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第五話 遺跡都市まであと少し―①




「うわぁ~」


 丘の上。


 登り切ったその先に広がる光景に、レイチェルは思わず声を上げた。


 なだらかな曲線を描きながら続く街道のその先。西の空へと沈んでゆく太陽の放つ茜色の光に染め上げられた大きな街――遺跡都市の威容が見える。


 高低差の都合から一望できるその光景で、まず最初に目を引くのは遺跡都市を形作った太古の遺跡だ。


 それは文字通りの意味で城であり、おまけにそれが地面から引っこ抜かれて放り投げられたような形で存在している。斜め四十五度くらいで。


 文字通りの意味で、落ちてきたようでもある。


 だからこその異名が『堕ちた城』だ。


 下部は土がこびり付いた箇所も多く、地面に接した側面部は潰れてしまっているが、その大半は未だに原形を保っているといえるだろう。およそ二百年にわたる時間の経過を遠目には感じさせない威容である。


 実際に近くで見れば風化したり、朽ち果てたりはしているのだろうが、それでも刮目しての見学に望みたいと思わせるには十分すぎる。


 朽ちた城なので崩落の危険性があるからなのだろう。『堕ちた城』を囲むように壁が築かれているのが見えた。


「すごいねぇ~♪」


「そうですね。まさに百聞は一見にしかずというやつです。あの光景は言葉で表現しきるのは難しいでしょう。少なくても、僕には無理ですね」


 野営の準備に散っていた仲間の一人――クライブが傍らに立った。

 年甲斐もなく、その眼差しには抑えきれない興奮と好奇心が浮かんでいる。


「うん。そうだね。なんか今すぐ走り出したい気分になるよね」


「見えてはいても、まだ数日はかかる距離があるので、途中で力尽きてしまいますよ」


 同意を求められても、と苦笑するクライブ。

 ただ考古学者としてのクライブは、その気持ちは同感ではあった。


「でも、もうすぐだね」


「そうですね。いろんな意味で期待が膨らみます」


「どんな冒険が待ってるのかな?」


「ここまでの道程で少なからず情報は集めましたが、どうにもまとまりがなくて判然としません。ですが、レイチェルさん的に言うなら『とっても面白そう』ではありますよ」


「うふふ♪ 期待しちゃうよ」


「それが外れることはないでしょうね。

 さて、そろそろ皆も戻ってくる頃合でしょう。僕たちも休憩はこれぐらいにして、野営の準備を再開しましょう」


「うん♪」


 上機嫌でうなずくレイチェル。

 その足取りもスキップに近いレベルで弾んでいる。


 リオンにとっては生き地獄でしかなかった船旅を終えてから数日。新たに二人の同行者を増やした一行は、着実に遺跡都市へと歩を進めており、本日の夕刻にようやく目視できる地点にまで辿り着いたのである。


 ――とはいえ、クライブの言葉通りにまだ数日はかかる距離ではあるが、実際に目に見えているのといないのとでは気持ちがまた異なるものである。案外と必要な日数の減少が見込めるかもしれないというぐらいには。


 旅路は順調。襲撃を仕掛けてきた盗賊をアイリーンたちが迎撃したり、アイリーンのイタズラがリオンやキラの堪忍袋を破裂させたり、単純に通り雨が降ったりというちょっとした出来事もあったが、そうした諸々も楽しんでこその旅である。


 少なくてもレイチェルはそう思っている。


 賑やかなのは大好きだ。楽しいと嬉しい。

 みんなが笑っているなら――苦笑いっぽい人もいるけど――気分はもう最高♪


「~♪」


 何の気なしに、歌を歌いたいと思う。

 お姉さまが好きだったあの歌。


 ………今はもう(わら)っていないだろうからこそ、わたしが歌いたい。


 たとえほんの少しでも、この世界が明るくなるように。



 ● ● ●



 すっかりと日の沈んだ夕食時。

 パチパチと火の粉をあげる焚き火。


 油の弾ける音を立てながら、串に刺さった鹿肉が香ばしく焼けている。


「今日はご馳走だね♪」


 声を弾ませるレイチェル。

 久々の味のある食事。それも肉に、目が輝いている。


「ま、褒めてあげるわ。下僕ども」


 完璧な上から目線のアイリーン。

 相も変わらぬその風格は、もはや王者のそれだ。


「誰が下僕だ」


 不服げな声を上げるリオン。


 この焼かれている鹿を仕留めてきたのは、リオンとバンである。近くの森に薪を集めにいっていたのだが、その途中――水飲み場であろう泉にいた鹿をついでに狩ってきた。最近の食糧事情に不満を抱いていたのは、みんな同じなのである。


