第2話 学校生活
ホームルームが始まると同時に席についた。
先生が何か喋っているようだがその言葉は
耳の右から入って左に流れていく。
その時間何をするかって?
いつもなら頭の中で自分の好きなアニメを流す。でも今日は、そんないつもじゃない。
"悪魔"と"天使"がずっと小さな小競り合いをしている。
たまったもんじゃない。また、一つ僕の中にある幸せが奪われていく。
(もうこれに慣れていくしか無いのだろか、、、)と考えても意味の無いことに時間を潰す。
そんなこんなで、ぼーっとしている僕の頭の外から、『日直号令』とちょっと気だるそうな挨拶で、声をかける先生。日直がそのまま『起立』と掛け声をかけると同時に、いつもと少し違う朝のホームルームが終わる。
勇太『なぁ,1時間目って何だっけ?』と勇太が僕に話しかけてくる。今日は火曜日、たしか一時間目は、、
僕『一時間目は、数学だよ』と教える
勇太『サンキュー!』
毎回この流れをしている気がする、、、
勇太とは長い付き合いだしこう言うのはもう慣れた物だが正直面倒くさい。
毎日、いや毎回同じ内容の質問に答えなきゃいけない。"わざとか"?と思う瞬間もある。こう言う所はいい加減直してほしいものである。
号令と同時に授業が始まる。
正直に言うと僕は頭が悪い。特に数学が大の苦手である。世の大人たちに問いたい。今後生活している上で、四則演算以外使うことはあるのだろうか?多分ほとんどの人は無いと答えるだろう。
ではなぜ勉強するのか。それは至って単純である。
"人類"が学ぶことをやめた時にそれは"人"では無くなるからである。考えてみてほしい。
ホモ・エレクトスが知恵を働かせる努力をしなければホモサピエンスにはならなかったしその進化したホモサピエンスがさらに知恵を働かせなければ今の私たちにはならないからである。と勉強をする理由を頑張って探してもなお勉強する気が起きないのは、いつものことである。
先生『おい』
僕『・・・』
先生『おい、秀』
僕『・・・』
先生『おい秀‼︎‼︎』
僕『は、はぁい!』
先生『ここ答えられるか(怒)?』
僕『、、わかりません』
先生『ぼぉーとしている暇があったらしっっっかりとノートを取るように』
僕『はい、、、』
悪魔『ブワァーハッハッハッァー』
天使『実に滑稽ですね。先生のおっしゃる通りでございます。』
僕『くっ、、』別にそこまで言わなくてもいいだろうに先生も少し怒りすぎだろ。それにこの悪魔と天使も本当にムカつく奴らである。
キーンコーンカーンコーン
授業が終わり花音が近づいて来る。
花音『さっきは災難だったね』
僕『本当、いつもはあそこまで怒らないからびっくりしたよ』今とっさに口に出たがよく考えてみたらちょっと不思議に思えた。いつもであれば 気を付けろよくらいで済むはずなのに、、、
僕『多分更年期なんでしょ』
花音『アハハそうかもね!』と何気ない会話をしていたら。そこに勇太も来た。まさか、、、
勇太『なぁー秀次の時間、何の』
僕『体育だよ』
勇太『おおー!すげーな秀!お前預言者か?』
言われなくても予想できる質問だったので、言われる前に答えてみただけである。本当に自分が質問同じ質問しかしていない事に気付いていないようで、思わず笑いそうになってさしまった。
勇太『よし、じゃあ早く更衣室行こうぜ! 』
はいはいと答え教室を後にする。僕たちに続いて、全員が教室をでる。
体育が始まる。今日の競技は、バスケである。
ハズレだ。最悪すぎてトイレに行って時間を潰そうか迷うほどである。まあ結局そんなことをする勇気は無いのだけれども
先生『じゃあ2人一組でペア組んで 〜』
僕のように友達がほぼいない人は、この言葉に苦しめられるだろうが僕は違うなぜなら、
勇太『おい!秀一緒にペア組もうぜ!』
本当に毎回助けられる。勇太のおかげでこの最難関とも呼べるアップの時間をいつも乗り切れるのである。
試合が始まる。『僕はベンチでいいよ』と沢山 試合に出たいであろう陽キャどもにスタメンを譲る。そうあくまで譲る。
悪魔『お前は、試合に出なくていいのか?』本当に余計な野郎である。
天使『多分本当の実力を隠しているのですよ』と明らかに悪い顔をしながらニヤニヤとこちらを見て来る。多分悪魔よりもこいつの方が悪魔である。
悪魔『あの勇太とか言うやつスゲェーな!』
これに関しては同感である。勇太の運動神経は、本当に人並みハズレている。
勇太が仕事を終えた顔でコチラへ向かって来る。
勇太『ごめん秀、お腹痛いからトイレ行ってくるわその間試合に出てもらってていい?』
断りたい所だが、親友の頼みなので、断れない。
仕方ないここはいっちょかましてやりますか!
僕『勇太お前が留守の間は俺に任せろ』と少し拗らせている言葉を述べてコートへと足を踏み入れる。
『秀パス』僕に絶好のチャンスが回って来る多分一生一度のチャンスであろう。
僕『いっけぇぇぇぇえ‼︎‼︎』
リングから鈍い音が聞こえる。見事に外した空気は最悪である。だからバスケは嫌いなのだ。
悪魔『お前本当におもしれぇーなぁー』
多分文末に(笑)がついた話し方で喋りかけて来る。
天使『おおーお見事!リングに当てる天才ですね!』こいつはナチュラルに煽って来る。本当にムカつく。そんな事をしている間に勇太が戻って来る。
最悪な体育が終わり教室へ戻る。そこで事件は起きる。信じたくは無いがそこには、人生最大の悲劇が広がっていたのである。
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