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はじめてのお茶会


君影草「この作品の大まかな流れは決めてます。この世界設定はティアラローズの成長と共にちょこちょこ出てくる予定ですが、気になる方は既に感想にて書いてあることもあるので見ていただけると助かります(o´エ`o)b設定でのネタバレを避けたい方は感想の返信を読まれない方がいいかと思います。」



 あれ?今のはなに??皆の成長した姿??


 ティアラローズは目をパチクリさせて首を傾げてる。あれ?気のせいかな??パチパチと瞬きをして首を反対に傾げ…過ぎて体まで傾き出すティアラローズ。気がついたクロードがすかさず支える。


「失礼します。…お嬢様。どうされましたか?」


 振り向くとクロードが…うん。成長してない。普通だね。っと、うんうん頷きながらまた皆を見るが…あれ?成長してない。気のせい??とりあえずクロードには「大丈夫。ありがとう。」っと伝える。

 そんなティアラローズの行動に皆「なんだったんだろ?とりあえず可愛かったな。」なんて考えてる中エドワードだけは別のことを考えて流れを変える事にした。


「とりあえず立っていてもあれだし座らない?」


 ティアラローズをエスコートする。お茶をする場所についてティアラローズは首をまた傾げた。あれ?椅子が5席しかない…???


「ティア?どうしたの?おいで。」


 ちょいっとお兄様のお膝に座らされた。…ふぇ?!


「お兄様っ!!!これは流石「いつもと一緒だよ?」に…」


 皆の前では流石に恥ずかしいと伝えようとしたがいつもと一緒…?うん。確かに毎日お茶の時間はこうだね。あれ?もともとその予定??仲良しアピールの為にいつも通り?これも??

 エドワードに遮られて、ふと思い出した仲良しアピール。少し考えたが確かにいつも通りだし、アピールには持って来いかもしれない。それに王族や貴族としてではなく友達としてなら失礼にはならないのかな?っと思い直す。何故ならエドワードから膝に乗せた為にティアラローズとしての知識よりもエドワードのが知ってるはずだから大丈夫かな。っと納得してしまった。


「おい。エドワード…それは…。」

「確かにいつも通りですね。」


 アルフレッドが流石にそれは「いつも一緒なわけない。」と言おうとしたがティアラローズの頷きながら答える言葉にびっくりして口を開けたまま固まる。他もアルフレッドと同じようになっているがティアラローズは気がついていない。


「ティア♪あーん♪」

「あーん。(もぐもぐ)」


 いつも通りのお茶の時間を過ごし出したティアラローズとエドワードにアルフレッド達は真っ赤になる。


「…すまない。ティア。聞いてもいいか?」

「ん?」


 顔赤くしながら聞くアルフレッドに首を傾げる。


「その…それはいつもと一緒…いつも通りなのか?」

「…。(コクコク。)」


 とりあえずまだお口にクッキーがあるので頷いて答える。


「「「「なにそれ。羨ましい…。」」」」


 皆が何か言った気がするが声が小さくて聞こえず首を傾げる。…どうしたんだろ?とりあえず飲み込んだし…答えようとしたが、すかさずエドワードが紅茶を渡す。あ。飲みます。ゴクゴク。うん。クッキーも紅茶も美味しっ♪

 ティアラローズはクッキーと紅茶の美味しさとすっかり聞くことを忘れ、口を開けるとまたクッキーが入ってくる。モグモグ。美味しっ♪上手に出来た♪良かった♪モグモグ。

 すっかり皆を忘れていつものお菓子の時間を堪能しはじめてしまったのであった。


 そんな小動物みたいな可愛らしい姿と給餌の意味を知っているアルフレッド達は固まったままティアラローズを眺めていた。パウンドケーキが口に入った後頬を両手で押さえて顔をフリフリさせてる姿なんて可愛すぎである。

 

 ふと思い出して顔あげる。


「美味しい?」 


 首を傾げて聞くが…あれ?なんで皆固まってるの??チラリとお兄様を見るとニコニコ笑ってる。とりあえず、お兄様にも聞いてみよっ。


「お兄様。あーん。」

「あーん。(モグモグ)」

「美味しい?」

「(ごっくん。)うん。いつも通り美味しいよ♪」

「良かった♪」

「「「「なにそれ。羨ましい。クッ。」」」」


 そんなティアラローズの行動に再びティアラローズに聞こえない程度に呟き悔しがる。

 皆の気持ちは同じであった。ティアラローズに好意を持ってしまった為に今までエドワードが話していた事を妄想や大袈裟にしか考えていなかった為に聞いていたが流していた行動を現実で見せつけれているのである。それに出会ったばかりで、友達にやっとなったレベルでは給餌などこの場で出来るはずがなかった。この世界の給餌行動は求愛行動である。


