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この世の中は悪魔に埋め尽くされている

天使:『それはですね、、、』

含みを持たせた言い方をしてくるせいで余計に気になる。

僕:『勿体ぶって無いで、早く教えろよ!』

天使:『落ち着いてください今から教えますから!』

悪魔:『そうだぜぇー、物事には順序ってもんがあるんだ』

僕:『お前にだけは言われたく無い』

天使:『喧嘩はやめて下さい。いいですか?順を追って説明しますから。』

天使:『まずは、天使と悪魔そして神の役割についての説明ですが、わたくし天使は、言わばこの中界の"管理者"のようなものです。そして、悪魔が"生産者"、神がこの世界のルールや地形、生き物などを作る"創造者"です。』


 神が"創造者"と呼ばれる理由は、納得できる。

問題は他二つだ。"管理者"?"生産者"?なにを管理して、何を生産するんだ?分からないことが多すぎる。これ以上聞いてはダメな気がするが。

もう今更だろう。聞ける限り全てのことについて聞いてみようと思う。

僕:『"創造者"は分かったんだけど"管理者"と"生産者"が何を管理して、何を生産しているのか教えてくれないか?』

天使:『いいですよ。ただしコレからの人生今から喋ることは他言無用でお願いします。』

悪魔:『この事について喋ったら最悪下界送りかもな!ワァーハッハッー‼︎‼︎』

僕:『勿論約束する。それにこの事を言っても誰も信じてくれないしね』

天使:『まず、"生産者"から話します。生産者はこの中界に"才能"を生産する為に存在します。そして、"管理者"は主にその才能を持つ者の個体数の管理や悪魔たちの管理をします。』

何を言っているのか全くと言っていいほどに理解出来なかった。才能が生産されてる?しかもその個体数の管理、それに加えて悪魔たちの管理まで

本当にどういうことかわからない。

 僕があっけに取られている横で天使は淡々と喋り始める。


天使:『多分なにを言っているか理解出来なかったと思うので、1から説明します。まず、悪魔とは、常に取引を持ちかける生き物です。あなたたちの世界の本なのでよく見る悪魔は、"富"や

"権力"、"才覚"に"不老不死"など自分が持っていないモノなどを自分の魂を代償に与える存在をイメージすると思います。ですが本当の悪魔は違います。取引は、取引でもその時の選択によって、"未来"が変わるモノを提示する存在です。』


僕:『その時の選択によって、未来が変わるつまりは魂を失う可能性もあるし選択次第では、何かすごいものを得られる可能性があるってか?』

悪魔:『まぁ、そういう事だな』

何故かこいつが言ってもしっくり来ないが悪魔本人が言っているという事はそういう事なのだろう。


天使:『そして、その悪魔には大きく分けて、2種類存在し片方は、どちらの選択をしても悪い事が起きてしまう悪魔か、逆にどの選択をしても最高な結果になる悪魔かの2種類です。』

僕:『、、、いや、待て待て待て。言ってることが矛盾してるじゃないか!さっきの説明だと僕たちの選択次第では、いい結果にも悪い結果にもなりうるって言ってたじゃないか!』

天使:『えぇ、そうですが?それに、私は未来が変わるとしか言ってませんよ。それに今から詳しく説明しますから』

天使:『では、仕切り直して、それぞれその悪魔の才覚によって、効力は違いますが大体の悪魔は、前者のようなものばかりです。ですが稀にものすごい才覚を持った悪魔が現れます。そして、その悪魔と取引する事ができた人間は、どんな状況に置かれていても後に才能を待ちそれを発揮できる者"天才"として、周囲から崇められる存在になります。まぁ、でもその悪魔の才覚を確認する方法は、直接人間と取引する以外に各難する方法はないんですけどね、』

天使:『後貴方は魂を取られるだとか物凄く悪い事を想像しているようですが才覚がない悪魔と取引したところで、せいぜい忘れ物が増えるとかその程度ですよ。元々才覚が無いんですからそんなに悪い取引ができるはずがないでしょ』

僕:『ふぅー、、それもそうだな!すまん僕が焦り過ぎてた!悪魔たち"生産者"についての役割はなんとなくわかった!次は君たち"管理者"としての役割を教えてくれ!』

天使:『では、私"管理者"についてですが至って単純です。天才と凡人の割合を調整します。そして、才覚を持った悪魔が取引をしなかった場合取引をしてほしいと促すというのが役割です。』

悪魔:『だから、コイツが俺の上司みたいなもんだって言ったんだぜ。悪魔と天使は常にペアで動かねぇーといけないんだ』

なるほどな。割合を管理するか。それにこの話だと俺のところに悪魔と天使がいるという事は俺は、コイツらにこれから取引を持ち寄られるか?