 途上に村でもあればよかったのだが、街道から離れているのか、それとも夜間も強行軍をした時に見落としたのか、現在に至るまで行き当たらなかった。楽観視していたために港で仕入れた食料の類はあっさりと底を尽いてしまったのだ。残ったのは無味乾燥な携帯食ばかり。ここ数日の食事風景は、無言でモソモソと食むばかりの薄暗い感じだったのである。


 そうした作業に精通しているリオンとバンが鹿を手際よく捌き、鹿肉の串焼き(塩味)を作り上げたのを、みんな明るい顔で食している。


「でも、バンくんが料理得意なのは少し意外かも?」


 軽く小首を傾げながらレイチェル。

 どちらかというとキラが得意そうな印象を抱いていたのだが、現実には真逆だったりするのだからいろいろと面白い。


「強いて言うなら古巣の影響だ。それに『料理』と呼べるほどのものを作る腕前はない。大雑把に捌いて焼く程度の作業が精々だ」


「それすら出来ないのが、あんたの相方なんだけど?」


 意地悪そうな顔でキラを指差すアイリーン。


「血とか臓物とかは苦手なんですよ。悪かったですね。普通の料理ならそこそこ出来ますよ!」


 憮然とした顔で言うキラ。


「得意だと断言する人がいたら、それはそれで嫌な人だと思うけど……」


 苦笑いのレイチェル。

 間違いなく変態か、狂人の類である。ひゃっはーとか叫んでそうな感じの。


「要は気にするかしないかだろ、そんなもの」


 機械的に鹿を捌いていたリオンの言葉。


「それにうんざりするぐらいに見慣れているだろう」


 キラがどうしてそうしたものを未だに直視するのも抵抗しているのかを、不思議がっているようなバンの反応。


 それはそれでどんな環境を生きてきたのか疑問に思うべきなのかもしれないが、食事に意識の大半を傾けているので誰も言及しない。


 きっと聞いたら不味くなる。


「見慣れていても、受け付けるかどうかはまた別問題だろ」


 バンに返してから、天敵に向き直るキラ。


「――てか、そもそもそれを言うなら、アイリーンさんも似たようなものでしょう。野営の準備も食事の用意も全く手伝わなかったじゃないですか」


「私はやらないだけよ。やれない人といっしょにしないで」


 結局やらないのなら変わらないよね――と思う一同だったが、わざわざ言葉にはしなかった。下手に話題を長引かせると鹿肉が焼け焦げて食べられなくなる。


「それにちゃんと周辺警戒をしていたわよ。言いがかりはよして欲しいわね」


 つまり、身体を動かすような作業は何もしていないのであるが、不思議な説得力でそれ以上の言及を回避するアイリーン。


 アイリーンの索敵能力を疑う者などいないが、傍目には何かをしているように見えないのが難点なのである。


 それを理解していないアイリーン。指摘しないその他。あしらわれるキラ。


 今日も変わらず、人間関係は平和だ。


 大月が中天に近づき、小月も顔を出して夜も更けてきたが、眠るにはまだ早い時間帯だ。アイリーンとキラの(毒舌)雑談も盛り上がっている中で、食後の香茶で喉を潤していたレイチェルは立ち上がる。


「ちょっと水浴びに行ってくるね」


 暖かな季節から、暑い季節への移行が進んでいるこの時期。日中に歩いていると嫌でも汗をかくものである。そんな状態で眠る気にはなれないので、近くの森にあるという泉へと身体を洗いにいくのである。女の子なら当然の日々の嗜みである。


「………っ」


 なぜかピクッと反応するリオン。


「そ。場所はわかる?」


 男前に肉を噛み千切りながらアイリーン。


「大丈夫だと思うよ。リオンも一緒だし」


「………っ」


 レイチェルが言い出した瞬間に背を見せながら立ち上がっていたリオンだが、逃亡のための第一歩が大地を踏みしめる直前に、腕が伸びたかと錯覚させるほどの早業でその襟首を掴まれていた。


「………っ! ………っ!?」


 ジタバタジタバタと往生際悪く抵抗するリオンだが、こうした場合のレイチェルに抗えるものではない。


「リオンも一緒だし、ね?」


 にっこり笑顔で最終確認。


「………うん」


 それには逆らえないリオンは、小脇に抱えられて連行されていく。


「………………なんか、意外な光景ですね」


「かつては『鋭刃(ジ・エツジ)』と呼ばれたあの子も、レイチェルの傍だと借りてきた猫よりも大人しくなるわよ」


 暗殺者として育てられた戦争孤児。


 そうした生い立ちは珍しくなく、それなりの才能の発露とともに『鋭刃(ジ・エツジ)』の二つ名を与えられるも、初仕事前に折れたために『廃棄処分(ロスト・ナンバー)』の仲間入り。その死を前提とした任務で、レイチェルたちと出逢ったわけなのだが――


