昼食と友人登場
連続投稿で。
「でさー、お前がやってる時に別の奴と戦ったんだけど、相方が事故って即死して、ほんとに参ったよ」
僕とカイは昼休みが終り机をつけて弁当を広げる準備をしながらゲームの話をしている。
「カイは前衛だから守ってあげなくちゃいけないけど、事故即死じゃあ守るも何もないもんね」
愚痴に近いソレを聞き流しながら弁当を広げいる。今日の弁当は昨日の残り物やソレに加えた卵焼きなど
普通のメニューではあるけれど、味は悪くないはず。
「やっほー!ねぇー、今日のお昼なにもってきてるー?」
そこに一人の女の子が来た、僕もカイもよく知っていて仲良くしてる友達の一人。
「おぉ、ハルカ、今日は俺らふたりとも弁当だ、一緒に食うか?」
カイがハルカに反応して言葉を返したたので、僕はもう一人の友達のことを二人に聞くことにしてみた
「あとはユキがいれば全員揃うんだけど…風邪だっけ?」
ユキは風邪を引いて休んでいると朝のホームルームで担任から聞いていた、ほぼ確認のためというのが大きいかな。
「うん、風邪。あの子の病弱も治ってくれるといいんだけどねー」
ハルカが含み笑いをしながら教えてくれた
ユキは体が弱いみたく、動くことは出来るのだが、風邪や病気なんかを起こしやすいんだ。
起こしやすいのに治るのは早い。
だからハルカも笑いながら話せるんだよねー。
「あ、その卵焼きいいなー!頂戴!」
言うが早くに手が伸びてきた
「ちょっ箸つかいなよ!手が汚れちゃうよ」
そんなことお構いなしに手で卵を掴んで口に放り込んだ
「気にしない気にしない。んーっおいしい」
やっぱり料理をほめられるのは嬉しいよね。
…家では失敗ばっかりなのは秘密にしないと
そんなこんなで昼休みは過ぎていった...