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幸せ日記

作者: 流星

気軽に読み終えれて、それでいて感動する小説が書きたかった。よければ感想を下さい。

風が冷たくなってきたな。

もうすぐ凍える季節が来るよ、と告げているような風だ。

君と初めて逢ったのも、確かこんな風が吹いた頃だった‥。


僕は走っていた。どこまでも広がる世界を。たった一度きりの人生を‥。

と言えばカッコイいのだが、僕が走っていたのは学校の廊下だ。理由は忘れたが友人を追いかけていた。メッチャクチャ笑顔で!


廊下の角、もちろんそこに君がいたなんて知らなかった。知らなかった僕は当然‥。ドン!


「いてて、ゴメン!大丈夫?」


制服姿の君は、素直に可愛かった。でもその時に運命の出逢いを感じたワケではなかった。実際いい出逢いではなかったと思うし、君は軽く会釈をして行ってしまった。


一つ下の君にはそれから会う事はなかった。いや、気づかなかっただけでどこかですれ違ってくらい、していただろう‥。


君に再会したのは、僕がパチンコ店で働き出して二年経った頃だったか。店の中より外の方が異常に暑い。北国の数少ない真夏日だった。


僕は従業員。君はお客様。

あれ?どっかで見た事あるなぁ。

としか思ってなかった。君が声をかけてくれるまでは。


「あの、同じ高校でしたよね!覚えてます?二つ下の‥。」


「ん‥?ああ!そうか!思い出したよ。一度廊下でぶつかったよね。」


「そうそう。あれは痛かった‥。」


「マジで?ゴメン。」


「ウッソだよん。」


「ウソかよ!」


「フフフ。」


「で、今何してんの?」


「現役大学生!」


「いいなぁ、楽しいだろ?羨ましいよなぁ。」


同じ学校に通ってた頃はロクに話したことなかったのに、社会人になってから会うと不思議と話がハズムものだな。


せっかくなので仕事が終わったらメシでも食いに行こうという事になった。


僕は早番なので五時には仕事が終わった。君はなんだか恥ずかしそうに待ってたな。


「わぁ、きれい!」


「ホントだ。すげーな!」


いつも違う顔を見せる夕日が、その日は息をのむほど鮮やかな赤を広げていた。まるで初恋が実った少女の心のようだった。


それのおかげかどうかはわからないが、僕達は付き合う事になった。

お互いたぶん好きなワケではなかっただろう。ただ話してるうちにウマが合うというか‥あとはなんだろう、『流れ』ってヤツかな。

君は夏休みも終わり大学生へ戻った。そして二人の遠距離恋愛が始まったのだが‥。僕は正直、この恋愛はここで終わると思っていた。

友達はたくさんいたが、遠距離でうまくいった話を聞いたことが無かったからだ。


でも僕はそれでもいいと思っていた。そんなに君を大切に想っていたワケではなかった。心残りがあるとすれば、まだ君を抱いてないって事くらい。

そんな自分が嫌で、なんかスッキリしない日が続いた。この頃なんだか良く寝れなくて、ベタにも羊を数えてみたりしたんだ。


頭の中で大きなスクリーンを描き出して、その右側から羊がテクテク走ってくる。

そして真ん中にある柵を飛び越え、左側に並んでいくのだ。

羊が一匹、羊が二匹‥‥‥‥‥‥‥‥‥羊が八千三百二十六匹、羊が‥ハァハァ。

いつの間にかスクリーンの左側には、羊の大群の山ができていた。

余計寝れねーっつーの!