「あのね。お菓子に毒なんて入ってないから大丈夫だよ?私も作ったの♪クッキーとパウンドケーキ!マカロンやブラウニーとかはダニエル…えっと、料理長が作ったの♪私のは普通かもだけど料理長のお菓子は凄く美味しいよ♪ティア大好きなの♪」


 ニコニコ話す姿と大好きって言葉に目元を赤く染めるアルフレッド達。自分に言われたわけではないのに自分が言われたら…みたいに考えてしまうのであった。そしてティアラローズのクッキーやパウンドケーキを食べてビックリする。


「「「「…美味しい。」」」」

「ホント?!良かった♪あのね、クッキーもはじめの頃はうまく出来なくて固くなったりしたの!でも、最近はちゃんとサクサクになるようになったの♪」


 はじめ見たときの印象とは違い子供らしく嬉しそうにはしゃぐティアラローズの姿は愛らしい。はじめは見た目だけでもビックリしたほどだった。絵本から出てきた天使のように可愛らしい姿に、礼儀正しくマナーも出来る。でも、本当はこんなにも愛らしく元気いっぱいのティアラローズ。

 ここは本当に現実なのか?夢ではないのか?っとボーっとしてしまうのであった。

 そんなティアラローズにニコニコしたり髪を撫でたり頬擦りをするエドワードを見て驚き意識を戻す。…いや。あれも本当に現実か?あの滅多に笑わないエドワードのあの姿は現実か?っと首を傾げてたり目を擦ってしまう。…うん。現実だな。ってのをアルフレッド達は繰り返しながらのお茶会は進んだ。

 やっと少し慣れた辺りからは会話にも参加できるようになったアルフレッドであった。


「ふぇ~…じゃぁ皆普段はお兄様の様に一緒にお城にいるんだね。」

「あぁ、皆私の側近として城にあがってるからね。」

「お仕事??」

「いや。まだ一緒に勉強をしたり、剣術を習ったり、魔術を習ってる。職務も少しずつ学びだしてはいるがまだ仕事ってほどではないね。」

「そっかー。」


 アルフレッドとの会話に首を傾げたオリーブが訪ねる。


「ティアはお城が気になるのですか?」

「ん?ん~…少し?」

「少し?なの?」


 首を傾げとレオナルドもつられるように首を傾げる。


「???よくわかんないけど女の子は城に来たがるもんじゃないの??」

「何で??」

 

 ルーファスも同じように首を傾げる。え?なんで女の子はお城に行きたがるの??


「ふふ。ティア。普通の女の子は王城見たさに父親に我儘をいって無理やり着いてきちゃう子もいるんだよ。」

「え?!お仕事の邪魔になるよね?それに我儘言われたからってつれていっちゃダメだよね?」

「あ~…確かに邪魔にもなるよ。でも、父親が連れてくるのはもし連れてきて王族の目に止まれば妃にって可能もあるし、高位貴族の目に止まれば…なんて考える父親もいるんだよ。」

「ふぇ~…」


 目をパチクリさせながら聞いてしまう。前世での本でもお茶会でもないのに王城いたりする子はそんな父親の計画?とかもあって来てたんだね。本によっては下位貴族の男爵だったりする転生ヒロインが父親付いてきちゃったり、平民の転生ヒロインが王城の隠し通路からお城にきてイベントこなしたりとかってのもあったね~…乙女ゲーム関連の小説あるあるだよね♪うんうん♪まぁ、実際にあったら問題だけどね~。…あれ?乙女ゲーム??


「そっ。で、いまは殿下もいるから連れて来たり、王城のお茶会に参加する婦人に付いてきたりあるんだよ!で、そんな時に待ち伏せされたりあるんだよね~。来ちゃいけない場所まで忍び込もうとしたりさ。」

「ルー…それ、結構大変だったりすることじゃないの?」


 あっけらかんと言ってるけどそれダメだよね?