 その当時を知る者たちからすると、今のリオンはまるで別人だろう。


 あまりにも鋭すぎたからこそ折れてしまった『刃』は、ようやく『鞘』を得た。それが誰かなのか、それとも場所なのかは判然としないが、今の彼は人間に近い。


「いえ、それは大抵の人がそうなので驚きはしませんけど、水浴びに連行させられるリオンくんというのが少しアレだと思ったんですよ」


 そういうのは一人で粛々と済ませそうな印象があるし、実際にこれまでの道程では濡らした布で身体を拭いたりしていた。


「生い立ちとその後の経緯を考えると仕方がないんだけど、リオンはわりと一般常識が欠落してるからね。水浴びや湯浴みの類には無頓着だったのよ。濡れた布で拭くぐらいはしてたけどね。それを矯正するためにレイチェルが張り切ったのが発端で、それから習慣化したのよ。今では姉弟のスキンシップみたいな感じになってるわね」


 焚き火に薪を放り込みながら、アイリーンは続ける。


「最近はお子ちゃまなりにませてきたからみたいで、あんな風に形ばかりの抵抗をしてるけど、ようするに照れ隠しよね」


 レイチェルの羞恥心のなさが、リオンにはやや刺激が強いのである。

 微笑ましいやら、イジりたいやらって感じだ。


 ………ちなみに、そうした場に居合わせたアイリーンにはきっぱりと無反応だが。どういう意味だ、ガキ。


「なんといいますか、年頃の少年らしいですね」


 キラが笑う。


 普段のリオンは年相応な面をあまり見せない。レイチェルが絡まない限りはほとんど皆無だといっていい。それを不自然に思うほどに冷静沈着で、動作の一つ一つにも隙がない。


 キラやバンのような戦場育ちとはまた異なる『教育』の痕跡が伺えていた。


 そうしたものは簡単に抜けるものではないのだからこそ、どこかで折り合いを付ける必要があるのだが、適応できずに潰れていく者もまた多い。


 かつてのキラがそうであったように、リオンもまたそうした方面には不器用だったろう。


 それがよい方向へと変われたのは、やはり――


「レイチェルさんは不思議な方ですね」


「うん?」


 話題の繋がりがなかったので、アイリーンが不思議そうにしたが、すぐに流れを読んだらしく誇らしげな顔をする。


「そうね。私たちがこうして集まっていられるのは、あの娘がいるからね。あの娘の周りは居心地がいいっていうのかしら?」


「そうですね」


 薪を放り込みながら、クライブも同意を示す。


「言葉では説明できない感覚ですけどね」


「わかる気はする」


 キラとバンもうなずく。

 穏やかな時間とともに、ゆっくりと夜は更けていく。



 ● ● ●



 森の奥にある泉は、そこそこの大きさがある。


「………はぁ………」


 隅の方で身体を水に浸しながら、リオンは緩くため息を吐く。


 野生動物の水飲み場でもある泉で、武器の一つも持たずに裸でいるのにはかなりの抵抗があるのだが、レイチェルに逆らう方が時間と労力を多大に消費するので仕方がない。しかも、最終的に服を剥ぎ取られるという結果は変わらない。


 体術というか戦闘用の技術はリオンが明らかに上回っているはずなのだが、レイチェルに対する感情云々を差し引いても、こういう場合は不思議と天秤が逆転するのである。シリアスパートとギャグパートの違いといってしまえばそれまでだが、理不尽を覚えずにはいられない。


 深遠な命題に挑む(ある種の現実逃避)リオンの耳に、パシャン――と、水の跳ねる音が届く。


 木々の狭間から差し込む月明かりに照らされながら、一糸も纏わぬ姿で水と戯れているレイチェル。


 それはまるで妖精が踊っているかのような幻想的な光景だった。


「………………」


 そんな姉を半分俯きながら視界に入れないように努力しようとしながらも、ほとんど無意識に視線が向きそうになっている自分に自己嫌悪するリオン。


 ふと気づけば、視線が惹き付けられている不思議。

 誰かに興味を持つ――それはかつての自分には存在しなかった感情だ。


「………………」


 その理由に思いを馳せる。


 レイチェルの容姿や女性らしい身体の起伏などではない。リオンの貧相な語彙では説明しづらい感覚なのだが、強いて言うならレイチェルそのものを見たがっているというのが、感覚的には正しいような気がする。