結局失敗‥‥。


いなくなって気付く事って、本当にあるんだなぁ。

会えない日が続いて、早く君に会いたいと思うよいになった。

毎日君から来るメールが楽しみになった。

遠距離が、逆に君を好きにさせた。

君の大切さを感じた。

いつもそばにいて欲しいと思えたんだ。

あの頃は‥。


君が大学を卒業して戻ってきた頃から僕は、ファーストフード店でアルバイトをしていた。

パチンコ店を辞めたワケではない。掛け持ちってヤツだ。アパートで暮らして車のローンやら保険やら払っていると、ほとんど金が残らない。


パチンコ店の給料は悪くはない。むしろここらでは高い方だが、それだけでは二人で暮らすには足りなかった。

そう、君が僕と一緒に暮らすようになったんだ。

だから僕は必死に頑張った。朝からパチンコ店、夜からファーストフード店。どちらも意外なほど体力を要した。


それでも君の笑顔が見れるなら‥そう思って耐えていたんだ。

君が不器用な手で作ったボロボロな料理。

カラオケに行けば下手くそな歌。

それでも良かった。むしろそれが良いって思えたんだ。


二人で見た映画、二人で聞いたあの曲、二人で食べた食事、二人で行った旅行‥君と二人なら何をしても楽しかったな。

一人ではつまらない事も、一人では笑えない事も、一人ではできない事も、二人なら‥。


いつも君は、僕の腕の中で目を閉じ、体を預け、微笑みを浮かべ安らいでいたね。僕はその様子を見ながら、そっと君の髪をなで、そして抱きしめたんだ。


僕は君の為に働く。

君は僕を癒やす。

そうやってずっと生きていければ、幸せだったのかもしれない‥。



僕は今君の実家に向かっている。そこには一度しか行った事がなかった。もう行く事も無いと思っていた。

この知らせがなければ行く事は無かっただろう。


君は死んだという知らせがなければ‥。



いつからだろうか、君とよくケンカをするようになったのは。大きな問題が生じたワケではない。小さな不満の積み重ねだった。


だいたい君が悪い。

僕が毎日疲れて帰ってきてるのを知っていて、話がしたいから寝るな!とか、休みの日は遊びに行くから早く起きろ!とか。

こっちはお前の分まで働いてんだっつーのに!

車の運転はいつも君。


「僕が運転するよ。男が助手席だとなんかカッコ悪いし。」と言っても、


「やだ、私が運転したいの!」

って取られる。僕の車なのに‥。


「仕事探したら?」

って言うと、


「うん‥。後で探してみる。」

と言ったきり探さない。

前は毎日のようにしていたセックスも、最近はいつも君が断っていた。

一度は『婚姻届』を書いた時もあったのにな。それも結局僕の書く欄だけ埋まったまま、どこへ行ったかもわからなくなってしまった。

僕は不満が溜まっていた‥んだろうなぁ、やっぱり。


君は出て行った。いや、僕が追い出したと言った方が正しいだろう。

その時君のお腹に命が宿っていたこと、僕は知らなかった。

そして君が病気だということも‥。


そして眠れない日が続いた。だからまた羊数えを試みたんだ。


羊が一匹、羊が二匹‥。

異変が起きたのは50匹目を超えた辺りからだった。

出て来た羊が、なんと王冠を被っていたんだ!


‥羊の王様かな?

その次に出て来た羊、そいつは刀を持っていた。

そして羊の王様を‥ズバッ!!


‥あっ!?殺された!!


すると他の並んでいた羊達が、右へ左へアタフタし始めた。


‥やべぇ、パニクってる。大変なことになってしまった‥‥‥って、なんじゃこりゃ?


結局寝れない。

やっぱり失敗だった。


そんなこんなで五年間、君とは特に連絡もとらなかった。

子供が産まれたということは聞いた。が、いまさらピンと来なかったし、なんかどうでもよかったんだ。


それでも君が病気で死んだと聞いて、本当にショックだった。

まだ君を好きだったワケではない、ハズ。


でもなんだろう、心臓が尋常じゃない動きをしているような‥。例えるなら常に曲が流れているウーハーを抱いているように、ドクン、ドクンと鳴り続けるのだ。


だがそれがどうしたってんだ。君は勝手に出て行って勝手に死んだ。それだけのことさ。それだけの‥。


風が冷たいな。季節の変わり目に吹く風は好きだ。なんだか妙に懐かしくて。

だが今感じるのはあまり好きじゃない。なんだろう、この悲しいような寂しいような風は‥。


久しぶりだな。前ここに来た時は‥そうだ。ビックリするぐらい歓迎されたっけ。

でも今日は逆だろうな。一人娘を追い出して、子供を産ませて‥‥恨んでるだろうなぁ。


しかもその子供もいる。僕の子だ。でも父親としての実感は無い。会ったことすらないのだから当たり前か。

一体どんな顔で会えばいいものか。父親である僕の顔も見たことないだろうし‥。


玄関に入ると、君の母親がすぐにやってきてくれた。別に怒ってはいなそうな‥いや、むしろ心地よい笑顔で迎えてくれた。


通夜も葬式も終わって、君は仏壇の四角い写真入れの中にいた。そんなものだけじゃやっぱり実感が湧かない。そう思っていたが‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥なぜだろう。涙が出そうになるのは‥‥。


茶の間に案内され、座らされ、君の父親が目の前にいる。

今度こそ、怒鳴られるに違いない。覚悟を決めた。


しかし、しばらくの沈黙の後聞いた言葉は、実に意外なものだった。


「ありがとう。娘を今まで愛してくれて。」


「‥え??」


「娘からいろいろと聞いてあるよ。仕事を掛け持ちして頑張ってくれていたそうじゃないか。病気で娘は働けもしなかったからな。」


「‥娘さんの病気って、そんな前からなんですか?」


「‥やはり知らなかったか。娘はガンで、発症したのは六、七年前か。みるみる体力も落ちて、働くことも、激しい運動もできなくなっていった。君には心配させたくなかったんだろう。結局君に何も告げないまま、まだ元気なうちに君の前から消えた。それも君に弱っていく姿を見せたくなかったからだろう。それでも幸せだったと。楽しい思い出と、この子を私にくれたんだと感謝していた。毎日、毎日‥。死ぬ直前になっても、君に会えたから私は幸せでした、と‥そう言っていたよ。」


何、言ってんだ?

