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吾輩は猫妖精である  作者: 現野 イビツ
お題作品
35/39

□つながり□

ツキトハクヤさんから頂いたお題です。

ある日曜日のこと。

今日は、皆で一緒にショッピングモールにお買い物に行くので、お姉ちゃん達と一緒におめかしをしたんだけど。

「──あれ? ノエ姉?」

「? どうかしたの、シーナ?」

「いや、そのリボン、どうしたの?」

と、何かに気付いたのか、シーナお姉ちゃんが、ノエルお姉ちゃんの髪を腰の辺りで一纏めにしているリボンを見ながらそう聞いた。

ノエルお姉ちゃんの紺碧の髪に巻き付いたそれは、澄み切った空のような蒼色で、純白の翼にもよく似合っている。

ノエルお姉ちゃんは、そのリボンを愛おしそうに見つめてから、シーナお姉ちゃんの問いに答えた。

「これは、私がクロー様の使い魔になった時に、クロー様から頂いたモノでね。私とクロー様のつながりの証みたいなモノよ。……あなた達も貰わなかったかしら?」

「あ……」

「うん、貰ったー!」

シーナお姉ちゃんは、ノエルお姉ちゃんの言葉を聞いて声を漏らしながら、紫苑の髪をポニーテールにしているピンクのリボンに触り、私は元気良く返事をしながら、尻尾の先に結びつけた真っ赤なリボンを見せる。

「このリボンが……つながりの証……」

「フフ。そのリボンを大事にするのよ、二人とも」

「うん! ──そう言えば、アパは何か貰ったのー?」

「はい。私はクロー様にかえらかされた身ですから、この生と名を頂いたことになります」

「「「へぇ~」」」

アパの話を聞き、私達は感心の声を上げる。

……そんな中、一人話に入れていなかったキューブお兄ちゃんが、ポツリと呟いた。

「……あれ? 僕は何も貰ってないんだけど?」

『使い魔じゃなくて、奴隷だからでしょ?』

「扱いが酷過ぎるっ!?」

……キューブお兄ちゃんの扱いは、いつだってこんな具合だ。

お題と挿絵とキューブの悲鳴をどんどん募集中です。

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