クラウド対応テキストエディッタのお勧め
タイトル通りに、クラウド対応のテキストエディッタって便利ですよー
というお話。
小説書いてる方向けのものです。
小説家になろうで小説書いてる皆様、最近なにで小説書いておりますでしょうか?
昔は原稿用紙、ちょっと前でもパソコンのワードプロセッサかテキストエディッタでしょう。
小説家になろうの編集画面で直接書いてる人もいるかもしれません。
とはいえスマートフォンが普及して10年。
スマートフォンで小説書いてるよ!という人も大勢いるかと思います。
今回はそんなスマートフォンで小説書く環境について話をします。
1.校正は後からやればいいのだ
私は基本的に小説のアイデアとかは発想は思い付いたらすぐ書き出すタイプです。
誤字脱字、設定矛盾とかは後で見直して直せばよいと割り切っています。
スマートフォンという「すぐに取り出せて、そのまま書ける」ツールがある以上、それに特化した使い方がとても良いと思っています。
2.パソコンと連携するために必要なこと
パソコンでの校正をするために、出来るだけストレスなくパソコンとの連携が必須です。
書いたテキストをいちいちメールで送るとか、USBに繋いで転送するとか、やってられません。
また、毎回手動でクラウドにアップロードとか、どれが最新か分からなくなって混乱する元です。
ここでお勧めなのが
「クラウド対応テキストエディッタ」です。
Wordモバイルや、Googleドキュメントとかのワードプロセッサ使ってる方もいらっしゃるかと思いますが、個人的にはテキストエディッタがお勧めです。
理由は「10万文字越えても軽いから」
短編ならいいんですが、長編だと自分の書いた中身のチェック(メインキャラは憶えていても、モブキャラの名前とエピソードを確認したいとか。出した食べ物の名前なんだっけ?みたいな)時に、全文検索できると滅茶苦茶便利ですね。
でもワードプロセッサは数万文字程度ならともかく、何十万文字になると閲覧モードですらスクロールが困難になってきます。
テキストエディッタならばサクサクと閲覧、検索編集可能。
割と「全文の状態で検索、編集しておく」ことは作品内の見直しに繋がって便利です。
んでテキストエディッタの中でもクラウド上のテキストデータをそのまま編集してくれるアプリがお勧め。
これだとファイルを保存し忘れただの、バージョン管理が大変などもありません。
上書きしちゃえば良いのです。
逆にこの機能が無いと、割と管理が大変でストレスです。
3.クラウド対応テキストエディッタに必要なこと
これは書いてる方にとっては様々こだわりがあると思います。
ですが、これは絶対あった方がいいという機能が一個あります。
それは「自動保存」
これは必須です。時間とか条件とか決められるやつがお勧めです。
この後紹介する二つのソフトはちゃんとあります。
後は文字カウントとか、カギカッコのショートカットとか、まあ色々こだわりはあるかと思いますが、「書いてるやつが消えた!」だけは避けましょう。
特にスマートフォンは機種によってはアプリ切り替え操作で真っ白になることがあります。
自動保存は本当に必須です。
4.お勧めアプリ
では具体的にお勧めを紹介しましょう。
様々使ってきましたが、個人的には二つだけです。
両方ともAndroid版ですね。
「Quick Edit Pro」
・自動保存あり(時間設定)
・クラウド連携はアプリ内で可能
・設定画面が分かりやすく、編集画面がシンプル
・文字カウントが無いのが欠点
無料版もありますので、一度お試してから考えましょう。
個人的には「単に文章を打ち込むことに集中する」ならば圧倒的にお勧めです。
見た目がシンプルなのが実に良いですが、次に紹介するJota+のような多機能さはありません。
ただ、プラグイン不要で、操作がシンプルでわかりやすいのが本当にお勧めです
「Jota+」
・自動保存あり(条件設定)
・クラウド連携はプラグインを別途インストール
・文字カウントも可能
・校正支援もできる
・プラグインで機能を足していく形なので操作が煩雑
古いモバイル使いの方にはおなじみのエディッタ。
もうこの熟成された機能の多彩さが凄いです。
基本的には小説書くのに必要な機能はなんでもあります。
校正支援もあるんですが、とにかくここらへんのプラグインが必要な機能は操作が直感的ではありません。
(レビューにも使い方が分からないと書かれていますが……)
確かに、校正したい文章を選択してから、挿入→校正支援と選ぶのは直感的ではないです。
全体的に「慣れれば便利だけど」というのが目白押し。
とは言え分かっちゃえばとても素晴らしいツール。
上二つはとてもお勧めです。
とりあえず
「全文検索できるようにする」
「自動保存で消えないようにする」
「クラウドデータを直接編集できるようにする」
と、小説書く効率が圧倒的によくなると感じています。
無料でお試しも出来るのでご興味あればお試しあれ。