僕は追い出したんだぞ?

怒ってないのか?

恨んでないのか?

五年もほったらかしにしていたんだぞ。

信じられるか!

ウソに決まっている!


そんな僕の気持ちを察したんだろうか。

君の父は一冊のノートを持ってきてくれた。亡くなる一月前に書いていたという日記だった。


そして気を使ってか、部屋からソッと出て行った‥。


ノートを開いて驚いた。普通日記というものは、毎日にしろ月に一回にしろ、日付が進んでいくもの。

なのにこの日記は日付が戻っていくからだ。

表紙にはこう記されていた。


『幸せ日記』



4月十二日


妊娠した。彼の子だ。

男の子かな?女の子かな?名前はなんてつけようか。そんな事を考えているだけで楽しくなる。どうかこの子は重い病気にもならず、長い人生を幸せに生きていけますように。



1月10日


最近なんだか寝れない日が多い。病気のせいかなぁ‥。

とりあえず羊を数えてみた‥‥意外と寝れる!

彼は失敗したらしいけどね。(笑)



10月20日


彼は休みの日になると、いつも昼過ぎまで起きない。二つの仕事をしてるんだからしょうがないんだけど‥‥‥起こしちゃえ!

だってせっかくの休みなんだから二人でどっか行きたいし話したいしー。って起こしたら怒られた。

わかってるよ。いつも私の為にありがとう。

だから近いうちに出て行くつもり。そしたら仕事一つ減らしてもなんとかなるっしょ。

私には時間がない‥だから今だけワガママ言わせてね。

許してね。



7月6日


この日彼のために何ができるか考えた。

仕事‥は、もう無理かなぁ‥。せめて車の運転くらいは毎日してあげよう!

余計なお世話かもしれないけど‥いいよね。



2月14日


バレンタインデーだ!

チョコを作るぞ!

どうやって作るんだ!?

‥‥‥で、とりあえず出来た。

見た目は良くないが‥味も良くない‥‥。

いいんだぁ。気持ちが大事なんだよ!彼もそう思ってる、ハズだ‥‥。(笑)



12月25日


クリスマスだー!

と言っても彼は、

「お金が無いから何もあげれないよ」って言ってた。

しょうがないよね。って諦めてたら、なんとプレゼントが!

ちょっとだけ高そうなネックレスだった。コツコツ貯めたんだって。嬉しかったなぁ。

この日思ったんだ。

彼と結婚したいなぁ‥って。本気で思ったんだよ。



8月3日


彼の夏のボーナスで小旅行。立派なホテルに泊まったよ。

料理‥豪華!おいしぃい!最高!

お風呂‥広ーい!肌ツルツル!最高!

でも一番最高だったのは、きれいな夜景を見た時だったか‥もしくはホテルまでドライブした時だったか‥とにかく彼と二人きりでいた時が、最高に楽しかったんだ。



5月10日


ゴールデンウイーク、は忙しそうだったので、落ち着いてから遊びに連れてってもらったよ!

水族館行ったら‥イルカがボイコット??

ショーの途中で消えました‥。(泣)

映画館行ったら‥選択ミス。あんなツマンナイ映画だったとは‥。(怒)

寝ちゃいました。

食堂行ったら‥‥‥マズい!

コレを食べろと??

コレで金取んの???

さんざんでした。

でも行ってきて良かった!

だって、いつでも話して笑える思い出が出来たから!ヒドい一日だったねって、笑えるから。



3月22日


ようやく暖かくなってきた今日この頃。彼と二人で作った巨大雪だるまも、いよいよ天に帰る日を迎えたようです‥。(泣)

と、落ち込んでいたら、雪だるまの中から何やらカプセルが!

なんだろう‥?開けてみると、手紙のような物が入っていた。

『また冬が来たら会いに来るよ。今度からはプレゼントを入れてくからね。』

って書いてた。

冬が好きな私。

雪が消えていくのが、なんだか寂しいと言う私の為に、彼が仕掛けたサプライズプレゼントだった。

これにはビックリしたし、ジーンとしたし。

おかげで冬の終わりが好きになりましたよ。



11月7日


なんだかやけに寒いなぁと思ってたら、初雪だ!

