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お友達できました


君影草「毎日書くの難しくなってきました。やばいです。内容が~…思い付いてもうまく文章にならない。」



 ふっふっふ~♪今日はお兄様のお友達がくる日ですっ!聞いたときにはびっくりしたし私も参加していいなんて嬉しかったけど…後から考えて…もしかしたら私ともお友達になってくれるかも?っと思い付き、ワクワクしながら過ごしていましたっ!ちょっと調子にのってお菓子を作りすぎた為全部出すのもなぁ。と思い帰りに渡そうかと包みました。

 でも、それが終わってから冷静になると…あれ?来るお友達って王族に貴族だよね?え?私なんかのお菓子大丈夫かしら?っと冷静になり不安になってきました…あぅ…口に合うかな?その前に口にしてくれるかな?とりあえずダニエルの美味しいお菓子もあるし大丈夫だよね。ダメだったり嫌だったりしたら食べないよね。うんうん。


「ティア。準備できたかな?」


 そんなことを考えながら着替えているとお兄様が来た。


「はいっ!もう終わります。入っても大丈夫だよ~♪」


 仕上げに髪を解かしてもらいサイドは三つ編みにして後ろで淡い紫色のリボンで留めて貰った。後ろ髪は下ろしたままのストレート。

 入室の許可を出すとすぐにお兄様は入ってきた。

 

「ふふ。とっても似合ってるよ。」

「ありがとうございますっ♪お兄様もお似合いですよ♪」


 今日のドレスはお兄様の瞳の色の淡い紫色のプリンセスドレス。お兄様の服にもさりげなく金色の刺繍がされてる。なるほど、仲良しアピールは見た目からもなんだね!


「じゃぁ、園庭にいこうか。」

「あれ?エントランスでは??」

「あぁ、時間よりも早く来たからね。先に園庭に案内したよ。」

「え?!じゃぁお待たせしちゃった感じですか?!」

「ん?あぁ、気にしなくていいからね。あっちが早く来たんだ。待たせればいいよ。」


 ニコニコ笑ってるお兄様ですが…え?王子様いるんだよね?王族待たせちゃだめだよね?…過ぎたことは仕方ない。とりあえず急いで園庭に行かなきゃ!


「お菓子は上手に出来た?」

「はいっ!…まぁ、味はいつも通りですよ。リスさんに~♪ネコさんに~♪クマさんの可愛い動物さんクッキーです♪」


 可愛く焼けたクッキーを思い出してニコニコするティアラローズ。


「ふふ。かわいっ♪あ…あっちだよ。」


 お兄様から言われた方に視線を向けると4人の男の子がいた。うわ~…みんな美少年だ…。あれ?みんなこっちみてる??…あ。はじめて会うからかな?

 何故か一斉に立ち上がりフラフラとこちらに向かって歩いてくる美少年達。え?大丈夫なのかな?なんかボーッとしてるけど…体調わるいのかな??ちらりとお兄様を伺うが…うん。ニコニコしてるし大丈夫なのかな??


「殿下紹介させていただきます。こちらが僕の妹のティアラローズです。」


 私はマナーの勉強で習ったカーテシーを出来るだけ綺麗に見えるように頑張る。うぅ…この体だとバランスとるのホントに難しい…。


「お待たせいたしまして申し訳ありません。私はティアラローズ・アリウムと申します。」


 あぅ。足がプルプルします。やばいです。…あれ?何で何も言われないの?何か失敗しちゃった?王族だしこれ勝手に頭をあげちゃだめだよね???…うん。ダメなはず。…あ。やばい。もう…足が…。


「はぁ。ティアもう頭を上げて大丈夫だよ。」


 ため息を付いたお兄様に不安に思い頭を上げるとニッコリ笑い頭を撫でてくる。えっと…私失敗してない?大丈夫??


「ふふ。可愛い顔しないの。大丈夫だよ。ティアはちゃんとできてたからね。」


 ホント?ちゃんと出来た??


「ふふ。大丈夫♪」


 ほっ。良かった。なら何で皆なにも言わないのかな?っとそっと王子様達を伺うが…あれ?やっぱりボーッとしてる…よね??


「殿下。それに君達も。いつまでボーッとしてるのですか?」


 エドワードはワントーン下がりヒヤリとする声をだすが、表情はニッコリと笑っている。だが、目は笑っていない。その声にアルフレッド達はハッと意識を取り戻す。


「聞いていますか?ティアが不安になっています。挨拶も出来ないほど体調が悪いのならお帰りになられますか?」


 アルフレッド達は一度咳払いをし、ティアラローズの目をしっかりとみてニコリと笑みを浮かべ挨拶をする。


「私は第一王子アルフレッド・ダリアだ。先程は…さっきは不安にさせちゃったね。今日はエドワードの友としてきてるからそんなに畏まらなくて大丈夫だよ。そうだな~…アルって呼んでくれるかな?」


 ちょっと肩苦しい言い方から言い直して優しい雰囲気をだされたのは第一王子様。金色のさらさらとしたショートの髪に青い瞳。うわ~…王子様って感じの方だ…。瞳の色はサファイアの宝石みたい。…ぇ?王子様をいきなり愛称で呼ぶのっていいの?チラッとお兄様を伺うと少し眉間にシワが…あ。やっぱりダメだよね。


「えっと…ダリア殿下?」

「アル。」

「いぇ…あの…。せめて…アルフレッド殿下で…。」

「アルがいいな。」


 え。そんな悲しそうな顔しないでっ?!私が悪いの?!


