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世界の終末
正気に戻り落下地点に向かうことにした。
そこまではバスで行くことにした。僕は座席で自分が見た事を思い返した。
「さっきの隕石絶対変な動きしたよな」
思わず独り言が出てしまう。
そして現地に着いた時には規制線が張られ、野次馬が集まっていた。人混みを掻い潜り、落ちてきたものを見た時、目を疑った
「なんだよこれ」
そこにあったのわ隕石とわ思えない綺麗な立方体の物体だった。
警察が鑑定をしていたその時、物体の上部が機械音と共に開いた。その中からこの世のものとは思えないおぞましい生物がでてきた。次の瞬間、警察官の首が飛んだ。その場の空気が凍てついた。
「きゃー」
一人の少女が叫び、みんながパニックになった。
そこにいた全員が我先にと逃げていく。
だが奴は、また一人また一人と高速で殺していく。
あとのことはあまり覚えていない。無我夢中で走り続けた。隣にいた人が死のうとも、自分の服が破けようとも。