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第七話闘技大会

キーーン!剣のぶつかる音が響く、「フッ、お前と打ち合うなんて、何年ぶりかな、懐かしいな!」

「なんだか余裕そうだな!」こっちは結構きついのに麗は、まだまだ余裕そうだ。

「ここだっ!」隙を見て斬り上げたが、難なく麗は防ぐ、まだ足りない、心の中でそう呟き、何が足りないかを思考する。麗あって自分にないもの、何だ?何が引っかかる?

防戦一方になり、少しずつ押されていく、まだ麗は、ギアの能力すら放っていない、どうすれば?一か八か俺は、ギアの出力を上げ、身体能力を上げ、背後に素早く回り込み、「気刃斬!」がら空きの背後に向かって、一閃を食らわす、麗が蹌踉めいた、(よしっ!これなら行ける!)心のなかで言い再び向き合う。

「ちっと油断しちまったなー」そう言うと、麗の周りに雷が落ちる。

「本気ってわけか。 楽しくなりそうだ」

「ハタタガミ! 蹴散らせッ!」

そう叫ぶと雷がこちらに飛んでくる、既のところで避けたが、直撃すれば、ただではすまないだろう。

 そんな事考えている間にも、麗はこちらに雷を打ってくる。なにか対策はないか?やつのギアの出力も無限に維持はできないはずだ、その証拠にやつは息が上がっている。

それがわかったが隙はないな、どうしたものか、「ハァハァ、そろそろ避けるのもきつくなってきたんじゃないのか?」

「ハァハァハァ、そういうお前もきついんじゃないか? グハッ!」しまった当たっちまった!

麗は近づいてきてとどめを刺そうとする。

「これで終わりにしよう! 黒雷霹靂神!」

 ここだっ!麗が放ってきた直後、剣で雷を受け止めた、剣に雷を纏いそのまま麗を斬る!

「黒雷一閃!!」

 麗は地面に崩れ落ちた、やった勝った!これであとは姉さんとの一騎打ちだけ。


「さあさあこの闘技大会も早いことで、もう決勝戦だぁー! 最後に戦うのはこの二人! 風斬凛花と風斬桜花だっ! 何と姉弟同士の戦いだー! どちらが勝つのか全くわかりません! それでは最終戦スターーート!!」

「行くぞ姉さん!」

「勝つのは私よ! ナイトメアッ! ブラッドバレット!」

 いきなりぶっ放してきた、剣で落とせる弾は落としたが何発かは、直撃した、気を失うほどの激痛が走るが気合で我慢、反撃しようと距離を詰めたときだった突如、ドゥームの咆哮が響いた。

 グォォォォォォ!!、上からドゥームが降ってきた!急いで距離を取ると、目的は俺ではなく、姉さんを狙っていた。

「姉さん!」そう叫んで、斬りかかるがドゥームは気にしない様子で姉さんを掴み何処かへ姿を消した。

「クソっ!」俺は姉さんをまた守れなかったそう、思いまた絶望した……絶対に救い出す! そう心に決めた。

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