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堕天使とアスタリスク

「魔力と悪魔同好会?」

「はい!同好会です!同好会として教室を借りれば魔法を使っていても他の人にバレませんよ、さあいっしょに入りましょう!」

目を輝かせながら僕の返事を伺う。

というかまだ同好会、出来てもないんだ……。

「で、どこまで本気なんだ?」

「どこまでって、なにがですか?」

こいつ、まさか。

「ひ、1つ聞きたいことがある。」

「はい、なんでしょう?」

「お前、魔力とか異世界とか信じるか?」

「もちろん!当たり前じゃないですか~。」

当たり前な訳がない。この人きっとおかしい人だ。

そう言えば今朝だってそうだ、中世悪魔経典をしってた!こいつ、厨二病だ!

「さあ、共にこの世紀末を共鳴しましょう!」

うわ、キャラ俺と駄々かぶりじゃん。まあ、俺はきちんと現実を理解してるけど。どうする、今更キャラだなんて言えない、言えたらここまで人生苦労してないよ!

「ああ、魅せてやろう、俺たちの鎮魂曲<レクイエム>を。」

言っちゃったよ、僕。どうしよ。

「で、でだ、小野」

「フレイアムズアスタリスクガールとお呼びください。マスター。」

ふれいあむ?あすたりすく? 俺の勉強不足で全然意味が分からない。アスタリスクってあの記号じゃないの?他に意味あるの?というかキャラ急に変わりすぎだろ。

「承知した、アクアリームアスタリスクよ」

「フレイアムズアスタリスクガールです。」

oh....恥ずかしいわ。

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