本当に面倒な事に巻き込まれてしまったと、もう取り返しのつかない3年という年月が過ぎた頃に気づいたのである。

僕:『お前ら、僕と取引がしたいんだろ?どんな内容なのか教えてくれよ。』

悪魔:『あぁーいいぜぇー!俺はスゲェー才覚がある気がするぜ!じゃあ取引だ‼︎おい、天使

神託を俺に授けてくれ!』

なるほど取引をどうやるんだ?って思ってたけど神様から天使を通して神託を授かるのか

天使:『えぇ分かりました。では、行きますよ

はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!』

おぉ!天使が本気で叫ぶと迫力があるなぁと僕が俯瞰して眺めていると

天使:『授かりましたよ ッハ!フハハ!あなた達らしいですね!』

悪魔:『なんだこりゃ?』

僕:『どういう取引内容なんだ?僕にも教えてくれ』

悪魔:『えぇーっとまず取引の内容は3種類だ。

一つ目:この先の未来を自分が望んだ通りに生活できる。代償は世界の人口のうち3%が下界送りになる。

二つ目:何も起きない代償もいらない

そして、三つ目:この悪魔を自我があるまま人間にする。代償は他の悪魔達も全て人間になる。

だってよ、』

僕:『他に書いてある事は無いのか?』

悪魔:『あぁ、無いぜ。まぁ神託を授かった以上この中から選ぶしか無いんだ。さっさと選んでからねぇーか?』

そんなさっさとって言われても流石に困る内容だ。よしこう言う時は、一旦冷静に考えよう。

まず一つ目だが絶対に無しだ。自分の望んだ生活が出来るのは嬉しいが世界人口の3%もが死ぬのはダメだ。赤の他人ならまだしももしその3%に自分の家族、友人はたまた隣の家の人でもだ。死ぬ可能性があるものだけは絶対にダメだ。

次に二つ目だが無しじゃ無いて言うか僕が望んだ普通の生活をなんの代償も無しに手に入れられる何も起きないと言う事は今と何も変わらないと言う事だ。本当はコレにしたいけど、





神託を授かる直前。

僕:『なぁ、もしこの取引が成立したらお前らはどうなるんだ?』

悪魔:『まぁ、使命を真っ当したんだ普通に考えたら消えるよな。。。』

天使:『私は消えないですけどね、"管理者"仕事が一杯ありますから』

僕:『消えた後に復活とかはできないのか?』

悪魔:『あぁ、できねぇ。なんせ魂ごと消えるんだ。』

僕:『なんで?消えなきゃいけないんだ?』

天使:『もし仮に優秀な才覚を持つ悪魔が消えなかったらどうなると思います?』

天使の言うとおりだもし優秀な悪魔が消えなければ天才が産まれ続けるここまではいい、もし仮にその人が取引で得た能力を犯罪などに使ったらどうする?きっと神でも無い限り誰も止められないだろう。

僕:『なるほどなつまり悪魔は消える事から逃れられないってことか。』

悪魔:『あぁーそうだぜ。まぁ、正直消えることに対して、全く興味もなければ恐怖もないんだけどな。』

僕:『なんで?』

悪魔:『だってよ〜お前ら産まれてくる時怖いと思うか?思わないだろ。それと一緒で俺らが消え

るのも最初からわかってて、それが普通の事だからだよ。』

僕:『、、、』

悪魔『よしじゃあ神託を授かるぞ』





悪魔:『お前、本当にコレでいいのか?』

僕:『いいんだよ、コレで。』

天使:『私はあなたならコレを選ぶと思っていましたよ』


僕は、結局何も変わらないいつもの生活よりも

悪魔が増えるおかしな生活を選んだ。なんでかって?そんなの至って単純で、明快で、理由なんて、答える必要ある?って思えるほどだ。まぁ、強いて言うなら"楽しい"からかな。それに僕は、コイツらと出会ってから色々な事を学んだ。

人は時に残酷で、冷酷で、自分たち自信をも殺しうる存在となる。しかも怖いのがコレが少し、

ほんの少しのキッカケで起こり得る。だったら

新しい存在を足せばいいじゃないか!

他のみんなもびっくりするだろおなーおぉっと危ないこの事を皆んなに言うと僕は下界送りにされちゃうんだった。まぁ、こんな長々と理由を考えたけど本当は、コイツらに居なくなって欲しくないって言うのは秘密の約束と自分の心に留めておくのであった。



僕:『おーい、阿久津大学遅刻するぞー』

阿久津:『わりぃ、わりぃ朝寝坊しちまった。』

僕:『お前は、ほんと昔からかわってねぇーなぁー。もう、アレから2ヶ月だぞそろそろ人間の生活に慣れろ。』

天使:『そうですよ。あなたはもう人間なんですから。私がわざわざ仕事を休んでまで来てあげてるのですよ。それに今日が待ちに待った入学式ですよ!しっかりしないと!』

阿久津:『お前は俺のお母さんかよ』

僕:『アハハッやっぱ登校はこのぐらい騒がしくないとな!大学生活、たのしくなりそうだなぁーーーー!』

阿久津:『そうだな!』

天使:『そうですね!』


なんせ今はもう昔の世界とは違って、

【この世の中は悪魔に埋め尽くされている】

のだから。

今回まで、見ていただいた方本当にありがとうございました。今回はいつも以上に誤字などを念入りにチェックし何回も話の内容がおかしく無いか、本当にこのままでいいのかなどたくさん考えて、書いたので、なんかとてつもなく疲れました。自分自身飽き性気味なところがあるので、この話を完結できるか不安と挑戦を込めて書き始めましたがいつも見ていただいてるかたや応援してくれる方のおかげで最後まで話を書くことが出来ました。本当にありがとうございます。今後は、全くの別ジャンルや短編、エッセイなども書いていきたいので、もしよろしければフォローの方をしていただいて、期待して待ってて欲しいです。

本当にここまでこの作品を読んで頂きありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします。


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