正義の名を冠する者の宿命とは如何に?
大不評なので連載化する事にした。ゲンマイレイジ‼
今ここに問う。
君の「正しい」は本当に正しいのか?
その「正しい」の在り方は誰にでも胸を張って「正しい」と言える主張なのか?
今日はその事について語りたい。
まず私は多くの正しさや世界観というものを「週刊少年ジャンプ」の少年漫画から学んできた。
正しさの基準を数として考えるならこれほど正しい根拠はない。
学校の先生の誰も聞いていないうざいだけの道徳の授業で眠気を我慢して聞く話よりも週刊少年ジャンプを読んでいた方が私にとってはぅっと有益な時間だったと来年五十歳を迎える私は胸を張って言える。
学校の教師は結局のところ、人生は親ガチャで金の無い奴は存在自体が無価値である事しか教えてくれないが週刊少年ジャンプの漫画の登場人物たちは違う。
特に「ジョジョの奇妙な冒険」第三部のDIO様などは世界中の時間を停止させるほどの圧倒的な力があれば何をしてもいいと仰っている。私もそう思う。
さらに「ドラゴンボール」に登場するベジータなどは己の中に宿るサイヤ人の本能を腐らせたくないが為に、人造人間編ではセルを完全体にしたり、魔人ブウ編では自分から魔人になったりとやらかしている。
つまりこれらが指し示す事は力があれば何をしても許されるという事ではないだろうか?
本当に正しい事だと思う。
だが勘違いしてはいけない。彼らは己の心が赴くままに行動した結果、最大威力のブーメランを直撃されているのだ。
まずDIO様はジョセフ・ジョースターの血を吸った後に「最高にHIGHってヤツだ」とかイキりまくった後に丞太郎のスタンド使いとしての成長速度を見誤るという最悪の失敗ムーブをかましたせいでパンチ対キックという、どう考えてもDIO様側が圧倒的に有利な状況で打ち負けからの身体真っ二つという敗北を味わってしまった。
きっと天国でDIO様は親友のプッチ神父から二時間くらい正座&説教を食らった事だろう。
だけど間違ってはいない。それは真の正解とは誤った答えを含む正しさゆえだ。
次にベジータもこの反動ブーメランを食らった。
人造人間編では余裕ムーブをかました直後にセルに完敗し、未来から来た息子トランクス死亡。
ブウ編では悟空に負けた挙句、自分は悟空には勝てないという事実を認めさせる結果となった。
常人なら一週間は外に出られなくなるような精神的なダメージを負っていた事だろう。
これもまた正しさの側面の一つで正しさとは心地良い薬のようなものではなく、正しさを訴えた者の心にも悪い影響を与える劇薬だという事なのだ。
即ち正と不正は表裏一体で、これを前面に訴えるという事は力を得る代わりにリスクを何らかの背負うということなのだろう。
それは吸血鬼、不老不死、スタンドパワーを持つDIO様でも超サイヤ人であるベジータでも例外ではないという事だ。
こうまで言い切ってしまえば正しさを訴える事に疑問を抱く「貧弱貧弱URYYYYYYYY」な若者も多く現れるかもしれない。
だが若者よ、迷う事は無い。正しさを胸に秘め、真っ直ぐ道を突き進むならその先にはきっと栄光の道が開かれるはずだ。
そううちは一族の忍「うちはマダラ」が「千手柱間」の肉体の一部を奪い、輪廻眼に覚醒したようにきっと良い事があるはずだ。
だから私は君たちの未来に相応しい言葉を授けよう‼
これが万華鏡写輪眼、無限月読。貴様らには未来永劫幸福な幻の中で過ごすのだ。
はははははは‼‼‼
あつかっているネタが古いのは年齢ゆえだ、許せ。