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HELL

エヌ  シリアルナンバー19941027

バイオモンスターは八本の触手を操る

生れつき人型バイオモンスターと作らされた運命に絶望した15歳の少年

つねに「一人がいい」といい単独でことを成すが いずれ自分の思いを打ち砕く奴がくるのをまっていた………


攻撃力 ★★★★☆

守備力 ★★★★☆

瞬発力 ★★★☆☆

柔軟性 ★★☆☆☆

格闘性 ★☆☆☆☆

本能性 ★★☆☆☆

武器性 ☆☆☆☆☆

頭脳性 ★★★☆☆








「やっと 逢えた………

今まですまなかった………」

俺はそう思いながら ナイフをふるった…


「ありがとう クロ」

そう思い 俺は戦った…

私達は 教会の前まできた……………


途中に たくさんのノーマルバイオモンスターが出てきたが 全て殺ってきた……………




「つ、 着いたぁ!」

そう私は いった……

「まだ 中には入ってはいないんだけどね」

そう クロは私にいった……


「それじゃ 早速、中に入ろうか」

そうクロはいった


その時

「!」

何か 体に恐怖が走った………


「どうしたの?ユウ?」

そういって クロは私の顔を覗き込んだ……


「 な、なんでもない」

そう私は答えた……



―さっきの 恐怖はなんだったのだろう…………バイオテクノロジーの感じもしないで、殺気も感じないのに 自分の死が クロの死が脳に焼き付く!…


そんなことを私は思った……


「ユウ?」

そういってクロは また私に振り向いた……


「!」

私は 驚いた!そして恐怖した……


クロの後ろに 私がわからない人影があったからだ……… それもバイオテクノロジーでない何かをもつ人影を………

そしてその人影は……


「クロ!」


そう 叫んでクロに抱き着いた! その人影のはなった弾丸が外れる………


「なっ 何が!」

クロも驚いたようだ………



その人影は バイオモンスターでもなく ただの人間であるというのに 殺気がなく それなのに 死の恐怖を相手に植え付けるかのような覇気をはなっていた……


「ク クロ…」

そういって 私はクロをみた……


「こいつは 何なの!」

そうクロはいった…

そして

「「!」」

私達は同士に驚いた!


目の前にさっきの人影が撃っていた ハンドガンが飛んできたのだ!

そして 人影は……


「ユウ 伏せて!」

その 声に私は脊髄反応を起こし 伏せた


そして 目の前に飛んでいたハンドガンがバラバラに切れていった。


私は後ろをみた……

そこには とても青髪で緑の瞳のまるで 私の男みたいな 人がいた!

ただ 私が いえることは……

「ば 化け物」

そう ふるえた声でいうだけだった

私だって化け物のはずだった それはバイオモンスターであるから …

なのにこの男は……人間でありながら 殺気もおこさず 気配もたてず 空気の音さえも 流さないような奴だった……


「俺が化け物か…………俺はただの人で無しなだけだ……」

そう男はいった……


「このっ!」クロがその男にハンドガンで電磁砲を撃とうと構えた……

その男は 平然とそのハンドガンの銃口を見ていた

クロは私をみて 電磁砲撃った


私はその瞬間にその男から離れた……


ジュィィィィィイン!


雷の弾がその男の体にあたろうとした


「な 何故よけな……」

そうクロが言おうとした瞬間に!

「!」

男はクロの目の前にいて銃口を手の平でふさいでいた……


「そんなのじゃ。一人として守れない……」

そう男はクロにいった……


「なっ このっ!」

そういってクロは ハンドガンからまた電磁砲を打ち出した………が!

いきなりハンドガンが揺れだし クロは弾きとんだ……


「な なんでクロが…」

そう 私はいった


「雷は 空気のない所では発動などしない。銃口を抑えれば お前の技など無価値だ…」

そう男は いった

そして男はナイフを構えて ゆっくりクロに歩みよった……


「待って!」


私はクロの目の前に仁王立ちした!

「まだクロは 負けていない! 私 だって!」


そう私はいった

「ユウ……」

そうクロは いった…



「おい そのクロって奴はお前の仲間なのか?」

そう男は いった

「友達だ!」


そう私はいった……

「………」


男は 黙った……


「ユウって名前か……

いい名前だ……」


そして 男はいった

そして私の所に男は歩みよってきた



なのに


私には恐怖がなかった


何か 違う思いが体の中を走った


そして 男は 私の手の平を開いて クロのハンドガンを私に握らせた……


そして



「よかった……」

それだけをいって

私にキスをした………



その意味が私には 何もわからなかった


ただ 涙だけが でていた …



気づいたら その男の姿は見えなかった……


なんでだろう 私はその男の人と離れたくなかった思いがあった……



「ユウ………」

クロの声が私に聞こえた………


「よかったね……… クロ…… 私達はまだ生きてる………」


ただ 私は気づいた……


「いこう クロ」


その男は……


「うん……ユウ」


私に 生きて欲しかったのだと……





涙も晴れ 私とクロは教会に入っていった……



「ただ俺は待つことにしよう………

クロの旅の終わりを……

妹の旅の終わりを……」

そう 俺はいって 村に俺は 戻った……

「ソラ……」

今は ユウという名前の女の子の名前をつぶやき 俺は帰った……

「……………」

涙を流し 俺は歩いた……

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