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ブランノワール3  作者: 氷室レキヤ
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第一章「新人研修?!」-4

その日のうちに色々な手続きを済ませ、三か月前と同じ寮へと戻る。

出ていった日から物の配置は変わっていないもののホコリや塵は一切なかった。

護衛対象が入る寮の入寮式は三日後。

そして、その三日後は入学式。

事前準備までの時間は約一週間。

それまでに勘を取り戻さねえと。

手っ取り早く演習場籠るか。

それよりも、今は…めっちゃ眠い。


 翌朝 現在時刻六時

アラームの前に俺を起こしたのは定期連絡のメール。

あの日から毎日欠かさずに送ってくるのは有難いが、


件名 定期報告書

内容 情報なし


いつも通り『了解』と返信する。

焦る必要はない。

すぐに二度寝の態勢に入ろうとするが、邪魔したのは久々の楓からのメール。


件名 おはよう

内容 10時に第四演習場集合


たったそれだけ。

元々、演習場に行くつもりだったから、別にいいが急だな。

練習相手を探して…いや、違うな。

たぶん、今日入島してくる新人のことだな。

ってことは、千堂(せんどう)もいるのかよ。

色々と面倒そうだが、行かない訳にもいかないよな。

とりあえず、時間あるし二度寝してから言い訳考えるか。

あ、そういえばアレ取りにいかねえと。

…寝てる場合じゃねえか。

無理矢理体を起こすのはしんどいが、あの人が起きている間にいかねえと。


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