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流星群
ある日、突如として現れた地球外生命体スターによって世界の8割の人間が殺された。文明は崩壊し世界は一変した。
そんな中、生存者の1人である日下部 涼太はスターの襲撃に会い絶体絶命の危機に立たされる。その時、空から現れた謎の地球外生命体SKによって命を救われる。彼の目的は何なのか
ど素人が描く連載小説が今始まる。
僕はどこにでもいる普通の高校生、日下部 涼太。
最近ニュースで流星群の事ばかり報道している。
実は、今夜その流星群が地球に最接近するのだ。
僕は趣味の1つとして天体観測をしている。
今日の夜、一人で観測し、至福のひとときを過ごす。
天体望遠鏡や食料、あとクマ対策のナイフとその他諸々の荷物をもって出発した。
「行ってきます!」
到着してすぐ準備をした。
静寂の中自分の心臓の音だけがはっきり聞こえる。
そろそろだ。
望遠鏡を覗くと流星群が線を描きながら流れていた。
しばらく見ていると目を疑うようなことが起きた。
なんと流星群が地球側に軌道を変えたのだ。
流星群の1つが数キロ先に落ちたのが見えた。
僕はただ立ち尽くしていた。