洗脳
俺は ユウをソラを殺したくない 殺したくなんて……… やめろ!
俺に話すな……
殺したくなんて……
殺したくなんて………
ああそうだユウは殺すんだった……
もう 言われるままに 動けば いいか………
そう……
殺そう………
それがユウのためなんだ………
俺は ナイフをふるった………
俺のナイフが その男の首に当たるのがわかった…………
「これは 驚いた。 人がこれほど 強くなるとは。」
「!!なっ 死んでない!」
俺は 一瞬動揺した…
「死ぬ? ただのナイフを使う人間が 私を殺せるとでも?」
そう 男はいった
俺は 全ての空気と心を通わして ナイフで 男に何回も 突いた。
でも その男は 何もきいていなかった……
クソッ!
そう思ってしまった…
一瞬殺気を出してしまい俺はその男の 蹴りをくらってしまった……
「ガハッ!」
初めて バイオモンスターの攻撃をくらった俺は 意識が飛びかけた………
そして 体が動かなくなった………
「私を 殺して何になるというんだ…?」
そう 男はいった…
「妹に…ユウに …… これ以上…… 悲しまないように…………」
俺はそういった
いや 正確には いってしまっていた……
勝手に 言葉が出てしまっていた……
「何故 ユウって奴が悲しんでいるのだ?」
「それは 俺が 教会にユウをやったから……」
「だから 教会が悪いと?悪いのは お前じゃないか?」
「俺?」
「そう お前がユウを悲しませている…」
「俺が……」
(違う 俺は ユウのために……… ユウに……ソラに……生きてほしかったから………)
「そう お前が悪いんだ………」
(違う 違う 違う 違う 違う 違う 俺は……)
「俺は どうすれば……」
「お前が ユウを悲しませているんだろう……だったら お前がユウを殺して解決をしろ」
(誰か そんなことを……)
「そうか……殺すのか……」
(違う 俺は 殺したくなんか……)
「そう 殺せ」
(やめろ!)
「殺す」
(やめろ!)
「殺すんだ。」
(やめてくれ!)
「ああ 殺してやる」
(やめ…………!)
それからはもう何も考えれなくなった…
「さあ 裏の自分も殺すのをみてめてくれたぞ 殺して 楽にしてやってこい」
「ああ ユウを 殺す」
そう 殺す……
俺は ユウを殺すべきだったんだ………
「ユウ?」
そう クロは私にいった……
「どうしたの?」
「ううん どうもしてない」
そう私はいった……
ただ 私は誰かの悲しみと苦しみが伝わったようなきがした……
そして また 違う何かが伝わったようなきがした…………
「いこう クロ」
そういって私とクロは
教会へと 入っていった…………