浦島太郎の話
YouTubeの「AIしゃべくり漫才」チャンネルに上げている動画と同じ内容のものです。
あのチャンネルも私がやってるのよん。
浦島太郎。
昔々ある所に、長期休暇開けの正社員Aさんがいました。正社員Aさんは社畜だったので、長期休暇が始まるや否や、そりゃもう、ウッハウッハのワッハワッハでした。あまりのウッハウッハのワッハワッハぶりに、周囲の人達は困惑していました。いくら困惑してもしてもしきれない程のウッハウッハのワッハワッハでした。
休暇初日でハシャギまくって骨折したAさんは、休暇期間の全てを入院で費やし、休暇を堪能する事なく、出勤日を迎えました。正社員Aさんは浦島太郎 状態だったので、出勤するや否や、大量のメールやら書類やらに目を通さなければいけません。骨折したままで。加えて、休暇前に引き継いだ筈のタスクは、誰も処理しなかったので、期限間近の手付かずの大量のタスクをこなさなければなりません。骨折したままで。正社員Aさんは、周囲の人達から社畜だと思われているので、一人で全てこなさなければなりません。骨折したままで。
翌日のお昼頃まで働いた正社員Aさんは、気付いたら湘南の海にいました。普段は聴かないレゲエを聴きながら浜辺を歩いていました。もういっそ、パート雇用にしてくれ。そう思いながら浜辺を歩いていると、大勢の小学生達にいじめられている、湘南のパリピがいました。見た感じ、歳は三十路過ぎです。
正社員Aさんは、自分とは全く別の世界に住んでいる三十路過ぎの湘南のパリピに、この時ばかりは自分の姿を重ねていました。正社員Aさんは、大勢の小学生達を叱り付けました。「おい、子供達、やめるんだ。三十路過ぎの湘南のパリピさんが嫌がっているじゃないか」と。それを聞くや否や、大勢の小学生達は、正社員Aさんに大量の物理攻撃をしかけました。正社員Aさんは、目立つウィークポイントを抱えているので、ひとたまりもありません。
気が済んだ小学生達は去り、夕陽が照らす砂浜には、正社員Aさんと三十路過ぎの湘南のパリピだけです。
三十路過ぎの湘南のパリピは、見た目で三十路過ぎだと決め付けられた事に納得はしていませんでした。しかし、それはそれとして、是非ともお礼がしたいと、正社員Aさんをクラブに誘います。正社員Aさんは、まず、医者に行きたい旨を伝えますが、根が社畜の正社員Aさんは、結局クラブに連れていかれました。
クラブでは、変な音楽が爆音で流れ、若者や、若者ぶった中年の男女が激しく踊り散らかしています。全員、マグロです。正社員Aさんも、三十路過ぎの湘南のパリピに骨折した腕を引っ張られて、踊りました。沢山踊りました。意識が遠のくまで踊らされました。
そして、帰り際に、絶対に吸っちゃいけない謎の粉を渡されました。
時は流れて現代。
労働者を守る為の法改正が日々検討されています。
めでたし、めでたし。