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精神

(お前は 何故その女を殺さない………)

私の友達だから………

(友達? 君は道具だろ)

なっ 何を?

(お前は あの女にかかわらなければ 愛しの兄を失わなくてすんだんだぞ)

違う それは!

(違わないよ。 違わないから君は苦しんでいる)

やめて!

(苦しみを 晴らすためには 殺すんだ)

やめ……


(クロを殺すんだ)

や…………



(殺せ!)

…………
















ああ 殺す

殺さないといけないんだ…………

私はクロを殺す……




「やめて! ユウ!」

私はユウの攻撃を止めながらいった……



「無理だ もう その女は 私のバイオモンスターによって左右されている」


そういう男に私は 電磁砲を撃とうとしたが

ハンドガンはユウがもっていた………



私は 仕方なく 男に殴りかかった!


「一発で 殺せば!」

しかし 男は一発では 死ななかった………

いや………

男を殴っても 手応えすらなかった!



「一ついいましょう。私は人でも人型バイオモンスターでも ありません。

私は ある人のバイオモンスター能力によって作られた その人の分身なのですよ」


そう男は いった!


「だったら!」

私は そのバイオモンスターをバイオモンスター能力で分解 させた!



しかし 私に 洗脳が降り懸かってきた………



変わりにユウの洗脳がとけたみたいだ…………



「ク クロ! 私!」


「離れて! ユウ!!私が!!ユウを!!!」


そういって ある心の中に入っていった………
















そこには 私が分解したはずの男がいた……


「どうして 君は あの女と一緒にいる? 君はバイオモンスターを殺すんだったろ? あの女もモンスターだよ 殺さなきゃ」


「黙れ!」


そう私はいった……



「なんで あの女を生かす理由がある?」


「友達だから………



「それは 君の一人よがりじゃないのか?」


「何を!」


「相手は 君をどう 思っているか わかるの?

なんで 相手の本当の気持ちもわからずに 友達というの?」


「確かに 私が かってに友達と思っているだけかもしれない」


「だろ。 だから そんな奴は殺し………


「でもさ………ユウも私を友達として見ててくれてるかもしれない……」


「見てないかもしれないよ?」


「そう だったら悲しいね」


「だろ だからそんなこと起きないように 今のうちに殺すんだ」


「確かに その方が正しいかもしれないね……………………でも…………」


「でも?」


「本当に私を友達としてみていてくれているとしたら 私もユウも悲しむことになる………」


「………………」


「それに …………私はユウが どんなに私を思っていようとしても 私は友達だから って決めているから…………」



「そうか………

強いな 君は………

君は洗脳できそうにない………」






そういって私の意識はもどった………


「ユウ………」

そう いって 私はユウを見た………


「クロ……」


「私は 貴女の友達だから………」

そう 私はいった………



「うん。」


そう ユウはいった……

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