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その後

 その後、苫の口から捜査の進行が少しだけ語られた。

 男の名前も聞いたが、どうでもいいので省略する。

 一応素直に事情聴取には応じているらしい。

 男によると、星道具はフリーマーケットで手に入れたものらしく、今はその能力を悪用した余罪を追及されているとか。

 あの卵型星道具は、重要な証拠物件として警察に押収されてしまい、汐の手に渡ることはなかった。残念である。

 ちなみに、男は一日一回は、足の指をどこかにぶつけたり、何もないところで滑って転んだりするので、『呪われてるんじゃないかってくらいドジな容疑者』として警察で話題になっているらしい。

 





 それから一ヶ月後、ラウの店がオープンした。

 お客第一号は汐たち一名プラス二匹である。苫は学校が忙しくて今日は来られなかった。

「どんどん食べよう!!」

『金はあるのか?』

「ラウさんからもらった、恩人パスが使えるから大丈夫!!」

『どんなサービス券だ』

 そんないつもと同じような会話をしつつ、汐たちは店に入っていった。

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