「はぁ。殿下。ティアを困らせないでください。王子としての立場を考えればいきなり愛称呼びなど無理ですよ。まずは仲良くなるとこからで…(小声)ティアに嫌われますよ。」


 ため息をつきながらアルフレッド様を睨むお兄様。うんうん。そうだよね。いきなりなんて無理だよ~…。ん?最後なんていったの?

 

「はぁ~…わかったよ。今はアルフレッドでいい。殿下はいらない。これでいいかエドワード。」


 深いため息をつくアルフレッド様だが、普通でよね?うん。


「アルフレッド様よろしくお願いします。」

「うん。よろしくね。」


 悲しそうなお顔がふんわりと嬉しそうな笑顔に変わり、ホッとする。良かった~♪チラリとお隣の方に視線を移す…あっ。


「キレイな瞳…あ。光が…澄んだルビーとアクアマリンがキラキラしてる…はぅ。キレイ。」

 

 はぅ。綺麗です。オッドアイなんてはじめて間近でみた。前世の記憶でネコさんの写真とかでならあるんだけどこんなに綺麗なんだね。ティアラローズはついうっとりと見てしまう。

 ビシリと言わんばかりに固まったオリーブは顔を真っ赤に染める。あれ?なんで真っ赤に…真っ赤?ん?あれ??


「あれ?もしかして声にでて…ました??」

「っ!!!はい…。」

「はぅ。すみません…失礼しました。」


 つい首を傾げ聞いてしまうがやっぱり声に出てたらしい。恥ずかしいです…。


「私はオリーブ・ディルフィニウムです。ディルフィニウム公爵家の長男です。失礼を承知でお聞きします。」

「はい。なんでしょうか?」

「その…私の瞳を気持ちわるく思わないのですか?」

「え?何故ですか???」

「いや…何故って…」

「えっとディルフィニウム様の瞳は凄く綺麗ですよ?ルビーとアクアマリンがキラキラ輝いてる様な瞳ですよ?えっと?正直言いますとはじめみた時は綺麗ですが少し暗い印象でしたが今は澄んだ綺麗な瞳です。びっくりして目をぱっちりされた時には光が瞳にたくさん集まってキラキラして綺麗でした。」

「っ!!!ありがとうございます。よろしければ私も家名ではなくオリーブと呼んでください。」

「はい。では私もティアラローズと。よろしくお願いします。」

「よろしくお願いします。」

 

 目元を染めたまま不安そうなお顔からすっごく優しそうな笑顔に…ふわぁ。キレイな方です。腰近くまであるキレイな艶々な黒髪を片方にながして1つに纏めてて…男の子なのに可愛いとか格好いいとかよらキレイな感じ…それに笑うとフワフワ優しそうな雰囲気になって…うん。凄くキレイな人になりそうですね。ついついフワフワとした雰囲気に見つめ合いニコニコしてしまう。 


「オリーブ!僕らがまだ挨拶してないんだからねっ!」


 拗ねたような声にそちらを向けば、タレ目の可愛い感じの男の子がプンプンしてます。


「僕はレオナルド・ジャスミン。侯爵家で、僕は次男だよ。レオナルドって呼んでね♪ティアラローズ嬢。よろしくね♪」

「はい。レオナルド様。よろしくお願いします。」


 良かった。気分は害されてないみたい。ついついオリーブ様のフワフワな雰囲気に流されてました。

 レオナルド様は茶色の髪で、肩まであるフワフワなくせ毛を後ろで纏めてます。サイドは片方フワフワっと流れててる可愛らしい男の子です。身長も皆より小さめです。瞳は緑色です。チラリと最後の方を見ます。


「俺は…あ、僕はクロッカス伯爵家…えっと…長男。ルーファスですっ!よろしくお願いしますっ!」


 わっ!おっきな声にびっくりしました。びしっ!って立って急にキレイな90度のお辞儀です。襟足短いショートは赤い髪で瞳は黒の元気いっぱいの男の子。


「えっと、ティアラローズです。よろしくお願いします。」

「敬語じゃなくて大丈夫です!…僕は爵位は下だし。それに…同い年です。」

「えっ?!」


 ポカーンと口を開けて固まる。え?同い年??5歳???え?おっきくない?!みんなと変わらない身長だよね?そのまま固まってるとクスクス笑いながらお兄様が教えてくれる。


「ルーファスは同い年だよ。」

「え?でも…」

「おっきいよね。ルーファスは会った時から僕と身長はあまり変わらなかったんだ。騎士団長…あ~…ルーファスのお父さんね?騎士団長もすっごくおっきい方なんだよ。」

「ほぇ~…」


 あ。恥ずかしそうに頬かいてます。おっきいし男の子って感じなのに可愛い。はじめての同い年の子お友達になれるかな?