空気が澄んで星がいつもよりキレイに見える。

すると彼が夜中に車である場所まで連れて行ってくれた。

山の上の展望台だった。

車のライトを消すと、ホント真っ暗になった。

空を見上げると‥うわぁ、満点の星空!今にも降ってきそうなその輝きに胸が躍ったよ。「何もない田舎だからこそ、こんなにキレイな星が見えるんだよ。」

そう言った彼の言葉はなんだか深くて、いろいろ感じるものがあったなぁ。

周りが真っ暗なほど、星は輝いて見える。

こんなに寒いから、彼の暖かさも伝わるんだな。

とかね。



9月15日


毎年この日、私は思い出す事がある。彼は覚えてもいないだろうけど‥。

高校生の時、ちょっと気になってた今の彼と廊下でぶつかった。

恥ずかしくて私はそそくさ立ち去ってしまったけど、その時思ったの。

絶対彼に告白してやるんだ!って。

でも気付けば彼はパチンコ店で働いてて、高校を出るまでパチンコ店には入れないから‥切なかったよぉ。

あの日は忘れない。大学生になった私が勇気を振り絞って彼に会いに行った日。

まさか本当に付き合う事になるとは!

夢のような出来事。

でも夢じゃないんだ!

その頃のドキドキを思い出して、なんだかニヤケてしまう日でした。



6月27日


遠距離恋愛を二年間続けていた私。ついにこの日がやってきましたー!彼と一緒に暮らすのです!パチパチ(笑)

これから毎日一緒にいるのか。なんだか照れちゃいます。

今日から始まるんだ!

私の幸せな日々が。




それはとても病気で死を目前としている人が書いたとは思えない、本当に幸せそうな日記だった。

そしてそのすべてに、僕が関係していた。


君は、僕を選んだ事を後悔していると思っていた。


君は、楽しい思い出もロクに作れないまま死んでしまったんだと思っていた。


君は、僕を恨んでいると思っていた。


君は、僕を好きじゃなくなっていると思っていた。


僕は、君を愛してなんかいないと思っていた。


‥違う。


君は僕を好きでいてくれた!


どんな時も、何があっても、変わらず好きでいてくれた!


僕も君が好きだった!


大好きだった!


忘れていた!


いや、そう思い込んで逃げていた!


もう遅い。


でも君に逢えて良かった!


君と共に過ごして良かった!


君を好きになって良かった!


君がいつも近くにいてくれて、本当に良かった!



僕は涙を拭い席を立った。なんだかその場にいることができなかったんだ。


ガラス越しに庭が見渡せる長い廊下で、僕は足を止めた。廊下の向こうに『君』がいたからだ。

もう四歳になる『君』を、僕は初めて見た。


なんて声をかけたらいいものか‥。いきなり

「お父さんだよ」って言っても驚くだろうし。


僕だっていきなり四歳になる息子を目の前にしても、自分の子だとは到底思えない。

自覚が無い。

愛情なんか湧かない。

どう接していいかわからない。

なんて呼んだらいいかわからない。

なんて呼ばせたらいいかわからない。

目も見れない。

話なんかできない。

どうしていいか‥




「パパ!」




「‥今、なんて言った?」




「パパ!!」




『君』は僕の元へ駆け寄ってきた。メッチャクチャ笑顔で!

気付けば僕は『君』を抱きしめていた。そして、泣いていた‥。


『君』のたった一つのその行動が、逃げ腰だった弱い僕を消し去った。

『君』のたった一つのその言葉が、父親としての強い僕を目覚めさせた。


『君』は僕の腕の中で目を閉じ、体を預け、微笑みを浮かべ安らいでいる。

あの日の君のように‥。


後で聞いた話だ。

子供に君は、いつも僕の写真を見せてパパだと教えていたらしい。


婚姻届は死ぬ少し前に提出し、君は僕の名字になって死んだ。

だから子供も僕と同じ名字だ。


これから一緒に暮らすのに、面倒な手続きは一つも必要なかった。

君はまるですべてを知っていたかのようだった。


それはきっと、僕のことを本当に愛してくれていたから‥。


僕も愛そう。


君に与えることができなかった分まで、


『君』へ。

この小説の人達には、あえて名前を付けませんでした。これを読んで下さった方に、少しでも自分と共感できる部分があったら幸いです。

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― 新着の感想 ―
[一言] 続編に期待します。子供が成長してからの出来事など更なる広がりがあれば良いと思います。
[一言] 面白かった☆短い切ないストーリーだったけど上手くまとめてると思う。
感想一覧
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