 その内側にある見えない『何か』に強く惹かれているのだと思う。


 そして、それは他の連中も同様だろう。


「………………」


 頭上から差し込む月明かり。二つの月を見上げる。


「それはそれとして、女としての羞恥心が欠けてるのも問題だとは思うけどさ」


 そんな意味の無い動作を挟んで、顔の半分を水に浸して泡を吐きながら愚痴るリオン。


「ん~、何か言った?」


 隠そうともせずに近づいてくるレイチェル。


「見てる方が恥ずかしいから少しは隠してよ」


「家族に見られても恥ずかしくないよ」


「その基準もどうかと思うけど、見てる方が恥ずかしいんだ」


「見られても減るもんじゃないし、大丈夫大丈夫♪」


「そういう問題じゃない」


 これは多分だが、レイチェルは今の面子ならば誰に見られても気にしない。それどころか、大抵の人間に見られても何も感じないだろう。


 リオンは己が肉体年齢よりも、精神年齢が低いと自覚している。与えられた知識はそれなりにあるが、与えられなかった知識は欠落しており、今さらながらに学んでいるような状況だったりする。主に一般常識と呼ばれるものを。


 そういう視点でレイチェルを見ると、精神年齢と肉体年齢にリオン以上に開きがあるような気がするのだ。


 羞恥心が欠落しているというよりも、まだ理解していないような幼稚さ――それは子供のように無邪気なのではなく、無邪気な子供のような些細な違和感。


 キラとかが興奮して襲いかかってきたらどうするつもりなのだろうと思う。多分、その刹那に自分かアイリーンが闇に葬るだろうけれど。時間とか距離とかは完璧に無視して。


「少しは危機感を持った方がいい。男はケダモノ。アイリーンは淫魔。襲ってもいいような隙を見せるのは愚行だ」


「………淫魔て。否定するのは難しいけど。でも、家族だから大丈夫だよ」


「何の根拠もない上に期間限定だろ。結論はみんな保留してる」


「とりあえずはね。

 ………やっぱり、リオンは嫌なのかな?」


 間近で視線を合わせた上での問いかけ。


 こちらの内心を見透かされそうな、それでいてこちらに本音を言おうと思わせる不思議な光を宿した双眸。


 まるで鏡みたいだと思う。

 善意には暖かなものを。悪意には相応の罰を。否応なく反射する鏡。


「………………………………別に、嫌じゃない。でも、気持ちの踏ん切りがつかない」


 レイチェルの求める『家族』になる。

 それはリオンの基準では、幸福になるのと同義だ。


 大事にしたい『姉』ではあるし、きっと大事にしてくれる『姉』でもある。


 だからこそ。

 幸せになっても――幸せを感じてもいいのかどうかがわからない。


 居心地がいいのは確かなのに、何かに後ろめたさを覚えているのも事実だ。


 今の中途半端な立ち位置でもそうなのだから、本気でそれを願ってしまえば、よくも悪くもいろんな意味で引き返せなくなる。


 それはまだ早い。早すぎる。

 そんな気がしている。

 だから――


「もう少し時間が欲しい。オレはまだ何も知らない。何もわかっていない。もっといろんなものを見て、いろんなことを考えてから答えを出したい」


「うん♪」


 レイチェルは褒めるように微笑んでから、リオンの頭を撫でる。


「答えは急がないから、ゆっくり考えてね」


「うん」


「リオンは偉いね♪」


 うなずくと思い切り抱きつかれた。アイリーンが予測していたように着痩せするタイプであるレイチェルの、服の上からの予測よりも豊満な双丘が顔に押し付けられる。


「わっぷっ!」


 半ば押し倒されるような形で、二人して水に沈む。


「いつの間にかいろいろと自分で考えるようになって、そんな風に言えるようになってるなんて、お姉ちゃんはとっても嬉しいぞ♪」


「………あぶっ………ガボベッ………ぶはぁっ! 答え出す前に溺れ死ぬってっ!」


 二重の意味で窒息する。


「大丈夫大丈夫♪ なんとかなるって♪」


「加害者が言っていいセリフじゃねぇっ!」


 先にも増して擦り寄ってくるレイチェルを押し返しながら叫ぶ。


「さぁ~♪ そろそろ洗いっことかしよっか♪」


「なんでそうなるっ!」


 顔が赤くなるのを自覚して、逃げ出そうとするがあっさりと捕まる。普段はのんびりしているくせに、こんな時だけ神業のような捕縛術を使わないで欲しい。


「姉弟のスキンシップ?」


「なんで疑問形!?」


 ちょっと真面目だった空気が台無しになったが、そんな風に我がことのように喜ばれるとリオンも悪い気はしない。


 そうした変化へと導いてくれた姉の期待に応えられたのだから、誇らしくも思う。


 水の中での姉弟の戯れは、リオンが根を上げるまで続いた。





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