「もちろんいけません。ですが、年齢が低くて子供だから分からなかったとか言い訳したり、傲ま…令嬢に寄っては殿下が顔ださないのが悪いなどと言う方もいます。」


 え?オリー?言い直したけど傲慢って言おうとしたよね?傲慢な令嬢かな?…うん。王子のが立場が上なのにそれはおかしいよね?それにマナー的にもその子お城に行っちゃダメだよね?

 あ。開いた口が塞がらないよ…。…実際にお口を開けちゃってたからクッキー入ってきちゃった。モグモグ。


「あ。それでティアはお城の何が少し気になるの?」


 首を傾げて聞くレオに私も首を傾げる。あれ?なんの話だったっけ??…あっ!


「お花っ!お城には珍しいお花もあるってマイクが言ってたの♪」

「マイク?ですか?」

「うんっ♪庭師のマイクのおじぃちゃんです♪お花話してる時に聞いたのっ♪この庭で見る花以外にもお花は沢山あってお城には更に珍しい花があるって♪」

「へぇ。そうですか。ティアは花好きなの?」


 マイクの名前が出たときに少し空気がひんやりしたけど気のせいよね?うん、アルフレッドも笑ってるし気のせいか♪


「ティアは…私はお花可愛いから好き♪お菓子も大好き♪」


 にぱっ♪っと笑うティアラローズに頷くアルフレッド達。なるほど、ティアは可愛い花が好きでお菓子も大好きっと脳内メモを取る。


「では、花を見に王城に…いや。今、城はダメだな。」

「??お城ダメなの??今お花咲いてない??」

「あ。いぇ、花は咲いてる。ただ、今のティアに城は危ない。」

「??お城って危ないの?」

「うん。危ないので私がこちらに持ってくるね。」


 少し考え込んでにっこりと笑うアルフレッドに首を傾げる。お城って危ないとこなの?あれ?じゃぁ何でさっき話してた令嬢はいってるの?危ないなら行きそうにないのに…危険よりも王族や高位貴族を狙うって凄いな~…。なんてティアラローズは考えていたが、アルフレッド達が行っていた危ないってのは、可愛いティアが城にくればティアを狙うものが増えるという意味である。ライバルが増える危険やティアを息子の婚約者にと狙う者や年が離れていても…独身貴族令息に狙われる危険があると考えたのである。

 ティアラローズは良く分かっていないがお花は見せてくれるのかも?っと「ありがとう?」っと疑問系だがお礼を伝えた。にっこり笑うアルフレッドは見せるだけのつもりはなく、既に何の花をプレゼント包むか考えていた。


 




 今回の後書きは長くなっています。


 感想返信書いている時にあれ?っとおもったのでこちらにティアラローズのことを説明として書かせて貰います。

 ティアラローズはエドワードが妹としての感情以上の思いがあるのでは?とも思いながらも前世と違いファンタジー世界だし、スキンシップ凄い世界なんだねー。何あるならその時教えてくれるだろうしね。っと気楽に考えてます。兄弟での結婚可能とまでは知りません。

 とりあえず、エドワードはシスコンだね。ぐらいにしか思っていません。前世での何となくの知識から、さっぱりした兄妹だと普通の兄妹。仲良しベタベタくっつかれるのはシスコンかな?ぐらいの感覚です。小さい時から口以外のちゅうはリチャードやフリージアともあったので、前世での外国のような親しい中や家族とかの挨拶やスキンシップかな?ぐらいの感じで、たまに恥ずかしさはあるけど普通に受け入れている感じです。ついでに「あーん」がこの世界での給餌行動が求愛行動とは未だに知らない。

 あと、転生者とは家族にバレていてティアラローズも転生者とは話しましたが、前世での記憶などは一切話しておりません。家族も聞かなくてもそれを踏まえてティアラローズと考えており、成長と共にフォローしたりする予定なので合えて聞いておりません。ティアラローズが話したければ聞くよ。ぐらいの感じです。

 ティアラローズ自身は前世の記憶は自分のことに関しては結構失っており、好きだったことや前世での一般常識かな?ぐらいの程度の事しか覚えていません。なので、料理や掃除は出来ていましたが細かいレシピやらのそんな知識でのチートなどは出来ません。ただ、影響はあり、料理は出来ていたのでお菓子作りで体での苦戦はありますが、凄い下手な失敗とかははじめからありませんでした。サクサククッキーのはずが子供として切るように混ぜるがうまく出来ずこねた感じになり固くなったな。ぐらいの感じです。


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