第二話 前の席の奴でも気にするな。
短いですが、どうぞ!なお今回はレフェル様のオリジナルキャラクターの天城富士也様が出てます!!レフェル様ありがとうございました!!
中岡たちは、学院に入り各々の教室に向かった。この学院の構造が三階建てで一年前に改修工事が行われたばかりであった。他にも武道館、体育館、専用手グランド等があり、それに学生寮まである。
外見が立派だが、金持ちの親を持つ生徒や優等生と普通の生徒や不良の生徒の他の高校より対立が激しい
特に不良生徒が日々増加をしている。1/3が言わゆる高校デビューが多く学院内や校外でも、暴れている。今では長峯学院の西には不良の巣窟と言われている。“天王寺学園”不良生徒で抗争が起きている。
天王寺学園には、木宮朔が率いる不良チーム“ハルファス”
大鷲高校には仁村広志が率いる不良チーム“マルコシアス”
しかし長峯学院は、まだ代表となる不良チームがまだいない。あえて言うなら二つのチームがある。
一つは、中岡心が率いる不良チーム“バラム”
もう1つは天城富士也が率いる不良チーム “ベレト”がある。 他にも不良チームがあるがほとんどが小勢力である。
中岡心と天城富士也の二人は一応敵対関係であるが、今の所は不戦状態で少しでも、片方のチームが挑発行為が起きれば、抗争が起きるのが目に見えている。
しかし、この二人は何の因果か2ーGの同じ教室になっていた。
2ーG教室内
「…………」
「…………」
教室内は、静まりかえっていた。他のクラスメイトがいるのにただ静まりかえっていた。
“おいおい先公達は何を考えているんだ?”
“何で俺らのクラスに、ヤクザでも避ける危険な奴等がいるんだよ!?怖えぇ!!。”
と思っていた。ちなみにこのクラスにはバラムの構成員が6人に対しベレトの構成員が4人である。
構成員もただ
“頼むから、学院内では殺らないで下さい。お願いします。”
と願っていた。
「………おい心。」
“!!”
天城が後ろに座っていた心に顔を向けて声を賭けた。その時心以外のクラスメイトの間に緊張が走った。
「……なんじゃ?」
天城の呼び掛けに返事をした。心は目を細めていた。バラム、ベレトの両方のチーム構成員はいつでも臨戦体制を取っていた。もし今現在喧嘩をしたら先公どころか、“とんでもない連中”来てその場が鎮圧されると思うが背には変えられないと言う状態になっていた。
「………春休みの課題書いて持ってきたか?」
「あっ!わしやっていないぜよ!!富士也頼む見せてはくれんか?」
「おいおい、今やってもしょうがないだろう……まぁいいか、ホラ。」
そう言うと天城富士也のバックから春休みの課題のプリントとノート合計4枚を出して心に渡した。
心は天城富士也のもらったプリントとノート合計4枚を使って白紙になっている自分の課題を天城富士也のプリントを見ながら埋め合わせを始めた。
「富士也すまんのう。いつかこの借りは必ず返すから、安心するがよ。」
「本当かよ。」
心の発言に富士也は笑っていた。答えた。
“えっ!?普通に喋っているじゃん!!何今の間!”
心、富士也の以外のクラスメイトは、心の中で突っ込んでいた。