星空に響く想い
どうも朱々ですm(*_ _)m
ラブコメ小説に興味があり、急遽描きたくなったので無我夢中で描いてみました、、初めて小説というものを描いたので暖かい目で読んで頂けると幸いです!
(>□<;)
~プロローグ~
新学期の始まりと共に、涼風 誠也は新しい学校に転校してきた。彼は内気で友達作りが苦手だったが、そんな彼の目に飛び込んできたのは、学年一の美女で天然キャラの小鳥遊 凛だった。彼女は生徒会役員兼バレー部の部長であり、何かと目立つ存在だった。
~小鳥遊 凛との出会い~
ある日の放課後、誠也は図書室で本を読んでいた。突然、ドアが勢いよく開き、凛が飛び込んできた。彼女は大きな声で「見つけた!」と叫びながら誠也の元へ駆け寄った。
「え、えっと…何ですか?」誠也は驚きつつも尋ねた。
「あなた、ボランティア部に興味あるでしょ!?」凛はキラキラと目を輝かせながら問いかけた。
「えっ、ええと…そうですね。はい。」誠也は何が起こっているのか理解できないまま答えた。
「じゃあ決まりね!今週末、一緒に公園の清掃活動に参加してもらうから!」凛は誠也の返事を聞くと、満足げに笑顔を浮かべた。
その週末、誠也は凛と共に公園の清掃活動に参加した。凛はゴミを拾いながらも、その天然なキャラクターが炸裂し、誠也を何度も笑わせた。
「誠也君、これ見て!すっごく大きな葉っぱ!」凛は大きな葉っぱを持ち上げて見せた。
「うん、凛さん。それは確かに大きいね。」誠也は微笑みながら答えた。
「葉っぱの下にカタツムリがいるよ!」凛は興奮気味に葉っぱを裏返した。
「本当だ。可愛いね。」誠也は凛の無邪気な様子に心が和んだ。
清掃活動を通じて、誠也と凛はますます親しくなっていった。凛の天然な行動に誠也は何度も笑い、彼女の明るさに惹かれていった。
「誠也君、今度は一緒にお年寄りの訪問活動をしようよ!」凛は目を輝かせながら提案した。
「いいね。お年寄りの方々に喜んでもらえると嬉しいな。」誠也は凛の提案に賛成した。
凛は誠也に向かってニコッと笑い、「ありがとう!一緒に頑張ろうね!」と言った。その笑顔に誠也はますます心を奪われた。
誠也と凛の友情は次第に深まっていった。彼らは一緒にボランティア活動をしながら、様々な経験を共有するようになった。
ある日、凛は誠也に「誠也君、実は私…」と秘密を打ち明ける。
「何だい?」誠也は興味津々で尋ねた。
「実は、私の天然キャラは演技なんだ…」凛は恥ずかしそうに笑いながら言った。
「えっ、本当?」誠也は驚きながらも、その告白に笑顔を浮かべた。
「うん。実はね、みんなを笑顔にするためにやってるの。」凛は真剣な眼差しで誠也を見つめた。
「凛さんは本当に優しいんだね。」誠也は感動し、ますます凛のことが好きになった。
季節が進み、学校では文化祭の準備が始まった。誠也と凛もボランティア部として、特別なイベントを企画することになった。凛の提案で、地域の子供たちを招いて一緒に楽しむフェスティバルを開くことに決まった。
「涼風君、フェスティバルのテーマを何にしようか?」凛は誠也に問いかけた。
「どうかな…おとぎ話の世界なんてどうだろう?」誠也は少し考えて答えた。
「いいね!子供たちが大好きなおとぎ話のキャラクターたちと一緒に楽しめるイベントにしよう!」凛は興奮気味に言った。
二人は放課後や週末を使って、一生懸命に準備を進めた。誠也は凛との時間が増えるにつれて、彼女の天然な一面にもますます惹かれていった。
文化祭当日、フェスティバルは大成功だった。子供たちの笑顔が溢れ、地域の人々も喜んでくれた。
夜の片付けが終わり、誠也と凛は学校の屋上に上がった。星空が広がり、風が心地よく吹いていた。
「涼風君、今日は本当にありがとう。君のおかげで、素晴らしいフェスティバルになったわ。」凛は感謝の気持ちを伝えた。
「僕も楽しかったよ。凛さんと一緒に準備して、もっと君のことを知ることができて嬉しい。」誠也は照れながら答えた。
その日から、誠也と凛の関係はますます深まっていった。二人は学校生活だけでなく、ボランティア活動を通じて地域の人々とも関わりながら、一緒に成長していった。
まだ告白には至らないが、二人の心は確実に近づいている。未来の展開が楽しみな、星空に響く想いの物語は続いていくのだった。