せない仕事は王城に帰りやるらしい。「王子様って大変なんですね。」って言ったら、「すまないが、ティアも私の婚約者候補で今はティア以外は候補すらいないんだよね。だから、婚約者候補として学園に通いながらも王城に勉強しにしてね?」って言われた。
まさか…まだ候補なだけなのに…候補でも学園に行っても王城で勉強しなきゃなんですね。この世界候補であっても正式な書類で両方の親も交えての契約書みたいなのもあるし、前世で小説でみた家柄だけから選ばれた婚約者候補ですらないのね。イメージとしては「あなたが婚約者ではなかったら婚約者候補であったた私が婚約者なのよ!」っとかならないのね。これ、今の私の立場で言われたら「あなたが婚約者候補でなかったら私が婚約者候補になれたのよ!」ってことよね?でも、それすら婚約者ではないし、あくまで候補。さらに、いってる方は婚約者候補にすら慣れなかった人だよね?…うん。小説でアルフレッドルートでは確かこんな感じの似た感じのが学園での生活であったはずだけど候補なら大丈夫そうだね!
なんでこんな心配をしてるかって?…はぅ。実はなんだかんだで私もうすぐ7歳になるの。そしたら、王城での御披露目パーティーがあるんだよね。これって、いままで何にも考えてなかったんだけど、もしかしなくてもこの御披露目パーティーって産まれた子供が無事に七歳になったことを陛下からお祝いしてもらうだけじゃなくて、側近や婚約者を選ぶものでもあるんじゃないかな?お兄様もこの後から側近候補になって、側近になってたし…正式には候補を探す場って事かな?私も候補なだけならアルに正式な婚約者が出来たり私以外にも候補も増えたりするのかな?一妻多夫なだけでも大変そうな世界なのに国王になる人は更には妻も沢山大丈夫とか大変そうだよ…ふぇ~…確か私の婚約者候補って小説の話の対策からの候補なんだよね?更に転生者だから守るって意味だよね?じゃぁ、アルに婚約者ができるかもなんだよね?ふぇ~…なんだがごちゃごちゃしてよく分かんないけど婚約者に婚約者候補沢山とか修羅場になりそうで怖いよ…。
ティアラローズは完全にアルフレッドからの…いや、正確にはアルフレッドとオリーブからの求婚をすっかり忘れていたのであった。急な婚約話にエドワードとクロードとも結婚できる話にびっくりしていてスコーンと求婚されたことは抜けてしまい、小説での乙女ゲームの世界である事実とその為に悪役令嬢であれティアラローズにとってのバッドエンド(ヒロインにとってはパッピーエンド)に対策と転生者保護の為と思ってるのであった。
そんな不憫なアルフレッドとオリーブの事は知らずにティアラローズは御披露目パーティーの衣装をみんなで考えているのであった。もちろんエスコートはエドワードである。正式なティアラローズの婚約者はエドワードとクロードであり、アルフレッドとの婚約者候補はまだ公には発表されていないからであった。
「ティア。何色が好きかな?この生地なんて綺麗だよ?」
「お嬢様。灰色は難しいですか?銀の刺繍を沢山すれば豪華にもなりますよ?」
ニコニコしながら淡い紫色の生地を勧めてくれるお兄様に、御披露目パーティーに灰色は難しいかと思い耳が少ししょんぼりしながらも顔はいつも通りのクロード。えっと…これは二人の色を勧めてる???これはどうすれば…とあたふた困ってるとお父様とお母様から助けがはいる。
「こら。そんな風にティアを困らせるんじゃない。」
「そうよ。婚約者としてティアに自分の色を着てほしいのは分かるわ。」
お父様はお兄様達に呆れた表情を私をみてにっこりと笑顔をくれて抱き上げてくれる。お母様は頬に手をあてて困った顔をしている。
「ですが、ティアが誰の婚約者か分からないじゃないですか。はじめてパーティーに出るんですよ?」
ムッとした表情でお兄様は拗ねたような表情をして、クロードはお兄様と共感しているのか力強く頷いてる。
そう、この世界では婚約者や婚約者候補は一人の女性に沢山いるため正式な婚約発表パーティーのようなものはない。家でのパーティーをする際についでに発表したり、パーティーに参加した際に婚約者を紹介する感じで相手に伝える感じらしい。パーティーでは正式な婚約者がエスコートをして、婚約者候補は周りに一緒に居ても良いし、途中でエスコートを変わったりしてもいいが、大体は書類で婚約者候補として提出はするが婚約者とは違い簡単に破棄できるものでもあり、更には男性も婚約者候補は2、3人は居るためパーティーで共に行動しない場合もある。その為に婚約者候補に関してはあまり公にはならないのである。
とりあえず女の子が少ないために貴族の女の子をキープしておくための処置でもあるためである。この世界での婚約者候補の書類は2、3人魔力の相性が良いものを「もし良ければ夫になるための席を開けておいてくれないか?」っと夫の席をキープしておき、その後合わなければ破棄できるし、正式な書類としてあればその後女性に婚約者が何人出来てもすぐに婚約者となることも可能にする為の処置でもあった。
婚約者候補達と交流してその中から合うものと婚約者としての正式な手順を踏む感じなのである。その為に、女性は婚約者候補がいる場合に婚約者を沢山増やすことはしない。大体の女性が健康なら5人以上は夫をもつので例えば2人婚約者が決まっていれが3人は婚約者候補ができる。女性自身がそれ以上に夫をもちたい場合は婚約者も婚約者候補も増やせるが、その人数は確実に結婚することができる人数までである。それ以上増やす場合は婚約者候補の中から選んで正式に婚約してまずは婚約者候補を減らす。婚約者候補を増やしたい場合には婚約者候補と婚約するか解消をしてから婚約者候補になるもの作る感じなのだ。まぁ、夫になれば子作りの義務が発生する為にその女性が夫を何人持つ予定かで決まるためにその辺は女性次第な所がある。こんな世界な為に転生者は馴染めない者が多いのであった。
なかなか決まらなかったドレスは淡い紫の生地に銀の刺繍。腰のリボンはチュールを白っぽい灰色の生地を使いそれにも銀の刺繍をしてお互いが馴染むようにすることになった。白っぽい灰色のチュールはクロードの髪や瞳の色ではなくや耳の毛の色である。クロードの耳は前から見れば縁は灰色だが中?は白っぽいの僅かに灰色かな?位なのである。とりあえずこれでもクロードは嬉しかったみたいで尻尾が嬉しそうにしていた。表情は頑張って作っていたクロードだが、耳や尻尾は正直であった。
この世界では婚約者になれば婚約解消することまずない。それを防ぐ意味もあり婚約者候補という制度が書類としてもあるのであった。もしお互いに政略結婚するにしても好きになれないとか子供を作れないと感じる相手の場合は婚約者候補の段階で解消すればいいからである。婚約者候補で解消せずに婚約者になる場合にはお互いが結婚する相手として認めてるからである。