「ふふ。ルーファス様よろしくね。」

「あ。ティアラローズ様。僕には様もいらないよっ!」

「え?じゃぁ私も♪」

「え?!」

「私もティアラローズで♪」


 ピキッ!!!!


 ティアラローズの嬉しそうな声と笑顔に周りの空気が凍る。ひんやりした空気にティアラローズは首を傾げる。


「ダメ?」


 しょんぼりしたティアラローズにアタフタしながらルーファスは周りを見るが…ルーファスに向ける周りの視線は冷たい。理由はルーファスのみティアラローズは敬語なしで話しかける。更には敬称なしで呼ばれるだけでなく呼んで良いなど…周りの男達が許せるわけなかった。その視線に冷や汗を流しながらルーファスは更にアタフタする。


「あのね?ティアラローズ…様。流石に僕だけ…その…ティアラローズ様を様なしは…難しいかな?」


 それに首を傾げるティアラローズ。えっと…なんで?同い年だよね?あ。爵位が私のが上だから??ん~…でも…。お友達なりたい…。


「えっとね?私お友達いないの。」

「え?!あ…うん??」

「私今日お兄様とクロード以外ではじめて年が近い子達に会ったの。」

「あ~…うん。」


 ルーファスはチラリとティアラローズの後ろにいる執事とエドワードを見る。まだお茶会デビューをしていない女の子は年の近い子に兄弟や親戚ぐらいしか機会はない。


「だから…ね。お友達になって…ほしいな?」


 瞳をウルウルさせながら身長差から上目遣いになりルーファスは真っ赤になる。ついでに周りの男達も真っ赤である。そんな中、思い出したかの様にチラチラ周りの様子を伺いだしたルーファスにティアラローズは更に首を傾げる。そして悲しそうな表情になっていく。


「「「「っ!!!!」」」」


 そんなティアラローズにエドワードは流石に苦笑いだ。僕の妹は可愛すぎてまさかはじめてあった日…ってか、会った瞬間から殿下達を落とすとは…絶対落ちてるよねこれ。はぁ~…。


「ティア。ルーファスは自分だけがティアを様を付けずに呼ぶのに困ったんだよ。」

「???」

「ふふ。そうだね~…例えばティアはもし、ティアが友達になりたい子の家にティアの友達らと一緒に遊びにいって…その中の誰か一人だけ特別に友達って言われたら困るよね?他にも仲良くなりたがってる子達もいるんだからさ。それをルーファスはなんて伝えたらいいのか困ってるんだよ。ルーファスはこの中では爵位も一番下だし、こんな対応をしたことが無かったんじゃないかな?だから困ってる感じかな。」

「えっと?ルーファスはティアとお友達が嫌なわけじゃないの?」

「っ!!!そんなことないっ!!!」


 ルーファスの大きな声にティアラローズは瞳をパチクリさせる。


「えっと…てことは…。」

 

 チラリと周りの人にも視線を向ける。そこには目元を染めた男の子達がいる。そんな中ティアラローズの前にアルフレッドがくる。


「ティアラローズ嬢。私…私達と友達になってくれないかな?それで…ティアラローズ嬢には出来れば敬称なしで呼んで貰いたい。公の場…あ~…貴族として振る舞いをしなければ行けない時以外は出来れば敬称なしにしてくれないかな?あと敬語もなしで。」

「お友達…アルフレッド様とお友達?」

「うん。」

「王子様と臣下ではなく?」

「…お友達で。」


 臣下との単語がティアラローズから出たことにびっくりするがしっかりとお友達を強調する。アルフレッドの言葉に周りを見るが皆頷いている。お兄様をみるが、お兄様もにっこり頷いてる。その様子にティアラローズは瞳を輝かせる。


「お友達っ♪私ティア♪ティアって呼んでほしいです♪」


 ティアラローズのあふれんばかりの笑顔に皆びっくりするがティアラローズに負けないぐらいの笑顔を向ける。


「じゃぁ私はアルで。」

「私はオリーでお願いします。」

「僕はレオだよ。」

「俺はルーファかルーでもいいよ♪」




「「「「よろしくね。ティア。」」」」 


「アル、オリー、レオ、ルー、よろしくね♪」






 ティアラローズは皆の笑顔と愛称を呼んだ瞬間に皆の成長した姿が見えた。…あれ?今のなに??

 




 すみません。この話を書きながら登場人物の話をみたらルーファスの設定の髪色が変わってました。初期には赤髪と書いたはずが…何故か灰色になっていました。また赤髪に戻しました。すみません。

 あと、何日か前にオリーブの瞳も赤、青と間違えてました。赤、水色です。すみません。はじめの頃にちょいちょい登場人物欄をいじっていて間違えて入力していたみたいです。


 あと、エドワードがアルフレッドを睨んでいたのは愛称呼びではなく、ティアを困らしていたからです。エドワードの目的は仲良くなってくれることなので。


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