魔界の戴冠式(プロローグ4)
まだ、プロローグとかマジ?
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あれ?まだ儀式はじまってない?私は、お父さんを見る。そこには
「うーむ、まだキーリアに魔王としての覚悟と言うものが........やめにしようかな」
と片付け始めているお父さんがいた。
「いや!?ちょっと待って!?なんで、やんないの?!」
慌てて、片付けを止める私、しかしお父さんは
「邪魔をする出ない!まだお父さんうごけますよ?魔王現役続行出来ますよ?変わる必要なくね?」
と前も聞いた台詞を言い、すかさず
「去年も、それを聞きました!私はもう17歳よ!いい加減、変わってよ!」
といい加減蹴りを着けようと、強めに言った
「ぐぐっ、確かに去年も同じことを言った気が......しかし、キーリアよ、本当に覚悟はあるのか?」
「ええ、あるわ。」
「本当の本当?」
「本当の本当です」
「本当の本当の本当?」
「本当の本当の本当です。」
「本当の本当の本当の本t」
「何回やるの!しつこい!!」
何よ、いきなり真面目になったかとおもえば、どれだけ私を魔王にやらせるきがないのか。気になって、
「どうして、私を魔王にさせてくれないの?」
と聞いてしまった。お父さんは、真面目な口調で、
「キーリア、魔王と言う者は、男が代々受け継いできたのだ。男は、魔力というものも、かなりある。禁忌の箱を、身に収めるほどにな。しかしな、ワシの代で、生まれた子がキーリア、女の子だったんだ。そう、初めてのな。」
まぁ可愛いから良いのだが。後つけくわけて、一旦息を吸った。
「初めての女の子であり、かなり大騒ぎになってな、もう一回ヤレーとかな。だが、ワシは、そんなことはせず、初めての子を育てたんだ。まぁそれからここまで大切に育ててきたんだが、問題があったんだ。」
あれ?さらっと私の過去語ってない?恥ずかしいですけど?!と少し頬を赤らめていたが、お父さんは、気にせず話を続けていた。
「そう、魔王の戴冠式だ。男の場合は、16歳で行われる。しかしな、女の子の場合など、誰も知らん。ましてや、魔力も男と比べるとやや少ないんだ。これでは、禁忌の箱を、身に収めれるか、怪しいのだ。箱が開いてしまえば、まずいことになる。それだけは防がねばならん。」
なるほど、私では、戴冠式の儀式で使う禁忌の箱が身に収めれない恐れがあるから、やろうとしないのか。私を心配してくれているのだなぁと安心した。でも、
「お父さん、心配ありがとう、でもやらないといけないんでしょ?私は大丈夫よ?きっと成功させてやります!」
私はもう覚悟を決めたんだ。魔王になるって、後悔なんてないと。
「ふむ、そうか。そこまで覚悟を決めたのなら、もう止めん。やるぞ」
そう言って、お父さんは今度はちゃんと、儀式に必要な陣を作り上げた。そして
「我が王の証、禁忌の箱よ!今、これより新たなる王へと、受け継ぐがよい!」
お父さんが言った瞬間、禁忌の箱というものが、お父さんの身体から、姿を現した。
とてつもない魔力があふれでている、これを今から私の身体に........
そう考えていながら、私は受け入れる覚悟をした。
「うっ!ああああ!!」
身体に、箱がはいって、いく。魔力というものはこんなに苦しいものだったか?と思うほど息もできないほどの魔力がはいって来た。大丈夫、私はできる。そう思い続けながら、私は耐えた。
「..........?!マズイ!まさかアイツ、この日を狙ったのか!」
お父さんの声が聞こえた。だけど、どこかで焦っている声だ。どうしたのだろうと、お父さんの方を見ると
大きな骸の王様が、お父さんと戦っていたのだった
ここまで読んでいただきありがとうございます。未だに読者数0でもいつか読んでもらえる事を祈っているナスです。
はい、まだプロローグだって、長いね。でも次はまた視点が変わるよ。ヤッタネー
後、これは日曜に投稿したことに......ならない?あっ、ソッスカ
んー何だか随分適当だが、今回はこの辺で、ではー