あの星へ
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俺はSKと共に最初の出会いの場所に向かった。
そこでSKが倒したスターの死体をカラスが食べていた。
「スターって食べれるのか?」
「お前あれを食うのか俺もさすがにそこまではしねえよ。」
「でもこれから先、食料難になったら奴らを食べるしかないだろ...」
「ん?お前まさか、地球に残るつもりなのか?」
SKの予想外の一言に目を丸くした。
SKは俺の困惑した表情関係なしに続ける。
「これから俺が拠点にしている惑星スターインに行く。」
そう言うとSKはポケットから木の枝くらいの棒を地面に刺し、腕に付けていた機械を操作している。
すると、宙からまた何かが勢いよく落ちてきた。
「これが俺の宇宙船ネオの箱庭だ。」
小型の漁船くらいの大きさで、2人乗りの零戦だと思ってくれたらわかりやすい。
さっきの棒は超小型の電波塔みたいなのらしく、それで舟を要請したみたいだ。
「さて、はやくしないとさっきの電波を察知されてここに奴らが来るだろう。行くぞ!」
覚悟する時間もなく、気づいた時には舟に乗っていた。
「サラバ地球よ、必ず戻ってくる。」
硬い意志を持ち宙へ旅立つ。
大気圏を出た時、後ろからスターの追っ手が来た。
やはりバレていた。
敵は3機、明らかに不利すぎる。
「敵機後方から3機来てるぞ!」
「分かってる。任せとけ。」
敵機のレーザー掃射をターンで避けながら回り込み一機落とした。
だが、前と後ろから挟まれた。
「クッソォォォォォ!!」
「SKもやばいのか?俺はこのまま何もせず見てるだけなのか?」
その瞬間、身体は勝手に動き近くにあった大砲みたいなので後ろの敵船を撃った。
見事に直撃し、ゴミのように落ちていく。
それと同時に、SKも前の敵船を落とした。
「やるな〜やっぱり俺が見込んだやつだ。」
「ありがとう」
自分に驚いてしまう。
地球がだんだん小さくなっていく。
心身ともに疲弊して、また深い眠りについた。